タグ: 仕事・職業
鉄道業界で働く!憧れの車掌や運転士などの「鉄道スタッフ」になるためには? DATE:2024年1月10日 旅行

 

都市圏はもちろん、地方都市でも欠かすことのできない公共交通機関である鉄道。通勤や通学だけではなく、旅行などでだれもが日常的に利用し、低額で移動できる、とても便利な乗り物ですよね。また鉄道の仕事や車両に対して、熱心な関心を持つファンもいるほど、魅力的な業界でもあります。
そんな鉄道会社や関連する会社で働くことに、憧れを持っている人も多いのではないでしょうか。この記事では、鉄道に関わる仕事である「鉄道スタッフ」について、くわしく解説します。

鉄道スタッフとは

鉄道スタッフとは、運転士・車掌・サービスカウンター業務に当たる駅員など、鉄道運営を支えるすべてのスタッフのことです。各部署や担当・専門業務によって職務内容はさまざまで、特定の職種や役割を指すものではなく、鉄道の運行に関わるすべての仕事だといって良いでしょう。
鉄道スタッフの主な業務は、発券・予約業務・車両・ダイヤ・料金などの案内だけではなく、観光・周辺地理案内などの窓口業務や設備管理やプラットホーム・車両内での接客まで多岐に渡ります。どの部署や担当に就くかで代わりますが、どんな場所でも的確で柔軟な対応が必要です。
鉄道の運行を滞りなく進め、利用客が目的地まで到着するまで、安心・快適に過ごせるためのサポートが役目。そのため時刻表を効率よく活用できる能力や、料金計算能力も必要であり、駅や車両の設備・沿線・乗り換え情報を熟知しておくことも大切でしょう。鉄道を利用するお客様の中には、その時間の正確性から、仕事での移動に利用する方がとても多く、的確で素早い対応が求められます。
また鉄道業務は、お客さまの命を運ぶ仕事ですから、子供や高齢者、身障者の利用に対しては、安全で細やかな心配りと接客も必要でしょう。もちろん表に立つ仕事だけが鉄道スタッフではなく、車両そのものに問題がないかつねに目を光らせ、最適な整備をするための仕事もあります。

鉄道スタッフの仕事の種類

鉄道スタッフの仕事は、事業者などによっても細かく仕事内容が分類できるため、多くの業務があることは容易に想像できますよね。ですがそんな業務でも、大きくわけるとつぎのような4つの仕事に分けられます。
1. 鉄道の安全を守る整備系の仕事
2. 現場の最前線で活躍する現業職の仕事
3. スムーズな運行を担う運行管理の仕事
4. 鉄道の魅力的を高めるサービス開発の仕事
このようにたくさんの利用者と接するための仕事だけではなく、バックヤードではスムーズな運行を行うための仕事や、車両の安全を守るための仕事まで、おどろくほど多くの人材が関わっているのです。これらのすべての仕事を鉄道スタッフと呼びます。

①鉄道の安全を守る整備系の仕事

安全な鉄道の運行に、何よりも欠かせない重要な仕事が「整備」の仕事です。
車両の問題につねに目を光らせるように点検し、不良箇所を瞬時に見抜き、最適な整備を短時間でこなす技術力が必要。もちろん点検や整備が必要なのは、車両だけではありません。
枕木・レール・信号・電力線などをふくめ、あらゆる駅や線路の保守まで対応します。すべてにおいて、鉄道独自の専門的な知識と技術が求められる、技術のスペシャリストです。
日本の鉄道は世界的に見ると、時刻の正確性が高いだけではなく、事故がとても少ないことでも知られていますよね。これらは見えないところから運行を支えている、整備系の仕事に携わるスタッフの仕事があるからこそなのです。

②現場の最前線で活躍する現業職の仕事

鉄道会社の最前線に立ち、利用者への接客や対応などをする仕事は「現業職」と呼ばれます。
• 駅員
• 車掌
• 運転士
このような仕事はすべて現業職。だれもが憧れる仕事である「車掌」や「運転士」も現業職で、これらの役職は駅員の仕事からスタートします。入社後は駅での窓口業務・改札・清掃などの、いわゆる駅員さんとして勤務し、数年間務めたあとに試験を受け、合格した人が車掌や運転士になれるのです。
あなたが車掌さんや運転士さんを目指すのであれば、鉄道会社に入社後は、まず駅員さんとして務めるところが出発点となるでしょう。鉄道の利用者は、いろいろな人がいますから、一人ひとり求めているサービスの内容やレベルがまったく違います。駅内の案内ひとつであっても、口頭でサッと案内できる場合もあれば、構内の地図を渡して、さらに口頭でくわしい案内を必要なことも。
このように利用者がどんなことに困っているのか、どの程度のサービスを求めているのかを、瞬時に判断するコミュニケーション能力が必要です。世の中に、かならず必要とされる鉄道に関わる仕事ですから、それだけやりがいのある仕事です。

③スムーズな運行を担う運行管理の仕事

公共の交通機関である鉄道には、正確な時間での運行であることが求められます。そしてこのような正確な運行のための計画を立て、実際に運行を管理するための仕事が運行管理です。運行管理を担当する役職者は「運行管理者」と呼ばれ、利用者の見えないところで、最善のサービスを提供するために奮闘しています。
鉄道を利用していると、いつも安定した定刻での運行が、淡々とされているようには見えても、裏では運行管理者たちがつねに問題を解決するために管理をしているのです。自社の運行管理だけではなく、乗り入れや乗り換えのある、他社のダイヤも含めて考えなければならないため、想像しているよりもはるかに大変なもの。
とくに首都圏や関西圏など、鉄道が主な移動手段となっている都市部では、利用者の利便性の維持のために、とても重要で大切な仕事です。車両の故障・事故・天災などは、思わぬタイミングで発生し、時には予期せぬ問題が重なることも多々ありますから、想像以上に大変な業務ですが、その分やりがいのある仕事でしょう。

④鉄道の魅力的を高めるサービス開発の仕事

鉄道は公共交通機関ですから、ある程度は一定の利用者が確保できる事業です。
しかし、鉄道事業者は企業ですから、つねに利用者の増加を目指さなければなりません。そしてそのために必要なのが、鉄道の魅力を高めるための開発サービスの仕事というわけです。
鉄道利用者のニーズや動向をデータや世論、テストなどから分析し、サービスの企画や見直しを行う仕事です。ほかにも効率を高めるシステムの導入を検討するなど、企業全体の生産性を高めるための仕組みづくりなどを担当する場合もあります。

鉄道スタッフに関わる資格

鉄道スタッフの仕事に携わるための特別な資格はありません。資格がなくとも、そのまま鉄道業界へと飛び込むのが一般的。
ですが鉄道スタッフに関わる資格はいくつかあり、保有していると就職や転職に有利なほか、働きはじめても資格や知識が活かせることもあるでしょう。
1. 国内旅行業務取扱管理者
2. サービス介助士
3. 国内旅行地理検定
代表的なものが、以上のような資格です。絶対に必要というわけではありませんが、これから鉄道スタッフを目指すのであれば、取得を目指してみるのもよさそうですね。とくに専門学校へ通う学生であれば、社会人とくらべると勉強時間が取りやすいですから、在学中に多くの資格の取得にチャレンジしてみてください。

①国内旅行業務取扱管理者

国内旅行業務取扱管理者とは、旅行業法で定められている旅行業者の事業所で、旅行商品の取扱の責任者となれる資格です。
旅行商品の取扱をする事業所には、国内旅行業務取扱管理者が1人はいなければなりません。そのため、これを取得していると、旅行業界ではとても重宝される資格なのです。
また鉄道業界と旅行業は切っても切り離せません。なぜなら鉄道会社は関連会社経由で、旅行のパッケージを販売しているからです。
このような関連会社や部署に配属された時に、国内旅行業務取扱管理者の取得を持っていれば、役に立つことがあるでしょう。

②サービス介助士

サービス介助士とは、高齢の方や障害のある方をサポートするための資格です。駅を利用される方の中には、ハンディがある人もいますから、このような人たちを適切な介助で、快適に利用してもらうこともサービスのひとつ。
サポートと聞くかんたんそうに感じますが、介助には正しい知識が必要で、知識のないまま誤った方法でおこなってしまうと、利用者を危険にさらしてしまうこともあります。
介助を必要とするお客さまが多く利用する駅だからこそ、サービス介助士の資格が活きるのです。実際に多くの駅では、サービス介助士の資格を保有していることを示す、クローバーのバッジを付けた駅員さんは多くいます。
それだけ鉄道スタッフには重要な資格ということですね。

③国内旅行地理検定

国内旅行地理検定とは、国内外の旅行や地理に関する知識や教養の有無を判定する検定です。チリケンの呼称で知られており、24万人以上が受験した実績があります。
この検定を持っていることで、格段に特別な何かがあるわけでありませんが、旅行に深く関わる鉄道スタッフが持っていることで、なにか役立つ場面もありそうです。多くの土地のことを知っていれば、それだけニーズに合った接客もできるでしょう。

鉄道スタッフの仕事のやりがい

鉄道スタッフのやりがいは、多くの人の移動手段で、重要な公共交通機関である鉄道の仕事に関われることです。
鉄道スタッフといっても、ご紹介の通り、その業務は多岐に渡りますが、どの仕事も「人の役に立っている」と自負を持てるものばかり。利用者と直接やり取りをする駅員の仕事なら、感謝されたり喜ばれたりすることで、やりがいを実感できるでしょう。バックヤードの仕事であっても、毎日多くの人がトラブルなく利用してくれていることだけでも、それを誇りに感じられるはずです。
もちろん頻繁に何かしらのトラブルが発生し、大変な毎日であることに違いはありませんが、そんな問題を各部署で連携して解決することに、やりがいを感じている人もいるでしょう。いずれにしても、鉄道スタッフのやりがいとは、公共インフラである鉄道を利用者に気持ちよく使ってもらい、役に立っていると実感できることです。

鉄道スタッフの仕事で大変なこと

鉄道スタッフの仕事で大変なのは、早朝から勤務しなければならないことや、夜遅くまで仕事をしなければならないことです。
シフト制ではありますが、世間の休日などには関係なく、淡々と仕事をしなければならいことは、少し大変かもしれません。また緊急のトラブル時などの対応が続く時も、激務となることも。事故や天候不良など、トラブルが起きたときの駅・ホーム・車内はまさに戦場です。
多くの利用者を、できるだけ目的地へと輸送するために、ダイヤ編成の見直しから誘導まで、鉄道スタッフ全員が協力し合っての対応が求められます。トラブルはなぜか重なるもので、ひとつのトラブルが発生したときには、ふたつ、みっつと重なりやすく、そんな日が続いたときは本当に大変です。公共インフラを担う鉄道業界だからこその大変さだといえそうですね。

鉄道スタッフになるには

鉄道スタッフになるには、鉄道事業者の採用試験を受け、合格することが必要です。とくに資格は必要ないため、一定以上の学歴があればだれでも採用試験を受けられます。また鉄道スタッフになるためには、いくつかのルートがあります。総合職と呼ばれるマネジメントに関わる仕事の場合は、一般的に大卒以上の学歴が求められます。現業職などの場合は、高卒以上の学歴から採用人数を多く設定されており、高校や専門学校を卒業と同時に就職する人も多いです。現業職として最前線で活躍するのであれば、専門学校経由で、役立つ資格を複数取得してから就職するのもおすすめだといえるでしょう。


通訳ガイドの仕事について紹介します! DATE:2023年12月15日 旅行

「通訳ガイド」というお仕事について、聞いたことはありますか?これは、一言でいえば「通訳をしながら観光ガイドをする」というお仕事です。外国人観光客の増加する日本、特に2020年のオリンピック開催に向けて、需要が高まっているお仕事です。

通訳ガイドとはどのような仕事?

外国語力を活かした仕事をしたい!通訳の仕事をしたい!という思いから、通訳ガイド、ツアーコンダクターの仕事に興味をいだき始める方も、多いのではないでしょうか。通訳ガイドと聞くと、外国人のために「通訳をして案内をする」仕事というイメージがありますよね。

しかし、実際通訳ガイドがどのような仕事をしているのか、案内以外にはどのような仕事をするのかなど、通訳ガイドの実際のお仕事についてご紹介します。

 

外国人観光客を案内する仕事

通訳ガイドの仕事は、基本的には「日本を訪れた外国人観光客を案内する仕事」です。ツアー自体が全員英語を話す人であれば、ツアーコンダクターはとしては英語で案内をすることになるでしょう。日本で働くツアーコンダクの中には、日本語での案内のみ担当出来る方もいるため、海外からのお客様への対応として、通訳ガイドが活躍することが多いです。

他にも、特にお客様の国籍を限定しないツアーもたくさんあるため、日本人のツアー客に混じって、外国人の旅行客が入っていることもあります。こうした場合でも、通訳ガイドが活躍します。日本語での案内を担当する日本人ツアーコンダクターとともに行動し、日本人向けには日本語で案内をし、通訳ガイドがその内容を外国人旅行客に伝える、というパターンもあります。日本人ツアー客の中でも不安を抱くことなく、外国人旅行客が楽しむことができるパターンです。

しかし、通訳ガイドが担当するツアーは基本的に、外国人観光客向けのツアーです。そこでは、ただ目に見えるものについて説明するだけではなく、日本の文化や伝統、日本人の心などを、外国人観光客に伝えていきます。海外には、日本の文化が好きだからという理由で、日本に訪れる人がたくさんいます。京都に外国人観光客が多いのが、その代表的な例です。神社やお寺巡り、日本の歴史や文化を感じさせる場所だからこそ、外国人観光客に人気が高い観光スポットなのです。

日本が好きな外国人観光客から、最近興味を向け始めた人にまで、日本の良さを伝えて「また来たい」と思って頂くこと、これが通訳ガイドに求められることです。

ただ通訳をするだけではなく、どのような言葉で伝えれば日本の良さを分かって頂けるだろうか?どのように話せば相手の心に響くだろうか?と、考えながら通訳していくことが大切です。そのため、通訳ガイドはただ語学に長けていれば、ただ言葉が話せればいいわけではありません。

 

ホテルのチェックインなど手配をする仕事

通訳ガイドの仕事としてもう一つ大切なことは、日本語がわからない外国人旅行客に変わって、様々な手続きを代行する、というものがあります。例えばホテルのチェックインやチェックアウトなどの手続きを代行したり、免税店や一般的な商店、ショッピングセンターなどでの買い物に同行したりすることもあります。日本でも場所によっては英語で伝わるところもありますが、まだまだ日本語しか伝わらない、英語での接客には慣れていないところの方が多いです。

お店の人との会話が成り立たずに買い物できずに終わる、ホテルの人との会話が成り立たずにチェックインが上手くできないという問題をなくすために、通訳ガイドがこれらを代行するのです。

京都ではよく、英語を話す集団の観光客の中で、日本人の方が一人混じって店員さんへの注文を行っている姿を見かけたりします。通訳ガイドの大切な役目は、訪れた外国人旅行客に不便を感じさせないことです。

ただ、通訳ガイドが同行するツアーの規模は様々です。4~5人の人たちであれば手厚くサポートをすることができますが、10人以上を超えると、できる範囲も限られてきます。

一度に対応する人数によって、仕事の幅は大きく変動します。

例えば、少人数のツアーであれば、旅行中の生活面もお世話することがあります。日本は他の国に比べて安全とはいえ、はじめて日本に訪れる人は、それぞれに不安を抱いているかもしれません。国によっては文化やしきたりも日本とは違うため、食事のスタイル、買い物のスタイルなども異なります。そのような価値観の違いなどからストレスを抱くこともあります。通訳ガイドはそういった面も説明をしながら、サポートしていきます。

実際に付き添ってお世話をするためには、ツアー客の出身国の文化やしきたり、価値観などを理解しておく必要があります。この国の人はどのような文化とともに生きているのか、どのような価値観を持っている生活しているのかなどをあらかじめ知っておけば、日本との違いもおのずと見えてくるでしょう。食事のマナー、トイレのマナーなど、観光とは直接関わりのなさそうな部分でも、分化の違いは見えてきます。その上で、外国人旅行客が「不安」や「困った」と感じる前に、サポートすることができます。日本では当たり前に行っていることでも、国によっては理解できないこともあります。そこのギャップでストレスを与えないように配慮をすることが大切です。

細やかな気遣いをすることによって、「日本は良いところだ」と、外国人観光客に伝えることができれば、そのツアーは成功といえるのではないでしょうか。

ただ語学に長けていれば、通訳ガイドとして活躍できるわけではありません。実際に業務に就く上では、気配りや気遣いの気持ちが大切です。何よりも一番大切なのは、説明をする、案内をするというよりも、コミュニケーションをとって楽しんでもらおうと思う気持ちなのではないでしょうか。

 

通訳ガイドになるには様々な勉強が必要!

通訳ガイドになるためには、様々な勉強が必要です。どのような勉強をすれば、通訳ガイドになることができるのか見ていきましょう。

 

観光英語の勉強が必要

通訳ガイドをする上で欠かせないのは、なんといっても語学力です。英語が使えなければ、英語圏の方との通訳をすることはできません。その中でも観光英語は必須です。観光英語とは観光業務をする上での業界用語や、観光の場面でよく使う英語のことです。

観光英語検定という検定もあり、観光のシチュエーションで使われる英語について問われます。

観光英語検定には、そのレベルによって3級から1級までの等級があります。観光英語検定に合格しなければ通訳ガイドになれないわけではありませんが、通訳ガイドとして活躍するためには、1級合格レベルの語学力は身に付けておいて方が良いでしょう。

 

添乗するための資格が必要

通訳ガイドをするだけではなく、ツアーコンダクターのような添乗業務を行う場合は「添乗するための資格」が必要であり、一人で添乗業務を行うためには、自分自身が「旅程管理主任者」の資格を取得していることが必要になります。

通訳ガイドとして活躍する人の中には、フリーランスとして活躍する人もいます。ツアーの規模によっては、添乗するのは一人だけというのも、よくあることです。フリーランスとして仕事をし、外国人観光客相手のツアーに添乗するには、「旅程管理主任者」の資格を取得しておくことが必要です。

「旅程管理主任者」について、資格取得の向けた詳しい工程などについては、「旅程管理主任者」の記事でもご紹介していますが、この資格を取得するためには、必要な研修を受け、試験に合格し、さらに一定の実務経験を積まなければなりません。

実際には、以下のような事柄を学ぶことになります。

  • ◆旅行業務に関する約款
  • ◆旅程管理業務
  • ◆旅行業法

旅行業というのは、何でも勝手に進めて良いのではなく、「旅行業法」という法律で定められている部分もあります。さらに、他の資格とは違い、実務経験が必要になります。試験に合格すればすぐに取れるわけではないところが、少し難点ではあります。

 

通訳案内士の資格が必要

通訳ガイドの仕事をするためには、「通訳案内士」の資格も必要です。これ、実は「通訳案内士法」という法律で定められている、国家資格なのです!

通訳案内士の資格を取得するためには、次のようなことを学び、国家試験に合格する必要があります。

  • ◆外国語
  • ◆日本地理
  • ◆日本歴史
  • ◆一般常識

ただし、この中での「外国語」は英語だけではありません。次のような言語でも受験することができます。

  • ◆英語
  • ◆フランス語
  • ◆スペイン語
  • ◆ドイツ語
  • ◆中国語
  • ◆イタリア語
  • ◆ポルトガル語
  • ◆ロシア語
  • ◆韓国語
  • ◆タイ語

英語が得意、スペイン語なら得意など、自分の得意な言語があれば挑戦することができます。観光英語検定で英語力を身に着けて、英語を専攻として通訳案内士の試験に挑むのもいいですね。外国語の試験内容としては、読解、和訳、和文からの外国語訳、何かのテーマや用語を外国語で説明する、などの問題が出ます。特に語学力に関しては英語検定1級レベルの語学力が求められるので、かなりの勉強が必要になります。

また、日本の地理や歴史については、基礎的な知識が問われます。

一般常識の試験内容は、日本の産業や経済、政治や文化に関する内容が問われます。日本自体がどのようなもので、外国とどのような関わりを持っているのか、基礎的な知識が必要です。

筆記試験に合格した後には面接試験も行われます。ただ知識として知っているだけでは、外国人を案内することはできないからです。そのため、通訳ガイドの仕事として必要なコミュニケーション能力について、面接の中で問われるようです。通訳ガイドは語学力だけではなく、日本の良さを伝えるために様々な知識が必要になります。

 

通訳ガイドになるなら!

通訳ガイドになるためには、どこで何を勉強すれば良いでしょうか。様々な資格が必要になることがわかったからこそ、独学で挑戦するには、難関であることがお分かり頂けたでしょうか。

 

語学関係の大学に進む

通訳ガイドを目指す人の多くは、語学力を活かしたいと考えている人ですから、語学関係の大学に進む人が多いです。英語と第二言語を勉強することができるので、自分の得意な語学で試験合格を狙えるからです。

まずは語学力を鍛えたいという方は、外国語の大学を選択するのも、一つの道といえるでしょう。一般常識や日本の歴史や地理は、独学でも勉強することはできます。

ただし、添乗業務を一人でする場合を考えると、「旅程管理主任者」の資格も必要です。ツアーコンダクターなどの添乗業務をする人の多くは、就職してから資格を取る人も多いですから、大学在学中は語学に専念し、通訳案内士の資格を先にとってしまうのも良いかもしれません。

 

観光系の専門学校に進む

もう一つの方法は、観光系の専門学校に通うことです。専門学校では語学だけではなく、現場でのコミュニケーション力も身につけることができます。

通訳ガイドになるためには、勿論資格は必須になるため、語学力が一番大切です。京都ホテル観光ブライダル専門学校の旅行学科では、英語検定、観光英語検定、TOEICなどの語学力を高めるための授業と試験を受ける機会があります。

しかし、語学力が優れていて、必要な資格があっても、上手くコミュニケーションが取れなければ、外国人観光客に「日本の観光地」を理解してもらうことは難しいでしょう。

観光の専門学校のいいところは、現場で必要なコミュニケーション力や、日本人の「御もてなしの心」も、同時に身につけられるところです。

それだけではなく、添乗業務を実際に目の前で見て学べる授業もあります。

京都ホテル観光ブライダル専門学校の旅行学科には、「ツアーコンダクター演習」の授業があり、ここでは実際に京都の有名観光地に行き、観光客役と添乗員役に分かれて、生徒同時で実際の添乗業務をシュミレーションすることができます。添乗業務を専門学生のうちから体験することができるのです。

他には「インバウンドツアー研究」の授業があり、ここでは実際に、外国人旅行者のツアーバスに乗ります。実際の外国人旅行者のツアーがどのように行われているのかを見ながら、通訳ガイド講師が指導をしてくれます。実際に通訳ガイドの仕事を見ることができるので、仕事のイメージがつきやすいです。

実際の仕事を見て、練習することができるからこそ、どこに気を配ればいいのか、どのようなコミュニケーションのとり方をしているのかなど、現場の先輩方の「細かな気遣い」に気づけるようになります。教科書だけの学びではなく、実際に体感できるのがキャリエールのいいところです。

京都ホテル観光ブライダル専門学校では旅程管理主任者の資格対策の授業もあり、1年次から試験合格を目指せるので、添乗に必要な資格を取り、語学力を高めながら、通訳ガイドの仕事を実際に身につけることができます。

 

▼参考記事

https://www.kyoto-carriere.ac.jp/dpt_travel/

https://shingakunet.com/bunnya/w0006/x0089/

http://careergarden.jp/tourconductor/exam/

http://careergarden.jp/tsuuyakuannaishi/naruniha/

https://www.jnto.go.jp/jpn/projects/visitor_support/interpreter_guide_exams/question_archive.html

https://www.cel-eigo.com/exam/ge_comparison2.html

http://careergarden.jp/tsuuyakuannaishi/work/

https://manabi.benesse.ne.jp/shokugaku/job/list/035/content/index.html

http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kokusai/tsuyaku.html


結婚式には欠かせないドレスを扱う仕事「コスチュームコーディネーター」になるには DATE:2023年11月12日 ブライダル

 

ブライダルの世界にはさまざまな種類の仕事があります。中でも、花嫁花婿の衣装に関係する仕事は、ブライダル全体の雰囲気を決める、大事な仕事です。今回は、コスチュームコーディネーターについて詳しくみていきましょう。

コスチュームコーディネーターの仕事について知りたい

主役ふたりを輝かせる仕事

和式や洋式などをはじめ挙式や披露宴には多くのスタイルがあり、それらの要素を踏まえたうえで、セレモニー全体の 「装い」 すべてについて計画し、トータルにコーディネートするのがコスチュームコーディネーターの仕事です。

挙式や披露宴にまつわる装いというと、どうしても新婦のドレスや着物をイメージしてしまいがちです。新婦の華やかなドレス姿や艶やかな着物姿は、招待された方々の印象に、一番残りやすいからでしょうか。

ブライダルは新婦が中心になることが多いことは確かです。しかし、コスチュームコーディネーターのお客さまは新婦だけではありません。新郎新婦のふたりの主役がどんな希望や思いをお持ちで、他とのバランスを取りながら、どうしたらその希望を実現できるのかを提案し、プロとしてアドバイスしていきます。

また、コスチュームコーディネーターは、単に衣装だけでなくその周辺すべてをトータルに考える必要があります。たとえば、ヘアメイク、アクセサリーやブーケなどについても、会場の広さや雰囲気、インテリアなども含めた、トータル的なコーディネートのセンスが必要になります。

こうしたトータルコーディネートによって、主役のお二人をより一層輝かせるのです。

和装の婚礼にみる役割

コスチュームコーディネーターは単なる衣装係ではない、という点はお分かりいただけたかと思います。この仕事は、衣装とその周辺に関するスペシャリストとして、幅広い知識や技術が必要とされる職種なのです。

たとえば近年人気の和婚(和装の婚礼)の衣装であれば、着物の生地や絵柄・模様など着物に関する知識はもちろんのこと、着付けの知識や技術も必要になります。また、和装のマナーやエチケットにも通じていなければなりませんし、当然和婚そのものについて知っておかなくてなりません。

和装での挙式について

和装での挙式には次の3つがあります。

<神前式(神社挙式)>

  • 神道をベースにした、神職の司式によって神に結婚を誓う式
  • 神社だけでなく、結婚式場やホテルが会場になることもある
  • 現在の神前式は大正天皇の結婚式を原型にしたものが民間に広がった

<仏前式>

  • 仏教の教えに基づいた、僧職の司式によって仏に結婚を誓う式
  • 本尊の前で夫婦の誓いをかわし、数珠を受けて焼香、三三九度の盃をかわす
  • 両家のいずれかが属している寺院や菩提寺でおこなわれることが多い
  • 結婚式場やホテルでの対応は少ない

<人前式>

  • 宗教とは無関係で、両親や親族、友人の前が結婚を誓うスタイルの式
  • 宗教的背景に関わらない式のため、出席者の制限が取り払われる
  • 新郎新婦ふたりの自由度が高い

これらの挙式スタイル(特に神前式、仏前式)には、それぞれの宗教的要素や挙式会場となる神社や寺院によって、しきたりやマナーがあるものです。そうしたことを踏まえた上で、和装ならではの美しい所作などもアドバイスするのもコスチュームコーディネーターの大切な役割です。

和装の婚礼衣装について

和装の婚礼衣装にはいくつかの種類があり、白無垢、色打掛、引き振袖、中振袖があり、それぞれがどういう着物で、それにまつわる意味やいわれなども理解しておく必要があります。

<白無垢>

  • もっとも格の高い和装の婚礼衣装、挙式のときにのみ許される
  • 小物も含め、打掛、掛下ともに全てが「白」で統一されている
  • 邪気を払い神聖な儀式に臨むための特別な衣装

<色打掛>

  • 小袖の上からもう1枚同じ形の衣を掛けるスタイルが「打ち掛け」
  • もとは室町時代末期~江戸時代にかけての武家の女性の正装
  • 式は白無垢、披露宴は色打掛を羽織るのが一般的

<引き振袖>

  • 裾を引き摺って着る振袖で「お引き摺り」とも呼ばれる
  • もとは江戸時代の武家の婚礼衣装であった正式な和装スタイル
  • 裾の部分に綿を入れてふっくらさせているのが特徴

<中振袖>

  • 成人式で着るような一般的な振袖のこと
  • 未婚女性の慶事用第一礼装
  • 帯の生地や結び方を格上げし、婚礼小物を持つなど、婚礼衣装として整える
  • 打掛などより身動きが軽いため、披露宴や会食、パーティーなどで使われやすい

新郎新婦がどのような結婚式を希望しているのかをしっかりヒアリングし、予算や婚礼の格式などを考慮したうえで、お二人の理想とする結婚式になるよう衣装の面からサポートすることが、コスチュームコーディネーターの大きな役割です。

コスチュームコーディネーターになるには?

コスチュームコーディネーターとして活躍するために必要な勉強やスキルを考えてみましょう。

勉強しておくべきことは?

コスチュームコーディネーターになるために必ず必要とされる資格はありませんが、仕事をする上で活かせる資格はたくさんあります。また、資格取得のための学習内容が、コスチュームコーディネーターの仕事のベースになる知識に繋がるので、単なる試験勉強としてではなく、取り組むことが大切です。

ブライダルコーディネート技能検定

ブライダル全体の実務を網羅していることを証明する国家検定

ブライダルコーディネート技能検定は、ブライダル業界で必要な実務知識や専門知識が備わっているかどうかを問われるものです。3級から1級まであり、合格することでプロとしてのレベルを判定することができます。(職業能力開発促進法第47条第1項の規定に基づき、厚生労働省より2018年7月23日に指定試験機関として指定された公益社団法人日本ブライダル文化振興協会が実施する国家検定)

  • お客様のニーズや気持ちを理解するコミュニケーション能力
  • 多様化するニーズにマッチするプランを提供できるプランニング能力
  • サービスについて分かりやすく説明できるプレゼンテーション能力
  • 実際の結婚式を円滑でよいものにするオペレーション能力

色彩検定

裏付けのある色のスペシャリスト

色彩検定とは、「色彩に関する知識や技術」が問われる検定試験です。

感性やセンスによるものとして捉えられてきた「色」について、知識面、技能面とを理論的・系統的に学び習得します。

知識面では、色彩が心理面に及ぼす影響、色彩が持つ不思議な力、それによって変わる「色の見え方」など、色の性質や特性を学びます。また知識として身につけたものを効果的に活用するための技能を学びます。色が持つ力や影響について学び、試験で確認をすることで、カラーコーディネートの技能が身につきます。

新郎新婦のイメージする世界観や理想を実現するために、衣装を中心にしてトータルでコーディネートをしていくコスチュームコーディネーターの仕事には、色の魅力や影響力をうまく活用することが必要になるのは当然です。経験や感覚だけではなく、根拠や裏付けのあるコーディネートは、コスチュームコーディネーターとしての力量に付加価値をつけてくれるでしょう。

ジュエリーコーディネーター検定

ドレスと合わせたジュエリーを提案する専門家

ジュエリーコーディネーター検定とは、ファッションとジュエリーをコーディネートするときに必要な知識を習得できる検定試験です。3級、2級、1級と3つのレベルがあります。ジュエリーの歴史、市場、素材、製造、商品、販売及びコーディネートに関する基礎知識と、お客様に対してそれを説明し、接客や販売(ウエディングの場合はレンタル)ができる技能を資格基準とする3級から挑戦しレベルアップしていくことをおすすめします。

コスチュームコーディネーターの仕事は、ドレス(衣装)だけではなく花嫁を引き立てるジュエリーも含めた提案をします。それに合わせて新郎にも花嫁とのコーディネートやバランスを考えた装飾品を提案することもあります。お客様のイメージも重要ですが、「このドレスにはこのジュエリー」というセンスも必要です。お客様の年代や雰囲気によって違う宝石を選ぶ方が似合うことがありますし、宝石の持つ意味なども考慮が必要になります。こうした知識やセンスは、コスチュームコーディネーターの仕事の厚みを付けていくことになるでしょう。

どんなスキルが必要?

コスチュームコーディネーターという仕事には、ブライダルや衣装、コーディネートに関する専門的な確かな知識やスキルが必要になるのは言うまでもありません。

お客さまからはいろいろな角度からの質問を受けることになります。その一つひとつに丁寧に真摯に答えていくことになります。また、トータルにコーディネートするのがコスチュームコーディネーターの仕事ですから、衣装以外の小物やフラワー、ジュエリー、インテリアなどとのバランスや色味などを整えるセンスも必要です。

しかし、そうした知識やスキルのほかにも必要になってくるのが、「接客のプロ」としての要素です。

お客さまである新郎新婦との会話の中で、お二人が本当に求めている結婚式・披露宴はどのようなもので、そこにはどのような姿で立つ自分たちの姿を思い描いているのか、という理想や夢の状態にあることを聞き取り、思いを汲み取ることが絶対的に求められる仕事なのです。

そのためにはコミュニケーション力や会話力、聴く力が必要になるのです。

どんな人に向いている?

コスチュームコーディネーターは相手のある仕事ですから、まずは「お客さまに喜んでもらいたい」という気持ちや「役に立ちたい」という心持ちで仕事に取り組める人に向いている職業です。

ファッションや婚礼衣装に興味がある人ということも重要な要素です。

また、先述のとおり、多くの知識やスキルを求められるのがコスチュームコーディネーターの仕事です。やりがいや喜びも大きい仕事ですが、反面、新しい知識やスキルを身につけるためや、これまでの知識を更新するための勉強や努力が欠かせない仕事であるともいえます。そうした勉強や努力を続けられる人、苦にならない人であれば、コスチュームコーディネーターとして成功できるのではないでしょうか。

コスチュームコーディネーターの魅力、やりがいとは

「感動」と「ありがとう」にあふれた仕事

長い人生の中で、婚礼のセレモニーやパーティーに関わる思い出は、新郎新婦にとってかけがえのないものになります。たくさんの大切な思い出の中でも、きっと特に輝かしい記憶となります。たった数時間のことを、何か月も前から考え続けて、理想や夢だったことを現実のものにしていきます。そこにはお二人の強い思いが込められていて、そうした気持ちに寄り添い、アドバイスし、提案し支えていく重要な役割を持っているのが、コスチュームコーディネーターです。

特に新婦は衣装に対する思い入れが強いことが多いものですし、たくさんの衣装の中から「これぞ」という一着を見出し、提案することができれば、大きな感動を引き出すことができるでしょう。新婦の感動は新郎へ、ご親族の方々、招待客の方々の「良いお式だった」「素敵な会だった」「ありがとう」との感動へと広がっていきます。

感動や感謝の気持ちにあふれた時間を創り出すお手伝いができる、これがコスチュームコーディネーターという仕事の魅力・やりがいではないでしょうか。

一生続けられる仕事

コスチュームコーディネーターにはもうひとつ魅力があります。

それは、優秀な人材であれば働く場所や働き方を選ばず、ライフステージの変化の影響を受けにくいということです。

つまり、ホテル、専門式場など婚礼セレモニーが行われている場所であれば、仕事はあるということです。もちろん最初は、会社や式場やホテルに就職する形で仕事を始めることになります。就職後、しっかり経験を積み実績を上げていけば、そうした会社組織に属す形でなく、フリーのコスチュームコーディネーターとして独立し活躍することもできるのです。「コスチュームコーディネーターは○○さんにお願いしたい」との指名を受けて、仕事をすることも夢ではありません。

また、コスチュームコーディネーターは経験・実績がものをいう仕事です。自身の結婚や育児などでブランクができたとしても、休業期間を経て再び現場に復帰することも十分可能です。「一生の仕事」として続けていくことができるということは、仕事をしていく上でとても魅力的なことではないでしょうか。

専門学校で一緒に目指しませんか?

いかがでしたか。

華やかで喜びあふれる時間を支える大きな柱、コスチュームコーディネーター。

多くの知識やスキルを必要とされる仕事です。しかし、たくさんの分野にまたがった知識を独学で身につけるのはなかなか難しいものです。

京都ホテル観光ブライダル専門学校では、コスチュームコーディネーターになるために必要なことを、分野ごとにしっかり学習し、身につけていくことができます。厳しいけれどやりがいと魅力いっぱいの仕事、コスチュームコーディネーターを目指してみませんか。

参考サイト

ホテリエガイド コスチュームコーディネーター

https://www.jhs.ac.jp/guide/job/bridal/post-30.php?viewmode=pc

ホテルのお仕事 コスチュームコーディネーター

https://shigoto-hotel.com/bridal/costume-coordinator/

リクナビ 株式会社アターブル松屋

https://job.rikunabi.com/2019/company/r645630029/senior/K104/

ナリカタ ウエディングドレスコーディネーター

http://www.narikata.com/bridal/wdc/howto/quality/

ジョブ―ル ドレスコーディネーターで仕事の内容5個の実務。ブライダル会社で働いていた私たちが教えます!

https://joboole.jp/articles/605869

ウエディングプランナーガイド ドレスコーディネーターってどんな仕事?

https://www.jhs.ac.jp/weddingplanner/works/dresscoordinator.php

みんなのウエディング 結婚式(挙式)を和装であげたい花嫁のための基礎知識

https://www.mwed.jp/manuals/819/

THE KIMONO SHOP 花嫁着物のバリエーション

https://www.the-kimonoshop.jp/trivia/trivia05.html

Foresight カラーコーディネーターとは

https://www.foresight.jp/color/about/

一般社団法人 日本ジュエリー協会 資格基準

http://www.jja.ne.jp/coordinator/aboutjc.html


結婚式に関わるブライダル業界の仕事はどんな世界なの?仕事のやりがいは? DATE:2023年10月5日 ブライダル

結婚式は、女性にとっての憧れですよね。そんな憧れの結婚式に携われる、ブライダルの世界は一体どのような仕事をする場所なのでしょうか。

今回は、花嫁さんの幸せにどのように関わることができるのかという視点から、ブライダルの仕事の世界について考えてみます。

ブライダルの仕事の世界とは?

ブライダルの仕事とは具体的にどのようなことをする世界なのでしょうか。実はブライダルの世界は、結婚式だけが活躍の場所ではないんですよ。

新郎新婦の幸せをお手伝い

ブライダルは、新郎新婦の幸せをお手伝いするのが仕事です。結婚式を挙げるカップルはとてもハッピーな気持ちですが、同時に不安な気持ちも抱えています。それは結婚への不安ももちろんありますが、結婚式を挙げるためにはさまざまな準備が必要だからです。

 

結婚式の準備は

  • ●式場を探す
  • ●日取りを決める
  • ●招待客をリストアップする
  • ●招待状を書く
  • ●席次や当日の進行を考える
  • ●衣装を選ぶ
  • ●ブーケを選ぶ
  • ●アクセサリーを選ぶ
  • ●ヘアメイクの予約をする
  • ●エステの予約をする

などなどたくさんあります。

 

会場が決まったらその会場をどのようにセッティングするか、照明や飾る花、テーブルクロスなども選んでいきます。各進行にあわせて流すBGMも選んでいきますので、多くのことを二人で決めなくてはいけません。

 

それらを新郎新婦だけで決めるには大変なので、ブライダルに関わるたくさんのプロフェッショナルがお手伝いをします。

 

まずは準備に必要なものをどのように選ぶのがいいのか、二人と相談をしたうえで各種の手配をウエディングプランナーが行います。希望を伺ったうえで、それぞれのプロフェッショナルとの仲介役をして、代わりに手配を行います。迷っているお客様とは、何度も話し合いを重ねながら「具体的」なものにしていきます。そのうえで各プロフェッショナルが、新郎新婦が結婚式で輝けるように衣装やヘアメイク、ジュエリーのコーディネートをしていきます。

結婚式は色んな場所で挙げることができる

結婚式場や結婚式ができる施設が併設しているホテルであれば、その場所に専属のブライダルスタッフがいます。 しかし最近ではおしゃれなレストランや、ゲストハウスなどでこじんまりと結婚式を挙げたい人も増えています。これらのような会場で結婚式を挙げる場合、その場所に結婚式の担当スタッフはいないケースもあります。そのため、結婚式の準備や手配をしてくれる人や会社に、運営や企画のお願いをしなければなりません。

 

ブライダルの世界にはプロデュース会社があります。プロデュース会社とは、結婚式をするための会場探しから、予約、各種の手配を行う会社です。この会社ではウエディングプランナーが活躍しています。お客様がプロデュース会社に結婚式の依頼をすれば、そこにいるウエディングプランナーが会場選びから、各種手配を行うようになっています。

 

関わるのは結婚式だけではない

ブライダルの仕事と聞くと、結婚式場に常駐して結婚式だけに携わるイメージがありますよね。しかし結婚式を挙げるためにはさまざまなプロフェッショナルが関わっていて、結婚式以外の場所でも活躍している人がたくさんいます。

 

例えばアクセサリーを選ぶ際は、ジュエリーコーディネーターが新郎新婦に似合うものを選びます。ジュエリーコーディネーターは、基本的にはジュエリーショップに常駐しています。ブライダルジュエリーを扱っていて、新郎新婦のイメージに合うジュエリーなどをお二人と相談しながら決めていきます。

 

ブーケを選ぶ際も同じです。ブーケはフラワーコーディネーターが作っています。直接結婚式場で働く場合もありますが、フラワーショップに勤めていて、結婚式場から問い合わせや注文をいただいて初めて関わる場合があります。その場合、新郎新婦と直接打ち合わせを行い、式場に必要なフラワーアレンジメントを作ったりしています。

このようにブライダルのお仕事には結婚式に直接携わることなく、影で新郎新婦が幸せになれるように結婚式をサポートする仕事が、たくさんあります。

 

ブライダルの仕事は大変なの?

ブライダルの仕事に憧れを抱く人は、その反面忙しいのではないのか?休みが取れないのではないか?と考えることもあるでしょう。しかしブライダルの仕事といっても広いので、働く内容によって大変さが変わります。

 

ブライダルの仕事って、いつが忙しいの?

皆さんは、1年のうちでどの時期が1番結婚式を挙げるカップルが多いと思いますか?『ジューンブライド』という言葉があるから6月に結婚式を挙げる人が多い…と思う方も多いのではないでしょうか。確かに、6月も結婚式を挙げるカップルが多いですが、日本の6月といえば梅雨の時期にもあたるため、雨が降りやすく、避けるカップルも多いのは事実です。では、どの時期が多いのか。やはり気候のよい、3月~5月、9月~11月といった時期に結婚式を挙げるカップルが多いため、この時期がブライダルの仕事にとっては繁忙期といえるのではないでしょうか。

やりがいが大きい

ブライダルの仕事は結婚式という人生のBIGイベントを扱う仕事なので、大変な部分もありますがそれだけやりがいも大きな仕事です。新郎新婦の幸せに自分が携われるというのは、他には変えられない大きなやりがいではないでしょうか。

 

何よりもブライダルには、さまざまな仕事がありますから、自分の興味のあること、好きなことを通じて幸せを届けることができます。人にヘアメイクをするのが好きな人だったら、ヘアメイクを仕事にできれば、少し忙しくても大変さ以上に大きなやりがいを感じるかもしれません。自分がヘアメイクをしたことで花嫁さんに喜んでもらえるだけではなく、そのヘアメイクによって、もっとも綺麗な姿で、結婚式の舞台に送り出すことができます。綺麗な花嫁さんの姿を、新郎や親族などに喜んでもらえることが、最高の喜びですよね。

他にも人と話すのが好きな人だったら、ウエディングプランナーの仕事も楽しいのではないでしょうか。一組のカップルにじっくりと時間をかけて寄り添い、世界に一つの結婚式を作り上げる。そしてたくさんの人の笑顔を作ることができるのは、ウエディングプランナーにとって大きなやりがいになりますよね。

 

ブライダルはさまざまな形で関わることができる

ブライダルの仕事は、さまざまなところとの関わりがあります。昔は結婚式場や教会で結婚式を挙げるのが主流でしたが、最近ではいろんな結婚式の姿があるために、その関わる範囲も広がっています。

 

ホテルやレストラン

結婚式場や教会で結婚式を挙げる人よりも、最近ではホテルやレストランで挙げる人の方が増えています。特に、レストランで式を挙げる人が増えており、プロデュース会社に企画や運営をしてもらう人が多いです。なぜなら結婚式場は会場の雰囲気を変えたとしても、内装はどうしても同じようになってしまいます。しかしレストランであれば、そのレストラン独自のインテリアがそろっていたり、自分が気に入ったおしゃれな空間で式を挙げることができます。レストランなので料理にもこだわりを見せることができます。

たとえば、結婚式をあげることがあるレストランに、レストランスタッフとして就職したとします。そのレストランが結婚式の会場となれば、必然的に結婚式に関わる仕事ができるようになります。レストランで結婚式を挙げるお客さまがおられる場合は、ウエディングプランナーがレストランスタッフと打ち合わせを行いながら進めていきます。

ホテルではホテルにウエディングプランナーが常駐しており、バンケットスタッフも同時にいます。ホテルで式を挙げる人も多く、そのままホテルのスイートルームに泊まれるようなサービスもあります。ブライダルフェアをしていることもあるので、ホテルでの結婚式を選ぶ人も増えているようです。

このようにブライダル業界は普段はウエディングと関わることのない場所でも、深い関わりを持っています。ホテルやレストランの他にはゲストハウスや、リゾート地で挙げることもあります。

 

サロンやジュエリーショップ

ブライダル会社はヘアメイクやエステ、ネイルなどを行うサロンと提携していることが多いです。その他にもブライダルジュエリーショップが結婚式場の近くにあるところもあります。

エステサロンはブライダルを専門としており、ウエディングドレスを綺麗に着こなすためのコースがたくさんあります。マタニティも取り扱っていることもあり、結婚式を迎えるお客様の綺麗をお手伝いすることができます。

ブライダルネイルをコースとして取り扱っているサロンでは、花嫁さんの希望にあったネイルを施すことが仕事です。思い通りの綺麗なネイルになれば、女性はハッピーな気持ちになりますよね。

ブライダルジュエリーも専門のショップがあり、基本的にはジュエリーショップの一部にブライダル専用のジュエリーが置かれています。お客様が求める、似合うジュエリーを選びます。

他にもフォトウエディングがあり、結婚式以外の時間でウエディングの素敵な写真を撮る仕事もあります。自然の中で、撮りたいロケーションで二人の最高の一枚を撮ることで、結婚式を最高の思い出にする、というサービスを提供します。最近では写真だけを撮って、結婚式を挙げない人もいるくらいにフォトウエディングの需要があります。

このように結婚式が始まるまでの準備には、結婚式場でサポートをしたり、結婚式を直接サポートしたりする以外にも、準備に携わることができる仕事があります。

フラワーコーディネートなどの裏方

ブライダルの仕事は新郎新婦と直接関わる仕事もあれば、二人には見えないところで協力している人もいます。

例えばフラワーコーディネーターであれば、新郎新婦と直接打ち合わせをする場合もありますが、関らないこともあります。その場合は結婚式にあったブーケや、会場の装飾花を作っていて、裏方として結婚式を輝かせるためのお手伝いを行います。

 

このように結婚式を挙げる主役の二人が知らないところでも、幸せのお手伝いをすることができます。ブライダルに関わりたいと考える時は、どのように関わっていきたいのか、どのように新郎新婦の幸せをお手伝いしたいのかを考えて、興味ある関わり方を見つけていきましょう。

 


旅程管理主任者とはどのような資格?何をするの? DATE:2021年5月10日 旅行

ツアーコンダクターの仕事を調べていると、必ず出てくるのが、「旅程管理主任者」という資格です。この旅程管理主任者とはどのような資格なのでしょうか?ツアーコンダクターの仕事にどのように関連する資格なのか、旅程管理主任者の資格を取得するためにはどのような勉強をする必要があるのかご紹介したいと思います。

旅程管理主任者はツアーコンダクターに必要な資格

まずは、ツアーコンダクターになるために必要な多くの資格のうち、欠かせない資格として挙げられる「旅程管理主任者」の資格そのものについてご紹介します。

 

添乗員の証明書になる

旅程管理主任者の資格はツアーコンダクターに必要な資格なのですが、この資格がなければ仕事ができないというわけではありません。ただし、いわゆる添乗業務を行う際、旅程管理主任者の資格保有者が必ず1名以上同行していなければならないことが旅行業法によって規定されています。複数人での添乗業務であれば該当者がその役割を担えば問題はありませんが、旅程管理主任者資格を持たない人が1人で添乗業務をおこなうことは禁止されていますし、ツアーコンダクターとして仕事をする以上は持っておくべき資格と考えてよいのではないでしょうか。

後からも詳しく紹介しますが、資格取得には実務経験が必要なこともあり、ツアーコンダクターとして就職し、働きながら資格を得る人が多い資格でもあります。

また、将来的に、旅行会社やツアーコンダクター会社にから独立し、フリーとなっても添乗業務をおこなうことができますし、自分が責任者となり、そのツアーを管理することができます。また、今後自分が新人教育する側になった時に資格を持っていることで新人教育を任せてもらえることもあるかもしれません。

 

海外で働く時に必要

旅程管理主任者には2種類の資格があります。国内旅行の添乗業務を行う時に必要になるのが「国内旅程管理主任者」、海外旅行の添乗業務を行う時に必要になるのが「総合旅程管理主任者」の資格です。

今後もずっと国内の添乗業務ができれば満足という人であれば、国内旅程管理主任者の資格を取れば問題ありません。しかし、ツアーコンダクターとして世界中を飛び回りたいと考えているのであれば、総合旅程管理主任者の資格を取っておきたいですね。総合旅程管理主任者の資格を持っていれば、この資格一つで国内外問わず添乗業務を一人で行うことができます。

世界遺産を巡るツアーコンダクターとなりたい、海外の有名な土地を案内したい、将来的に海外で働きながら暮らしたいと考えている人は、総合旅程管理主任者の資格を取っておくとよいでしょう。

もちろん国内旅程管理主任者を取り、後から総合旅程管理主任者の資格を取ることもできます。しかし総合旅程管理主任者を持っていれば、国内旅行・海外旅行どちらの添乗業務もできるので、海外で働きたい人は、初めから総合旅程管理主任者の資格を取ることをおすすめします。

 

旅程管理主任者の資格を取るには?

では「国内旅程管理主任者」と「総合旅程管理主任者」の資格を取るためには何をすればいいのか?必要な勉強内容や、特別に準備することはあるのでしょうか?詳しくみていきましょう。

 

資格取得に必要なこととは?

旅程管理主任者資格の資格を取得するためには、

  • ◆観光庁長官の登録を受けた機関が実施する、旅程管理研修の修了者(合格者)であること

この研修修了時には試験があり、研修課程で学ぶすべての科目について60%以上の成績が基準となっています。この基準に達しない科目がひとつでもある場合は、未修了とされ、次の段階に進むことはできません。

  • ◆旅行業法で定めた一定の添乗実務を経験していること

「一定の添乗実務」とは、旅程管理研修修了日の前後1年以内に1回以上、旅程管理研修修了日から3年以内に2回以上を指しています。また、「添乗実務」とは、企画旅行の補助添乗、旅程管理主任者によって引率された研修または手配旅行添乗などを指しています。

の両方を満たしていなければならないと取り決められています。つまり、基本的には旅行会社などに就職し、資格取得を目指す形になり、就職してから資格取得をする人が多くなっています。

そして、これらを踏まえた上で、実際の資格取得までの手順としては次のような段階を経ていくことになります。(以下②について、条件を満たせば①の前でも可)

 

①添乗員派遣会社に登録

②基礎添乗業務研修受講・修了

③旅程管理研修受講・修了(修了試験合格)

④添乗実務経験

⑤資格取得

 

研修ではどんな勉強をするの?

旅程管理研修では添乗業務に関わる内容を勉強し、修了試験ではこれら内容について問われることになります。

  • ◆旅行業法
  • ◆約款(やっかん)
  • ◆旅程管理業務

それぞれについて詳しくみていきましょう。

旅行業法

旅行業法とは、旅行業務に関わる法律のことです。

  1. 旅行業務に関する取引の公正維持
  2. 旅行の安全の確保
  3. 旅行者の利便の増進

を図ることを目的として定められています。

旅行業法は旅行者を安全に、安心して楽しんでもらうために作られたものです。添乗業務をする上で、旅行客が危険やトラブルに巻き込まないように、安全に旅行を終えるために、ツアーコンダクターには法令・法規を理解実施することが求められます。

約款(やっかん)

ここでいう約款とは、旅行業や保険業など、大量の契約を画一的・定型的に締結し、処理することを目的としてあらかじめ定めておく契約条項のことを指しています。同じ内容の契約を大量に迅速に処理するには大変便利な契約方式です。国と旅行業者間の取り決めが先の「旅行業法」でしたが、こちら約款は旅行業者と利用者間の取り決めということになります。

旅行業務を行う際は必ず旅行者と旅行業者とで契約を結びますから、契約内容や関連法規の内容を中心に学んでいきます。

旅程管理業務

旅程管理業務は、ツアーコンダクター、旅程管理者が行う業務のことです。単に、お客様の旅行がどんな具合に進んでいるのかを管理することではなく、旅行者の安と旅行の円滑な実施を図るためにおこなう、旅行会社がおこなう措置のことをいいます。

具体的な内容は旅行業法で以下のように決められています。(但し、国内旅行については、一定条件を満たせば②と③はおこなわなくてもよい。)

  • ①旅行開始前に必要な手配を終えること

旅行開始前に必要な手配を終えることによって、いざ旅行者が旅行を楽しむ時に手配をしないといけないことを知らずに実行できなかったということにもなりかねません。そのような旅先でのトラブルをなくすために、必要なことは全て旅行前に終えてしまいます。

  • ②航空機の添乗手続きやホテルの手配を再確認して、旅行者がそのサービスの提供を確実に受けることができるための手続きをすること

航空機やホテルの手配の再確認は、改めて確認しなくてもいいように思えますが、手配ミスを防ぐことができます。旅行業界が忙しい時期では双方が作業に追われています。ダブルブッキングになってしまっていたり、予約ができていなかったということもあり得ます。それをなくすために必ず再確認を行います。

  • ③旅行サービス内容変更が止む終えない事態が発生した時の代替手配

予約をしていた旅行サービスが行き先で問題が起きたり、天候などの関係で中止せざるを得ない時もあります。その時になって「サービスを受けられません」となってしまうと旅行者も来た意味がなくなります。代わりのサービスをすぐに手配できるように、変更になった時のことを想定して準備することが大切です。

  • ④お客さまがグループで行動する際の各種指示

ツアーコンダクターの仕事としてイメージしやすい業務ですね。お客さまをガイドする仕事のことです。

このようにツアーコンダクターは一つのツアー旅行に対して、さまざまなことを行っています。旅程管理主任者の資格取得のために勉強をすることで、改めてツアーコンダクターの役割と、必要なことを確認することができます。その上で知識として身につけることができるので、ツアーコンダクターとして働き始めてから「こんな仕事あると思っていなかった」という状況になることがありません。

 

海外の添乗も対象となる「総合旅程管理主任者」資格になると、上記内容に「海外旅程管理業務」と「添乗英語」の内容が加わります。日本と海外では法律も違うため、旅程に関する法律や措置も変わってきます。海外の添乗業務を行うには、英語で案内できなければなりません。そのため添乗英語が求められます。添乗業務や旅程管理に関することだけではなく、語学力も問われるのですね。

旅程管理主任者とは、ただ旅行のスケジュールや行程を管理するというだけではありません。もちろんツアーコンダクターは旅行のスケジュールを作り、スケジュール通りにご案内をするのも仕事です。しかしいちばん大切なのは、スケジュールを作ることではなく、そのスケジュールの中で旅行者が楽しく安全に旅行できるように、さまざまな方面で管理をすることなのです。

添乗業務のための勉強は、ただその内容を覚えていくだけではありません。法律や、旅行者の安全を守るために知っておきたいことがらが中心になります。法律関係が多いために、勉強の内容は堅苦しいことが多くなりますが、資格取得のためだけではなく、ツアーコンダクターとして働き始めてからのあなたの仕事の裏付けにな大切なことばかりなのです。

 

旅程管理主任者を取るなら在学中がおすすめ!

旅程管理主任者の資格を持った状態でツアーコンダクターを目指すのと、資格を持たないままツアーコンダクターを目指すのとでは、就職にも大きく影響することは簡単に想像できますよね。ツアーコンダクターの果たすべき役割や旅程管理についての知識があり、実務経験もある、そんな人であれば即戦力として働いてくれるという期待を抱いてもらいやすいからです。

また、旅程管理主任者の研修は誰でも受けることができます。先にお話した2つの要件を満たしている人であれば旅程管理主任者になることができます。定められた段階をきちんと経ていれば、資格を手にすることはさほど難しいことではないと思います。ただ学ぶ内容は多く、約款や旅行業法など法律に関することが多いので、勉強することを厭わず取り組むことが必要になるでしょう。

そうした勉強への取組みやすさでは、観光関係の専門学校で勉強することが一番の近道です。ツアーコンダクターには欠かせない資格であることから、旅程管理主任者資格取得の対策授業を行っているところが多いので、授業で身につけることができます。

京都ホテル観光ブライダル専門学校の旅行学科では1年次から授業で国内旅程管理主任者の資格取得対策の授業を行っています。授業で学べれば、試験勉強として改めて勉強をしなくてもいいですよね。

また、早い時期から始めることで、1年のうちに研修終了試験に合格しておいて、次のステップである添乗実務研修に挑む準備を行うことができます。仮に1年次に試験合格できなかった人も、2年次でも対策授業受講することもできます。専門の先生に教えてもらいながら試験対策ができるので、一人で勉強をすすめるのがことに自信のない人でも資格取得を目指すことができます。

何より専門学校で勉強することの一番の魅力は、友達と一緒に勉強できるところです。ひとりではなかなか勉強がはかどらない人でも、友達と一緒に勉強することで互いに刺激を受けながら挑戦するとができます。

また専門学校で学ぶメリットとしては、旅程管理主任者の試験勉強だけではなく、旅行業務やツアーコンダクターとして必要なこと総合的に学べるところです。

京観校では添乗業務の研修もおこなっています。バスを使った添乗実習や新幹線や電車を使った授業など実践的な授業が盛りだくさんです。実際のツアーに同行するので、実務経験を積むことができます。在学中に仕事を経験できるので添乗業務の実情を知ることができますよね。このような授業があるので、在学中に旅程管理主任者の資格取得することができるのです。

資格取得のための研修としてだけでない、プロの添乗員からツアーコンダクターのノウハウを学ぶ授業もあります。これは、普段授業を教えてくれている講師が添乗員となり、そのツアーに旅客として参加するというものです。勉強のために添乗業務を見るからこそ「自分はどうだろうか?」と振り返りながら学ぶことができますよね。

資格取得だけではなく、ツアーコンダクターとして即戦力として働くノウハウを身につけられるのが京都ホテル観光ブライダル専門学校のいいところなのです。

 

参考記事

https://news.mynavi.jp/article/20130803-a036/

http://meigen.keiziban-jp.com/manabi/shikaku/nature_animal/tsuakon/

http://careergarden.jp/tourconductor/exam/

https://www.truejapanschool.jp/itinerary-management-chief/

https://www.kyoto-carriere.ac.jp/dpt_travel/tour_conductor/

https://www.jata-net.or.jp/jatacomi/1301/pdf/201301_07.pdf

http://www.anta.or.jp/exam/shiken/pdf/30mondai.pdf

https://www.tourism.jp/tourism-database/glossary/travel-agency-act/

https://www.tourism.jp/tourism-database/glossary/itinerary-control/


ブライダルコンシェルジュの業務内容とは? DATE:2021年5月9日 ブライダル

 

ブライダルコンシェルジュという言葉、聞いたことはありますか?ブライダル業界に憧れを抱く人なら、目指したいお仕事の一つではないでしょうか。結婚を決めたお二人のために、結婚式をさまざまな面からサポートする、ブライダルのプロともいえるお仕事です。今回はこのブライダルコンシェルジュという業務についてお伝えします。

ブライダルコンシェルジュは、どんな業務内容なの?

「ブライダルコンシェルジュ」と聞くと、どのようなことを思い浮かべるでしょうか。

コンシェルジュの本来の意味とは?

コンシェルジュとは、フランス語で「門番」や「管理人」という意味を持つ言葉です。

聖書を読んだことがある人は、もしかすると聞いたことがあるかもしれませんが、「コンシェルジュ」とは、中世の教会に必要な業務だったといわれています。中世の頃は、聖地巡礼といってさまざまな国の人々が、自国だけではなく他の国の教会を訪れ、神への祈りをささげていました。当時の教会は、多くの巡礼者に対し、「ホスピタリティー(思いやりと暖かさ)の心」でお迎えし、旅の道中で起こるさまざまなトラブルを解決し、次の目的地(教会や聖地)へと導いていく、という役割がありました。これを支えていたのが、教会に在中する「コンシェルジュ」と呼ばれる人たちであったといわれているのだそうです。

当時の教会は、聖地巡礼という目的だけではなく、いわゆる「旅人」も訪れる場でもありましたので、祈りをささげるだけではなく、トラブルの解決や、次の目的地へ向かうための英気を養う食事、一夜の宿という目的もあったのかもしれません。こうしたことを一手に引き受けていたのが、教会の牧師や信者ではなく、「コンシェルジュ」という職業だったのかもしれません。

 

そして現在のコンシェルジュは、ホテルや大きな店舗(いわゆるデパートやショッピングセンター)などで、お客様をご案内し、さまざまなご要望にお応えする職業として、存在しています。「世話人」や「相談役」といったところでしょうか。

 

ブライダルの案内人

では、ブライダルコンシェルジュとは、どのような職業なのでしょうか。

ブライダルコンシェルジュとは、その名前のとおり、「結婚」にまつわるさまざまな事柄やご要望に対してのご案内をする、という役割を担っています。いわば「ブライダルの案内人」というわけです。

例えば、結婚が決まったカップルやその周りの人たちは、どのようなウエディングスタイルにするか、式場選びはどうするかなど、さまざまな事柄について、悩んだり迷ったりします。結婚する二人だけではなく、双方の親族や社会的なつながりなども考えながら、何度も意見を交わすことになるでしょう。

ブライダルコンシェルジュは、そんなお客様の希望を伺い、結婚への不安、挙式についての疑問や悩みを解消しながら、お客様が本当に満足できる、「ブライダルへの具体的な道案内」をするのが、大きな仕事です。

また、婚礼後の新婚旅行や新生活に関する悩みなど、「結婚すること」に関わる実にさまざまな相談に対し、悩みを解決するよう、サポートしていきます。

具体的な「お悩み」をいくつかピックアップしてみます。

  • ◆結納、両家の顔合わせに関すること
    •  ・地域ごとに違う「しきたり」が分からない
    •  ・そもそも、結納とはどのような場なのか
    •  ・結納品 とは、どのようなものをいつまでに用意すれば良いのか
    •  ・結納や顔合わせには、だれが立ち会うべきなのか
  • ◆婚約指輪、結婚指輪に関すること
    •  ・婚約指輪と結婚指輪の違い
    •  ・結婚指輪は、どのようなものをいつ頃までに用意すべきなのか
  • ◆結婚式場選びに関すること
    •  ・どのような結婚式にすれば、自分たちらしくできるのか
    •  ・こんな式をしたい!どのような会場があるのか
    •  ・招待客の人数のバランスが取れない!どうすれば良いか
  • ◆結婚式や披露宴の演出に関すること
    •  ・仲人は必要なのか、誰にいつごろまでにお願いすべきなのか
    •  ・会場の雰囲気をワンランクアップする装飾は
    •  ・BGMには、どんな曲が似合うのか
    •  ・引き出物は、どのようなものを選べば喜んでもらえるのか
    •  ・招待客の中にアレルギーの人がいるが、配慮してもらえるのか
  • ◆衣装に関すること
    •  ・お色直しはしたいが、ドレスの予算が無い、どうすれば
    •  ・レンタルドレスのサイズが合わない
    •  ・花婿の衣装も選んでほしい
    •  ・親族の衣装はどうすれば良いか

などなど、小さなことから大きなことまで、お悩みは人それぞれです。

こうした、お客様それぞれのお悩みを解決し、お客様に本当に喜んで頂けるブライダルをご提案するのが、ブライダルコンシェルジュの仕事なのです。

 

ブライダルコンシェルジュになるために

必要な知識とは?

ブライダルコンシェルジュに必要な知識は、本当にたくさんあります。前出の「お悩み」の例を見てもお分かり頂けると思いますが、両家の顔合わせ、結納、会場選び、衣装選びから、会場の装飾やブライダルフラワー選び、当日の演出や引き出物、結婚式後のハネムーンのことまで、ご相談に乗ることがあります。いくつかのシーンごとに、実際の業務内容をみてみましょう。

両家の顔合わせ・結納

両家の顔合わせや結納は、一般的には結婚式の半年くらい前(3ヶ月~8か月前後)の「吉日」に行います。まずは、どのような方が立ち会うのか、結婚するお二人の出身地ごとの「しきたり」も考慮しながら、人選をお手伝いします。さらに、どのようなお店や場所、食事のメニューを選ぶのが良いかについても、アドバイスすることがあります。

そして、結納とはどのようなイベントなのかをご説明し、実際の「結納品選び」をお手伝いすることもあります。これは、地域ごとの「しきたり」も大きな意味を持つところですので、大きな違いがあるならば、お互いが歩み寄る必要がある部分でもあります。

また、仲人を立てるかどうか、立てるならどのような関係の人が良いかもアドバイスしますし、仲人を立てない場合は進行役をどなたにお願いするのか、ということもアドバイスし、当日の流れを確認していきます。

最近では、結納を行わない人が増えていますし、仲人を立てないというケースも少なくありません。

式場選び

例えば、「結婚式場の見学」というものがあります。どのような結婚式にしたいのか、どの地域で結婚式を挙げたいのか、まずはそれをじっくりと伺います。その上で、お客様は結婚式場を見学されますが、ブライダルコンシェルジュは見学に同行することもあります。理由としては、「見学したは良いけど、何を(結婚式場のスタッフに)質問すれば良いか分からない」、あるいは「どこまで、結婚式場の人に相談(お願い)出来るのかが分からない」というケースがあるからです。

また、結婚するお二人のイメージによっては、結婚式場ではなく、レストランなどの施設を見学することもあります。このような場合、その施設には「ウエディングの担当者」がいないこともありますので、実際の挙式の演出や、当日までのスケジュールなども、アドバイスしながら、一緒に施設側のスタッフと相談していくことになります。

ドレス選び・ブライダルフラワー選び

具体的にドレスを選ぶ、あるいはブライダルフラワーを選ぶのは、ドレスのコーディネーターや、ブライダルフラワーの専門スタッフと連携しますが、その前に、お客様の中にある「イメージ」をお伺いして、それに合う専門スタッフをご紹介することがあります。

例えば「このブランドのドレスが着たい!」という具体的なご要望があれば、そのブランドのドレスを扱うスタッフをご紹介しますし、「他の人とは違うドレスが着たい」というご要望があれば、オーダーメイドにも対応できる専門スタッフをご紹介します。

また、花嫁さんのウエディングドレス選びは重要ですが、それと同じくらい、花婿さんの衣装選びも大切です。結婚式は、お二人のバランスが大切ですから、お二人の持つそれぞれのイメージが違っていたら、お互いに歩み寄ることも必要ですよね。そこを上手く、お二人が相談しながら決めていけるよう、お手伝いすることもあります。

 

他にも、海外ウエディングの費用相場や、オススメスポットをご紹介したり、実際のスケジュールなどをご案内することもあります。海外挙式は、時期によって予算が大きく変わることもありますので、こうした情報を常にリサーチしておくことも必要です。

あるいは、日本国内の挙式でも、時期によってやはり大きく予算が変わることがあります。さらに、お客様にとって良いと思う時期や場所(式場)でも、一般的にはあまり歓迎されない組み合わせもあります。例えば、ガーデンウエディングは春や秋は良いですが、真夏や真冬はあまりオススメできません。また、地域や参列される方によっては、春や秋でもオススメしにくいことがあります。こうしたことへの「配慮」も含め、お客様のイメージにそったウエディングになるよう、さまざまなアドバイスをすることになります。

 

どんな人に向いている?

一言でいえば「誰かが喜ぶ顔を見たい人」ではないでしょうか。

結婚式は、結婚するお二人にとっては、一生に一度の晴れ舞台です。でも、一生に一度だからこそ、ご自分たちが経験していないことに向けて、いろいろな準備をしていくことになります。だからこそ、大きな不安や悩み、疑問点がたくさん出てくるものなのです。それを一つひとつ解決しながら、当日にむけて気持ちを高めていくお手伝いをするのが、ブライダルコンシェルジュという業務です。

その為には、お二人のお話しをじっくり聞き、時にはこちらから答えをひきだすような質問を投げかけることもありますから、「コミュニケーション力」が重視されることは、間違いありません。

さらに、「結婚」にまつわる、さまざまな知識を持っている必要があります。そして、その自分が持つたくさんの知識と、お客様の不安や疑問を重ね合わせ、適確なアドバイスをするわけですから、「提案力」も必要といえるでしょう。

そして、「今」の情報を知り得ておくための「情報検索力」や、新しいことを取り入れる、新しい情報をキャッチできる「好奇心」も必要です。

でも、これらは全て「お客様の笑顔のために」必要とされる力ですから、やはり根底には「誰かが喜ぶ顔を見たい」といいう気持ちが、重要なのではないでしょうか。

 

ブライダルコンシェルジュを目指すなら

活かせる資格について

実は、ブライダルコンシェルジュになるために必須な資格はありません。自分自身が「なりたい!」と思って頑張れば、もしかすると出来てしまうかもしれません。

しかし、ブライダルコンシェルジュのお仕事は、結婚準備のお手伝いから、挙式スタイルの提案までをトータルにお手伝いするお仕事です。お客様はみな、結婚式には慣れていません。つまり、お客様へさまざまなシーンに対してのご案内をするためには、ブライダルに関する深い知識は必須です。ここは、「ブライダルコーディネート技能検定」や、「マナー・プロトコール検定」などの資格や、資格取得に向けて学んだ知識が活かせる部分です。

また、お客様の相談役や世話役としての一面があるため、前述のように、「コミュニケーション力」や、「誰かが喜ぶ顔が見たい」という気持ち、すなわち「ホスピタリティマインド(おもてなしの心)」を持つことも重要です。これには、「サービス接遇実務検定」や「ユニバーサルマナー検定」などの資格も、大いに役立ちます。

また、結婚式にはさまざまな「色」が使われます。メインとなるウエディングドレスが白でも、お色直しのカラードレスには「色」があります。会場を彩るテーブルコーディネートやブライダルフラワーにも「色」がありますし、お二人がイメージするウエディングに似合う「色」も、お客様によって違います。肌の色やお客様が持つ雰囲気、高貴なイメージなのか可愛らしいイメージが好きなのか、季節感や会場の雰囲気も「色」には関係してきます。これを組み立てていくためには「色彩検定」も役立つことでしょう。

さらに、結婚式場は一流ホテルに付属していることも多いですから、「ホテルで働く人」というくくりで見れば、「ホテルビジネス実務検定」なども、役に立つ資格です。

 

京都ホテル観光ブライダル専門学校では「ブライダルコーディネーター検定」「レストランサービス技能検定(HRS)」「サービス接遇実務検定」「色彩検定」など、ブライダル業界への就職に非常に有利な検定の合格を全力でサポート。また、ウエディングパーティー演習、ブライダルコンシェルジュのシミュレーション学習など、実践的な力が身につく実習・授業がたくさんあります。

 

専門的に学んで夢を叶えよう!

京都ホテル観光ブライダル専門学校では、ブライダルコンシェルジュが持ち合わせているべき知識やスキルを確実に身に着けるために、それぞれの検定合格を、全力でサポートします。

また、実際のカリキュラムの中には、ウエディングパーティー演習のような、より実践的な実力を身につけられるような実習や講義がたくさんあります。

ウエディング業界に憧れる方はぜひ一度、京都ホテル観光ブライダル専門学校のオープンキャンパスへ、足を運んでみませんか?


ブライダルアテンダーになるには DATE:2021年5月5日 ブライダル

ブライダルには欠かせないお仕事の一つ、ブライダルアテンダーをご存知でしょうか。

実際のところ、ブライダルの世界には、さまざまな名称のお仕事があります。中でもこのブライダルアテンダーは、ブライダルのシーンで「アテンド=付き添う、世話をする」というお仕事です。

誰を、どのようにアテンドするお仕事なのでしょうか。

ブライダルアテンダーについて知る前に

まずは、言葉の意味から見ていきましょう。

「ブライダル」の語源について

ブライダルという言葉、現在の日本では広く、結婚式やその後の披露宴まで含め、何となく「結婚に関する式典」を表しているように思いませんか?でも、よく似た言葉として「ウエディング」もありますよね。

この2つの言葉、いずれも辞書で引くと「婚礼、結婚式」を表します。でも、使い方に違いがあるのです。

例えば、ブライダルエステ とは言いますが、ウエディングエステ とは言いませんよね。あるいは、ウエディングケーキ とは言いますが、ブライダルケーキ とは言いません。

この2つ、そもそも語源となる言葉が違います。

ブライダルの語源は、「bride=花嫁」ですが、ウエディングの語源は「wedd」。これは本来「保証、保証金」という言葉なのだそうです。古代の「結婚」には、保証金を用意するという習慣があり、そこから「wedd+ing」で、結婚するための儀式をウエディングと呼ぶようになりました。

一方のブライダルは、「bride」に「ale=エール=ビール」が付いた言葉です。ずっと昔のイギリスでは、ビールを作るのは女性の仕事だったため、「花嫁が(自分が作った)ビールを振る舞う集まり=結婚するための式典=結婚式」となったようです。

 

ブライズメイドのこと知ってますか?

では、ブライダルという言葉をもう少しもじった「ブライズメイド」という言葉をご存知でしょうか。ブライズメイドとは、来る結婚式に向け、さまざまな準備や挙式当日のサポーとを行う「介添人」のことをいい、実際には花嫁の友人たちが行っていたそうです。

中世の時代から始まった習慣のようですが、本来の役割は「悪魔払い」。悪魔が幸せそうな花嫁にとりつかないように、結婚後の生活が幸せに送れるようにと、花嫁の友人たちは花嫁と同じようにドレスアップして花嫁の傍にいることで、悪魔を混乱させるという役割があったといわれています。

日本でも最近になって、このブライズメイドの習慣を取り入れるカップルが増えているそうですが、なぜか海外ではよくあるスタイルのようです。海外では、手作りの結婚式を望むカップルが多く、また「ブライズメイドの数が多いほど、(花嫁の家の)ステイタスが高い」と考えられているため、花嫁は多くの友人を誘って、自らの結婚式の準備をするのです。

尚、ブライズメイドは花嫁の友人たちですが、結婚式の準備を手伝う花婿の友人たちもいます。彼らのことは「アッシャー」と呼び、バージンロードを用意したり、ブライズメイド達やゲストのエスコートをすることもあります。中でも花婿と一番仲が良く、アッシャーたちのリーダー的存在の人物を「ベストマン」と呼ぶそうです。何だか、格好いい呼び方ですよね。

 

ブライダルアテンダーの仕事とは

ところで、日本では昔から「介添人」という役割が、結婚式にはつきものでした。結婚式に参加されたことがある方は、花嫁が歩きやすいようにウエディングドレスの裾を軽く持ち上げたり、高砂へ上がるときに手を添えている人物を見たことがあるかもしれません。その人こそ「介添人」であり、ブライダルアテンダーなのです。

 

花嫁へのお手伝い

では、花嫁へのお手伝いの内容を見ていきましょう。

一つ目は、物理的なお手伝いです。前述のように、慣れないウエディングドレスを着た花嫁が歩きやすいよう、ドレスの裾を軽く持ち上げたり、高砂にあがる時に手を添えて転ばないようにエスコートしたり、座るときにヴェールの裾を踏まないように位置を整えたりします。

また、ゲストからは見えないところで歩いて着崩れてしまったドレスや着物を整える、座るときにそっと椅子を引く、メイク(口紅)が落ちないようにグラスにストローをさす、涙が出そうなときにハンカチを渡す、ということもあります。

尚、花嫁のドレスの裾を軽く持ち上げるのは、躓いてしまわないようにするという意味と、歩きやすいように重さを軽くするという意味があります。ウエディングドレスやブーケの中には、裾がとても長く、どうしても引きずって歩いてしまうようなデザインもあります。その場合は、床に引っかかってしまわないよう、なおかつ見栄えを損なわないよう、注意を払いながらお手伝いすることになります。

花嫁が和装の場合も同様に、歩く時に転ばないようにそっと手を差し出したりします。特に「文金高島田」と呼ばれる髪型は、かつらを使う花嫁も多いため、頭が重くなり、歩くときのバランスが悪くなります。白無垢も色打掛も、後ろ側の裾は長いですし、足元を見るのが難しくなります。慣れない衣装で一人歩くのは、とても大変ですから、ここでもブライダルアテンダーがこまごまとお手伝いをすることになります。

二つ目は、精神的なサポートです。結婚式って、どうしても花嫁は緊張します。でも、せっかくの主役なのですから、顔がこわばっていたり、緊張で立っていられないようでは台無しです。そこでブライダルアテンダーは、花嫁の緊張をほぐすよう、リラックスできるような雰囲気づくりをします。「肩の力を抜いて。にっこり笑ってみましょう」などと、声をかけることもあります。また、緊張のため挙式や披露宴の段どりを忘れていれば、そっと声をかけます。

花嫁にとって、とても心強い存在ですよね。

 

花婿へのお手伝い

花婿へのお手伝いも、おおよそは花嫁へのお手伝いと似ています。お二人の傍に寄り添いながら

  • ◆記念撮影の際、適切な位置へ花婿と花嫁をエスコートする
  • ◆出番を待つ間、リラックスできるように話かける
  • ◆進む(歩く)、席に座る、席を立つなどのタイミングを教える

などのこまごまとしたお世話をするのも、ブライダルアテンダーに求められることです。

また、花婿の場合は特に、友人たちからのお酌が続くこともあるでしょう。グラスの飲み物が一杯になり、飲み切れないような時はそっと捨てるというのも、お世話の一つなのです。

 

こうして、滞りなく結婚式や披露宴が進むよう、さりげなくお世話をするのが、ブライダルアテンダーのお仕事です。

 

ブライダルアテンダーに求められることとは?

究極のおもてなしができる人

花嫁と花婿にとっての結婚式や披露宴は、一生に一度の晴れ舞台のはず。これを滞りなく進めること、花嫁と花婿にとって「幸せな思い出」にできるようにお手伝いするのが、ブライダルアテンダー。そこにはやはり、究極の「おもてなしの心」を持つことが大切です。

結婚式や披露宴に関わるのは「人」ですから、どのようなハプニングが起こるか分かりません。花嫁がドレスを踏んで躓いてしまうとか、花婿が緊張しすぎて歩けなくなるといったことも、大きなハプニングにつながります。

そもそも、結婚式や披露宴の場で、緊張もせずにいつもと変わらずに行動できる人は少ないでしょう。また、結婚式も披露宴も、お二人の大事な人たちをゲストとして迎えていますし、普段とは違う『フォーマル』な場です。

このような場で、さまざまなハプニングに動じることなく、即座に対応できるスキルが必要です。フォーマルな場に不慣れな二人に、正しいマナーをさりげなく伝えることもも「(結婚式や披露宴を)成功させたい」という、花嫁と花婿の希望を叶えるということにつながります。

「おもてなしの心」とは、相手(この場合は、花嫁と花婿)のことを第一に考え、相手が必要とすること以上の気遣いができる心です。

そこには、さりげなさが必要ですし、心理的な負担を陰ながら支えたりするコミュニケーション能力も必要です。また、想定外のハプニングに即座に対応できる判断力や、臨機応変さも求められます。

「おもてなし」は、日常生活の中でも多々見られることではあります。しかし、結婚式や披露宴ともなれば、お二人にとって究極な状況ですから、誰にでもできる「おもてなし」ではなく、ブライダルアテンダーならではの「究極のおもてなし」が必要とされるのです。

 

活かせる資格について

ブライダルアテンダーになるために、必須の資格はありません。ただし、持っているとより良い資格はあります。

【ABC検定】

ブライダルに関するお仕事をする人が心得ておくべき、基礎的な実務知識を問う検定試験です。ブライダル業界で働きたいなら、ぜひ取っておきたい資格です。ブライダルのプロとして、持っておくべき実務的な知識などを、どれくらい身に付けているかを推し図るため、アシスタントのレベルから、ブライダル・コーディネーター(中級)、ブライダルマネージャー(上級)へと、ランクアップしていきます。

 

【マナー・プロトコール検定】

マナー・プロトコール検定は、国際的なルールやマナーに関わる、知識や技能のレベルを推し図るための民間資格です。ブライダル業界やホテル業界など、いわゆる「ホスピタリティ産業」に携わる仕事では、必須となる知識や技能、マナーやプロトコールを学ぶことで、取得できます。1級、準1級、2級、準2級、3級と5つのランクがありますが、上級は例えば、国際的な業種(国際線の客室乗務員など)が取得しているような資格です。ブライダル、ホテルなどに携わる人は、ぜひとも取得しておきたい資格といえます。

 

【サービス接遇実務検定】

いわゆる「サービス業」に従事する人は、ぜひとも取得しておきたい資格です。

接客応対、接遇サービスに関する知識や技術が、どのくらい身についているかを推し図るための検定試験です。接客などのサービス業務をする上で必要となる心構えや、話し方、立ち居振る舞いが審査されます。これらは、その場にいる人たちの人間関係を理解した上で、誰にどのように接するのが良いのかを、瞬時に判断する必要があります。レベルとしては、1級~3級までがあります。

 

【レストランサービス技能検定(HRS)】

これは文字通り、レストランにおけるサービスの技能があるかどうかを推し量る検定試験です。「サービス」に関する検定試験は、前述のサービス接遇実務検定などいくつかの種類がありますが、レストランサービス技能検定はその中でも、唯一の国家検定なのです。

レストランサービスとは、「料飲サービス(料理や飲み物を提供するサービス)」を提供するお店などで必要とされるサービスの一つです。職種としては、レストランのホールスタッフ、ソムリエ、バーテンダーなど、料飲サービスを提供する空間で、お客様と接する人たちすべてが含まれます。

これらの職種に就く人たちの、接客の仕方、立ち居振る舞い、ホテルのレストランでは必須となるテーブルマナーなどの作法が、どの程度身についているかを推し図る検定試験です。

 

サービスの質は満足度を左右する

冒頭でお伝えしたように、海外では「ブライズメイド」という、花嫁の友人たちによるブライダルアテンドが一般的かもしれません。しかし日本では、ブライダルアテンダーはプロが行うことが一般的です。

前出のような資格は、すべて「サービス」を提供するというお仕事で、必要とされる知識と技術を兼ね備えていないと取得できません。言い換えれば、これらの資格を取得しているということは、すなわち「(何らかの)サービスを提供するプロ」ということです。

「サービス」とは、その質によってお客様の満足度を左右する、とても大事なものです。目に見えない、形の無いものだからこそ、何をどう提供するのかが、分かりにくいものでもあります。

現在の日本では、ブライダルアテンダーが活躍する場所として、ホテルやブライダル専門施設があります。日常生活では、なかなか利用することのない施設かもしれませんが、だからこそ結婚式や披露宴という、とても大事なシーンでは、こうした施設を利用します。自分たちを祝福して下さるゲストの方々を、精一杯もてなしたいという気持ちの現れかもしれません。

つまり、そこで花嫁と花婿のお世話をするブライダルアテンダーは、主役のお二人以上に、ゲストをおもてなしする心が必要とされるのです。

京都ホテル観光ブライダル専門学校では、将来ブライダルアテンダーを目指す方に、サービスとは何か、おもてなしの心とは何かを学んで頂くことで、ブライダルアテンダーとしてのサービスを提供するプロを育成しています。

 

 

参考

京都ホテル観光ブライダル専門学校

ブライダルアテンダー

https://www.kyoto-carriere.ac.jp/dpt_bridal/job/attender.php

 

ウェディング・ブライダルの語源って?

https://onemovie.jp/blog/%E7%B5%90%E5%A9%9A%E5%BC%8F%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%82%81%E7%9F%A5%E8%AD%98/etymology/etymology-wedding-bridal/

 

花嫁の介添人・ブライズメイドはなぜ海外で流行しているの?

花嫁の介添人・ブライズメイドはなぜ海外で流行しているの?

 

ブライダルアテンダー

https://www.vantan.com/occupation/detail/22.php

 

結婚準備のリアル

結婚式で欠かせない介添え人の仕事とは?

結婚式で欠かせない介添人の仕事とは?心付けは必要?

 

ブライダル業界のミライ

介添人(アテンダー)になるには

介添人(アテンダー)になるには

 

キャリアコンパス

結婚式の成功にはこの人の存在がある? 知られざる「ブライダルアテンダー」の仕事とは

結婚式の成功にはこの人の存在がある? 知られざる「ブライダルアテンダー」の仕事とは

 

ウェディングプランナーガイド

介添人(向いている人など・・)

https://www.jhs.ac.jp/weddingplanner/works/supporter.php


ウエディングの世界は独立しても働ける? DATE:2021年5月4日 ブライダル

ウエディングの世界を調べていると、フリーのウエディングプランナーという職業や、独立して活躍している人の記事を見ることがありませんか?独立と聞いただけで「難しそう」と感じる人も多いかもしれません。今回はウエディングの世界で独立して働くことはできるのか?独立するために必要なことをご紹介します。

ウエディングの世界で独立はできるのか?

例えば、料理人の世界では、店で修行を積んだ後、自分の店を持って独立するケースをよく聞きますよね。では、ウエディングの世界ではどうなのでしょうか。

ウエディングの世界で「独立」となると、例えば衣装を扱う会社を立ち上げたり、フリーのフラワーコーディネータという方もいます。フリーの司会者なども、ウィディングでの独立に含まれるかもしれません。

しかし、実際に独立してフリーでウエディングの仕事をして活躍している人は多くいます。その中でも多いものの一つがウエディングプランナーです。ウエディングプランナーとは、一組のカップルの結婚式当日を迎えるまで、何度も打ち合わせを重ね、ウエディング全体を総合的にプランニングする仕事です。

ウエディングプランナーとして長年お客様と接していると、「もっとこのカップルに合った提案をしたい」と思う場面も増えるようです。自分が勤めている中で実現できればいいのですが、企業の方針と自分の考えが違うなど、難しいケースもあるのです。

例えば「この二人にはこのオプションは必要ない」と考えていたとしても、会社に属している以上、売上を出さなければいけませんし、そこでジレンマに陥り、独立を考え始める人も多いようです。独立したい!と思ったからといって誰でも独立できるわけではありませんが、独立することは可能です。

 

独立した人の働き方は?

企業に就職して働く場合は結婚式場やホテル、またはブライダルプロデュース会社などに所属して働くことになりますが、独立した場合は、自分で仕事をとらなければいけません。

例えばフリーのフラワーコーディネーターの場合、結婚式場や結婚を考えているお客さまから直接仕事の依頼をいただきます。そのためには、独立する前から結婚式場のスタッフと仲良くなるなど、人脈を作っておくことも必要です。

お客さまから直接依頼をいただくには、インターネットを使うのがいいですね。例えばホームページやブログ、またはSNSに自分の手がけた事例を公開することで、自分の仕事をPRをすることができます。

依頼を受けた後は、クライアントとなる未来の花嫁さん、花婿さんと実際に打ち合わせをしながら、ブーケや花束、会場装花などトータル的にコーディネートの提案をしていきます。イメージが定まったら、後は当日まで制作に打ち込んでいきます。

フリーランスで仕事をする場合の利点としては、企業勤めのように働く時間は決まっていないので、自分のペースで仕事を行うことができるということがあるでしょう。また「自分のイメージする通りの提案から、実際の結婚式当日のフラワーすべてをプロデュースする」ことが可能なところも、利点といえます。

とはいえ、フリーランスで働くということは、営業から経理面など運営に関すること、クライアントさや打ち合わせのスケジューリングなど、制作・準備まで仕事に関わる全てのことを一人で行うということです。独立するまでに、多くの式場で仕事の経験を積み、さまざまなノウハウをしっかり身につけておくことが必要なのです。

一人のクライアントさんからの依頼を受けて作業を進めている間に、また他のクライアントさんと打ち合わせをして、新たな作品の作成に取り掛かったり、同時進行で仕事を進めていきます。

仕事の量も自分で調整することができ、手一杯になればキャンセル待ち状態にしたり、同じ業種の人に仕事を回したりすることで、また自分にも仕事を回せてもらえる状況を作れます。同業者の人と仲良くなっておくことで、仕事の幅を広げていくことができます。

フリーウエディングプランナーの働き方

ウエディングの世界で独立して働く場合、ウエディングプランナーとして活躍する人が多いです。先ほど、独立した際の働き方についてお伝えしましたが、ウエディングプランナーに関しても同じで、専門式場やホテルに常駐して働くか、ブライダルプロデュース会社から様々な場所に派遣されて働くことになります。

ウエディングプランナーは、お客さま一人ひとりに寄り添って、お客さまが求める結婚式を実現するというやりがいの大きな仕事です。独立した場合、フリーランスとして活動することになりますが、お客さまと直接契約を結ぶことにより、「しがらみ」の無い状況の中で、自分が本当に「お客様に合う」と思える提案ができるようになります。

仕事の獲得の方法としては、これまで築き上げた人脈の中からお仕事をいただくこともあるでしょうし、さまざまな式場で実績を残すことができれば、多方面からプランニングの依頼がいただけることもあります。

このように、仕事が向こうからやってくる状況になるまでには、長年の経験やプランナーとしての優れた能力も必要です。ホームページや名刺などを使って自分をPRするなど、地道な営業活動も必要だと言えるでしょう。

評判の良いウエディングプランナーになれば、その一日はクライアントとの打ち合わせで埋まっていきます。打ち合わせの合間は決まった内容を見返しながら、それに必要なものの手配をしたり書類作成をしたりします。また結婚式当日は、ウエディングプランナーにとっても、大きなイベントです。忙しい日は披露宴終了後に、別のお客様との打ち合わせを行うこともあります。

独立と、企業に雇用されて働く違いは?

独立して働くケースと、企業で働くケースとの一番の違いは何でしょうか。それは、独立した場合は自分で何でも決断していく必要があるのに対し、企業で働く場合はその企業の方針の中で仕事をする、という点でしょう。特にウエディングプランナーは会社で働く場合、売上目標が決まっていることが多く、ノルマが設けられていることもあるようです。ですので、カップルの晴れの舞台をお手伝いできる喜びがありながらも、売上目標やノルマを常に意識することが苦痛に感じることもあるでしょう。ウエディングプランナーは営業と企画の仕事を同時に行っており、営業の数字は求められ続けます。

一方、企業で働いているときは、毎月決まった給与をいただけるので、収入の面では安定しています。エディングプランナーとして独立すれば、契約をいただけかなければ収入に大きく影響します。

このようにフリーの場合、自分の収入を考えながら仕事をしないといけないという難しい面はあります。しかし上から指示されることはありませんので、働く上で自由度が高くなる、という利点はあります。

また、企業で働くと収入は安定するという反面、大きな昇給は期待できないというのが現状ですが、独立すれば自分の頑張り次第で収入をいくらでも上げることができます。

ウエディングの世界で独立するためには?

独立をすればお客さまのために、より深くサポートしながら働くことができます。しかしその一方で、営業活動からお金周りのことなど、実際の業務内容以外にも様々なことを一人でこなさなければなりません。考えたくはないことですが、万が一お客様に満足して頂けなかった場合も、責任は自分が負うことになります。一人で全てを行うということは、それだけ大きな責任も伴うということなのです。企業に勤めていればその会社の看板の元で仕事ができますが、独立すれば自分という看板を背負って仕事をすることになるからです。

営業をしてお客さまを集めさえすれば、独立しても仕事はできる、と思われるかもしれまんせんが、フリーランスとしてのウエディングプランナーというは、多くの式場で経験を積み、さまざまな方面からの信頼を構築しているからこそ成功できるものなのです。独立を考えるならば、フリーで仕事を任せてもらえるだけの、知識や実力をしっかりと身につけておく必要があります。

様々な知識が必要

ウエディングの仕事をする上で、ウエディングに関する幅広い知識を身につけることが求められます。例えば

◆レストランサービス
◆テーブルマナー
◆衣装
◆コーディネート
◆小物
◆色彩

など、非常に多岐に渡ります。場合によっては、これらの一部をその道のプリにお願いし、協力しあいながら進めていくこともあります。ずです。

実績を積もう

まずは、企業で働いてウエディングプランナーとしての実績を上げることが、多くの信頼をいただくことに繋がります。「自分にはどれだけのことができるのか、今までどのようなことをしてきたのか?」をお客さまに堂々とアピールできよう、十分な経験を積んでおくことが大切です。

資格があると有利

フリーとして働くなら、やはり知識や能力を持っていることを証明できるものがあるというのは、大きな強みになるものです。お客さまとしても、大事な晴れの舞台ですから、実績や経験があるプランナーであれば安心して依頼できるでしょう。

例えば、ブライダルプランナー検定に合格しておのは良いことです。その他にも取得してくと有利な資格に、

◆色彩検定
◆レストランサービス技能検定
◆ジュエリーコーディネーター検定
◆フォーマルスペシャリスト検定

などがあります。

できれば、就職する前に資格取得や検定合格をするための勉強をしておくのがお勧めです。学生のうちにできる限り資格を取得するのも独立への近道になりますし、受験資格として実務経験が必要なものもありますので、就職後もさらなるスキルアップを目指すことのも良いでしょう。

ウエディングの世界で独立すると、大きなやりがいが返ってくる!</h2>
ウエディングプランナーは、一生に一度の晴れの舞台に深く携わることがきる、人気の仕事です。独立すれば、自分にしかできないことを二人に提案することができ、それが直接自分の収入に直結するなど、さらにやりがいも大きくなります。

新郎新婦にあった提案がしやすい

ウエディングプランナーとして企業に所属している場合、お客さまが本当に望んでいることを叶えたいと思いながらも、思うように動けない場面もあるかもしれません。例えば、結婚式専門の式場に勤めていれば、それ以外の会場を提案することはできません。しかし、フリーであれば、そもそもの会場選びから、お客さまが望む形にマッチすところを探し、お客さまの希望を叶えやすいということもあるでしょう。

また、ドレスの専門家として独立している場合やフラワーの専門家として独立している場合は、実際に結婚式を挙げる会場との関係性に関わることなく、自分自身が本当に良いと思えるドレスやフラワーをご提案することもできます。

自分自身の世界も広がる

独立すると、今まで以上にお客さまの要望に沿うことができることもあるでしょう。しかしその分、自分自身も常に新しいことを勉強していく必要があります。

 

例えば、ドレスの「流行」について。ある程度大きな結婚式場やホテルに所属していれば、その枠組みの中で、ドレスのデザインや素材などの「流行」を知ることはできます。しかし、フリーとして働くと、そういった情報は自分で積極的に集めていかなければなりません。誰も教えてはくれませんからね。つまりは、常に「流行」に対するアンテナを張り、自分の手や目で確かめ、本当に「二人に合った良いもの」の候補を、自分の中に蓄えておく必要があります。

でもこれって逆を返せば、どこよりも新しいものを作り出す可能性もある、ということです。もしかすると、自分が「流行の発信源」にも、なれるかもしれません。独立すると、その分苦労や大変さも増えますが、自分の成長に繋げたいと思うのであれば、独立を視野に入れながら、ウエディングプランナーとしての経験を積んでいくのも、ひとつの道だと思います。

 

いかがでしょうか。

企業に属するのであれ、独立するのであれ、お客さまが望む結婚式を作り上げるお手伝いができれば、それが一番の幸せであり、一番のやりがいです。「すべてはお客様の笑顔のために」と考えて行動出来る人は、ウエディングの世界での独立に、向いているのかもしれません。

 

<a href=”http://careergarden.jp/weddingplanner/katsuyaku/”>http://careergarden.jp/weddingplanner/katsuyaku/</a>

<a href=”http://careergarden.jp/weddingplanner/dokuritsu/”>http://careergarden.jp/weddingplanner/dokuritsu/</a>

<a href=”https://www.misoca.jp/freelance/pedia/1498/”>https://www.misoca.jp/freelance/pedia/1498/</a>

<a href=”http://careergarden.jp/weddingplanner/free/”>http://careergarden.jp/weddingplanner/free/</a>

<a href=”https://www.marunage.co.jp/media/feature/2016/08/624/”>https://www.marunage.co.jp/media/feature/2016/08/624/</a>

<a href=”http://careergarden.jp/weddingplanner/ichinichi/”>http://careergarden.jp/weddingplanner/ichinichi/</a>

<a href=”http://www.bridalplanner.jp/flow/?code=041039″>http://www.bridalplanner.jp/flow/?code=041039</a>

<a href=”https://www.wedding-m.jp/occupation/wedding-planner/qualifications-required-to-become-a-wedding-planner-recommended-qualifications”>https://www.wedding-m.jp/occupation/wedding-planner/qualifications-required-to-become-a-wedding-planner-recommended-qualifications</a>

 


ウエディングプランナーを目指すなら DATE:2021年5月1日 ブライダル

ブライダルに関わる仕事をしたい!と思って仕事を調べると、ウエディングプランナーという職業を目にすることが多いのではないでしょうか?

ブライダルの仕事=ウエディングプランナーと思われているくらい有名な仕事でもあります。しかし、実際のところどんな仕事をするのか?どうすればなれるのかはわからない、そんなあなたに!ウエディングプランナーのすべてをご紹介します。

ウエディングプランナー(ブライダルプランナー)って何をする人?

ウエディングプランナーは一体どんな仕事をしているのでしょうか。ここではまずウエディングプランナーの仕事内容をご紹介します。

結婚式をプロデュース

ウエディングプランナーは、結婚式をプロデュースするのが仕事です。結婚式を挙げようと思ったら、実はやらなければならないこと、決める事がたくさんあります。それを新郎新婦だけで全部準備しようと思っても、何から始めればいいのかもわかりません。

ウエディングプランナーは結婚式をする上で準備すること、決めることを新郎新婦と一緒に打ち合わせをしていきます。

結婚式までに決めることは

  • 日取り
  • 予算
  • どんな結婚式にしたいか
  • 衣裳
  • 会場コーディネート
  • 料理&ウエディングケーキ
  • 招待状
  • 引き出物
  • 演出

など、結婚式を挙げるためには、たくさんの準備が必要です。

ウエディングプランナーはこれら一つひとつを、新郎新婦のご要望に合わせてプランを立てていきます。結婚式を挙げたい人は、何をどのように決めればいいのか、なかなか分かりません。「こんなに決めないといけないの?」と新郎新婦が不安にならないように寄り添いながら、結婚式をプロデュースしていきます。

結婚式を挙げたい!と思っている人の中には、明確なイメージがある人もいますが、ほとんどはイメージができていません。そのイメージを膨らましていきながら、一緒に具体的な形をつくるのがウエディングプランナーの役目です。新郎新婦が望むスタイルが決まったら、それに合わせて各部門と連携・協力して準備をしていきます。

新郎新婦のご要望を聞き出すには、ヒアリング力とコミュニケーション力が必要となります。長時間の打ち合わせの中で、お二人をリラックスさせる会話を挟みながら、お二人の理想の結婚式のイメージを引き出し、それを形にしていきます。これがウエディングプランナーの腕の見せ所でもあり、大切なところです。

お二人が求める結婚式を実現するために、婚礼料理から会場の装飾の細部まで打ち合わせをし、ウエディングプランナーが取りまとめていきます。

新郎新婦の二人が最高の式をあげるために、すべてをプロデュースします。

新郎新婦の晴れの日をお手伝い

ウエディングプランナーの仕事は、準備ができたら終わりというわけではありません。結婚式の相談を頂いてから、挙式当日までをトータルプロデュースするのが仕事です。

準備で万全だからといって安心してはいけません。まずは当日に手配したものがしっかりと準備されているのかを確認します。また当日は自分が担当する結婚式以外にも結婚式の予約をいただいていることもあるので、時間通りにスケジュールを進めなければなりません。

当日は会場責任者が時間管理をしながら、時間通りに式が始められるようにスタッフに指示を出していきます。

ウエディングプランナーは挙式や披露宴の最中には、担当した新郎新婦をそっと見守り、何かトラブルが起きた時は、すぐに対応をしなければなりません。事前に打ち合わせした通り、スムーズに進行するように都度対処します。

ウエディングプランナー(ブライダルプランナー)のお仕事アレコレ

ウエディングプランナーは何ヶ月にもわたってあらゆる仕事に関わります。それぞれ準備、当日、その後の3つに分けてどんな仕事をしているのか見ていきましょう。

新郎新婦の晴れの日までの準備

ウエディングプランナーは、新郎新婦にとって理想の結婚式を実現するために、打ち合わせを綿密に重ます。最高に上質な結婚式にするのであれば、ただお金をかけるだけでいいでしょう。

しかし、新郎新婦が望む予算に合わせて、理想の結婚式を行えるようプロデュースするのが、ウエディングプランナーの仕事です。ウエディングプランナーにとって、新郎新婦が本当に叶えたい結婚式を作り上げるための「提案力」は不可欠です。

提案力というと、ただ何かを紹介するように感じられますが、そうではありません。二人の想いを汲み取り、それを具体的な形にして、新郎新婦に伝えることです。結婚式となると、花嫁さんとしてはとにかくゴージャスで華やかにしたい!と考えることもあります。

ウエディングプランナーは、ゴージャスで華やかにしたい!という希望に対して会場装飾、衣裳、演出など、バランスを考えながら提案しなければなりません。そのためには多様な知識と経験が求められます。

また、ウエディングプランナーは当日を迎えるまで、新郎新婦の一番の相談役です。当日まで新郎新婦を支えるのがウエディングプランナーの一番大切なお仕事です。

結婚式は一大のライフイベントです。ウエディングプランナーは、期待と不安でいっぱいの新郎新婦をサポートし、様々な要望や予算に合わせて納得がいくまで、二人の相談にのり打ち合わせを重ねて結婚式をプロデュースします。

前日にも最終確認の打ち合わせをして、いよいよ当日を迎えます。

晴れの日当日

準備を終えて、いよいよ晴れの日を迎えます!ここが一番大切な時です。新郎新婦は楽しみな気持ちと不安な気持ちを抱えながら、なんとも言えない気持ちでやってきます。

その緊張を解きほぐすのもウエディングプランナーの役目です。これまで二人に寄り添い、サポートしてきたからこそ、細かな気配りやフォローができます。

到着して、新郎新婦が衣裳の着付けなど準備をし始めたら、その間に会場責任者と連携しながら準備を整えます。受付前には、受付を担当するゲストに説明を行い、確認しながら進行をコントロール。

そして挙式・披露宴直前に、最終確認を行います。音響や映像の確認、照明の確認などそれぞれトラブルがないか最終確認も必要でしょう。開宴後は進行通りに進むようにサポートをしていき、指示出しに徹したりと周囲に気を配りながら、新郎新婦にとって最高の1日になるようにサポートをします。

晴れの日を終えて

無事に結婚式が終わった後は、次の仕事の準備へと進めます。会場も次に使う人が控えているので、会場責任者は周りのスタッフに指示を出しながら協力して片付けをしていきます。

ウエディングプランナーは、一生に一度の大切な日に立ち会え、一番近いところで幸せのお手伝いができるとても大きなやりがいを感じることができる仕事。

またウエディングプランナーは、会場見学に来たカップルにウエディングプランの紹介・販売をしたり、会場案内を行うのも大事な仕事です。

一つの結婚式を作るために、衣裳やフラワー・音響・料理などさまざまな部署と連携をするので、同じ業界の専門スタッフと日頃から信頼関係を作っておくことも大切です。

ウエディングプランナー(ブライダルプランナー)の仕事内容とやりがいについて

結婚式が作られていく過程の中で、大きな役割を担うのが「ウエディングプランナー」です。

ウエディングプランナーとは、挙式や披露宴をトータル的にコーディネートするのが仕事。結婚式に関わる全てのことに携わるのですから、先程も説明したように、内容は多岐に渡ります。

ウエディングプランナーとして、多くの結婚式に関わってはいますが、一つひとつの式が、一組の新郎新婦にとっては一生に一番の思い出となるものです。ウエディングプランナーは、そんな貴重なワンシーンを一緒に作り上げることができるのですから、非常にやりがいのある仕事だと思います。

やりがいを感じないウエディングプランナー(ブライダルプランナー)はいない!

ブライダル学科の学生に、ウエディング業界を選んだ理由を聞くと『多くは家族や親戚の結婚式に出席したときに「結婚式ってすごい!!」と感動したことがきっかけです。』と答えます。結婚式は、新郎新婦をみんなでお祝いする、何とも言えない幸せがいっぱいの空間ですよね。そんな幸せな空間を創り出す仕事があることを知り、将来自分もウエディングプランナーになって、新郎新婦に喜んでいただけるような結婚式をプランニングしたいと思うようになったといいます。

キャリエールでは、ウエディングのプロとしてお仕事を経験された先生方から指導を受けたり、実際に現場で活躍されている先輩方と会って話をする機会があるのですが、ウエディングという一生に一度の幸せのお手伝いをされているだけに、皆さんもキラキラ、生き生きとしていて、とても素敵です。お仕事を通して幸せをたくさん頂いているのが伝わってくるようで、とても大きなやりがいを感じながらお仕事されているのだろうなと思います。

実際にどのようなやりがいを持ってお仕事されているのか、聞いてみたところ、やはり一生に一度の大切なイベントに携わることができる、ということは、とても大きいようです。打ち合わせを何度も重ね、やっと新郎新婦にとって、幸せに溢れた最高の式を迎えることができたときの感動は、ウエディングプランナーになって本当に良かった!と思う瞬間なのだそうです。

幸せのお手伝いとはいえ、ウエディングプランナーの仕事は、最高の式を創り出し成功に終わらせるという非常に責任のある仕事であるのは確かです。

そのようなプレッシャーもある中、結婚式が終わり新郎新婦や、親族の方々から「ありがとう」「いい式だったよ」と、感謝の言葉をいただいた時は、ウエディングプランナー冥利に尽きる瞬間なのではないでしょうか。

やりがいを持ち続けてウエディングプランナー(ブライダルプランナー)として働くには

現代の結婚式は、昔と違い小規模、少人数であったり、レストランウエディングやガーデンウエディングなど、式のスタイルも多様化しています。それと同時に、演出にこだわるカップルも多いため、ウエディングプランナーに求められる部分は非常に大きくなっていると思います。伝統的な結婚式だけではなく、指定された予算内で、いかにお二人らしい結婚式をプランニングできるかは、難しくもあり、そこに大きなやりがいがあるのだと思います。

また、ウエディングプランナーとは、実績が認められるようになると、独立という道も可能な仕事です。しかし、ただ経験を積むだけではなく、常に知識を深める努力は大切だと思います。

キャリエールの学生たちは、ウエディング業界で役に立つ資格取得やスキルの習得のために頑張っていますが、就職後もさらにスキルアップし、お客様のために希望に合ったプランニングをし、喜んでいただくことで、やりがいを持ち続けて仕事に取り組めるのではないかなと思っています。

ウエディングプランナー(ブライダルプランナー)の仕事、どんな魅力がある?

ウエディングプランナーというお仕事、普段はなかなか接することがない少し特殊な職業ではありますが、その仕事内容は「ウエディングプランナー」という名称から、想像できるかもしれません。

まずは、ウエディングプランナーについて、仕事内容など簡単に説明したいと思います。

「プランナー(Planner)」という言葉には、「計画(Plan)の立案者」という意味がありますが、ウエディングプランナーとは、まさに「結婚式(ブライダル)の計画をする人」のことを呼びます。

ウエディングプランナーについて簡単に説明するなら、新郎新婦と打ち合わせを重ね、ひとつの結婚式をトータルコーディネートするのが主な仕事内容です。

結婚式を挙げる新郎新婦が決めるべきことは、式のスタイルから衣装、料理や引き出物まで数多くありますが、ウエディングプランナーはお二人のご要望とイメージに合うよう、一つひとつ丁寧にアドバイスしながら、決定していくお手伝いをするのです。

私は結婚式には一度しか出席したことはありませんが、新郎新婦が最高に輝くことができる瞬間だと思います。と言っても、単に衣装が似合っていればいいのではなく、会場の装飾や演出のセンスなど、たくさんの要素がうまく融合することで、感動の瞬間を迎えるのだと思っています。

そこがウエディングプランナーとして腕の見せ所であり、仕事をする上での大きな魅力なのではないでしょうか。

ウエディングプランナー(ブライダルプランナー)のその他の仕事

ウエディングプランナーの仕事は、先ほども紹介したように、その名前の通り式のプランニングが主な業務です。

ですがウエディングプランナーの仕事は、それ以外にもたくさんあります。ただプランニングをするだけではなく、書面や契約の処理をしたり、実際に結婚式の進行を運営したりと、ブライダル業務全般に深く関わる仕事。

だからこそおもしろみがあり、やりがいのある仕事なのだとも言えます。

営業

結婚式を挙げるカップルがいるということは、そこではかならず契約が行われているということですよね。何もせずに契約に至ることは少ないので、結婚式の提案をし、営業をするのもウエディングプランナーの仕事のひとつです。

魅力的な結婚式を提案するプランニング能力はもちろんのこと、お客様の気持ちをじょうずに押すための営業力も求められます。本当にすばらしいウエディングプランナーは、お客様が思わず契約をしたくなるような、結婚式の提案力があるものなのです。

はじめのうちは難しいと思いますが、慣れると提案の仕事もとても楽しいものとなります。

事務作業

結婚式のプランニングや実際の進行の裏では、たくさんの事務作業もあるものです。契約書や提案書、社内での稟議や指示書など、数多くの書類を作成しなければなりません。

お客様へ見せる書類も大切ですが、正しくスムーズに結婚式を運営するための、社内向けの資料作りも非常に大切。いくら裏方の作業とはいえ、手は抜けません。

式の運営業務

ウエディングプランナーの仕事の中でも、一番たいへんなのが結婚式当日の運営業務です。感動のブライダルの舞台で、遅れやもたつかせて台無しにすることはできません。

手配した道具や引き出物、お花などに漏れがないかをしっかりとチェックし、時間通りに式を進行するために気配りと目配りが欠かせないでしょう。自分が担当したお客様の一生に一度の晴れ舞台を忘れられないものにするために、一日中気を張っていなければなりません。

また進行中のトラブルは起きないことが一番ですが、どれだけ気をつけていても起こるときは起こります。特に春や秋の繁忙期には、結婚式が集中するため、部材の発注などでミスが起こりやすいもの。

そんな時にでも、焦らずに機敏に対応できる臨機応変さも求められるでしょう。大変ではありますが、その分だけやりがいも大きく、お客様と感動を分かち合えるお仕事でもあります。

ウエディングプランナー(ブライダルプランナー)の魅力に隠された苦労とは

ウエディングプランナーは、結婚式という幸せなイベントに関わることができる魅力あるお仕事ではありますが、式全体にトータル的に関わっていく必要がありますので、その仕事の大変さや仕事量などは、想像を超えるものだと思います。

結婚式を作り上げるといっても、単にモノを作り上げるわけではありません。式までの打ち合わせは長ければ半年間という長期に渡ります。ウエディングプランナーとして仕事をする上では、人対人の関わりが重要であり、コミュニケーション能力も問われるのです。

大切な式を控えて、新郎新婦、とくに新婦はナーバスになっていることもあるでしょう。そのような気持ちも汲みながら、おふたりに寄り添ってサポートする姿勢も、ウエディングプランナーには求められます。

また、新郎新婦の中には、できるだけ低予算で、自分たちらしい式を挙げたい、と希望される方もいらっしゃいますので、お二人の衣装だけではなく、演出や料理、引き出物までを、予算内で上手くコーディネートしなければいけません。

ウエディングプランナーと新郎新婦は、結婚式の当日まで長期間にわたるお付き合いになります。このように期間が長いだけに、苦労や大変なことも多々あるでしょう。しかし、それを乗り越えることで、素敵な式を作り上げることができるのだと思います。これも、ウエディングプランナーの仕事の魅力の一つなのでしょう。

繁忙期はとことん忙しい!だけどそれだけ多くの感動を味わえる

ウエディングプランナーの仕事には、繁忙期と閑散期があります。

当然、結婚式自体は一年中行われるものですが、やはり6月のジューンブライドの時期には、とくに忙しくなかなか休む暇もないほど。一人辺りが抱える結婚式の件数も極端に増えますから、お客様とのミーティングからプランニング、準備までをひっきりなしに行わなければなりません。

しかしどれだけ忙しいからと、結婚式の質を下げるわけにはいきませんから、決して気を抜くことはできないのです。とてもやりがいのあるウエディングプランナーの仕事であっても、繁忙期だけは少しだけ大変なもの。

もちろん結婚式の数が多いということは、それだけたくさんの感動も味わえるという意味でもあります。

お客様に合わせるため不規則になりやすい

営業職や接客業の全てに共通していることですが、ウエディングプランナーは、基本的にお客様を向いて仕事をしなければなりません。

そしてお客様は仕事の合間を見て打ち合わせに来店するわけですが、みなさん仕事をされているケースがほとんど。つまり夜の遅めの時間であったり、土日祝などであったりと、みなさんバラバラです。

ウエディングプランナーは、お客様の時間に合わせなければいけないことも多く、勤務時間が不規則になりやすい点は少しだけ大変だと感じるかもしれません。しかし繰り返しますが、お客様を相手にする仕事では共通していますし、それ以上にやりがいがあるから目指す人も絶えない仕事でもあるのです。

ウエディングプランナー(ブライダルプランナー)になるために必要なスキルは?

ウエディングプランナーになるのであれば、専門学校に通うことで必要な知識などはしっかりと学べるでしょう。

ですが学校で学べることには限りがあり、やはりウエディングプランナーとしてのスタート地点は就職してからです。そのためプロのウエディングプランナーになるために、働きながらたくさんのスキルを習得していかなければなりません。

そして働き続ける限り、つねにスキルは磨き続ける必要があります。

新郎新婦さんの気持ちを読み取り提案する力

まず何よりも新郎新婦さんの気持ちを読み取り、先回りして提案する力が求められます。

新郎新婦さんは、結婚式についてなんとなくのイメージは持っているものの、それを言語化して表現できません。そのため打ち合わせなどを重ねながら、あなたが言語化して形にしていく過程が必要。

そしてプロとして、さらに式をよくするための提案も先回りして提案できれば最高です。新郎新婦さんは、自分たちが持つイメージを一生懸命形にしてくれるプランナーなら、きっと信頼してくれるでしょう。

コミュニケーション能力

提案する力は間違いなく大切ですが、同じくらい大切なのがコミュニケーション能力です。

新郎新婦さんだけではなく、社内のスタッフとも日ごろから積極的にコミュニケーションを取ることが大切。なぜなら式のプランニングをするのはあなたですが、実際に進行するのは社内のスタッフのみんななのです。

大切な結婚式を成功させるため、ハプニングが生じても迅速に対応するためにも、コミュニケーション能力は不可欠だといえます。ちなみにコミュニケーションが苦手と感じている人でも、それはいくらでも訓練で改善できるので安心してください。

先天的な資質も多少はありますが、コミュニケーション能力の大部分は経験によるものです。

英語力(場合によっては)

滅多にありませんが、場合によっては英語力が試されることもあります。

たとえば新郎新婦さんのどちらかが、外国の方の場合もあるかもしれません。このような時に、日本語を話せる方とだけコミュニケーションをするのもよいのですが、できれば直接会話できるとよいですよね。

今は日本に移り住む外国人の方も増えており、今後ますます英語が求められる機会も増加する一方ですから、できれば英語力も身に付けておくと有利でしょう。

ウエディングプランナー(ブライダルプランナー)になるための進路は?

ウエディングプランナーになるための進路としては、専門学校・短大・大学のいずれかを卒業後に就職するのが一般的です。

どの進路からでも、ウエディングプランナーの仕事には就けますが、おすすめなのはブライダル学科のある専門学校からの就職です。たとえばキャリエールなら、ブライダルに関連する授業と実習を中心に行い、キャンパス内にある会場で模擬的な式の運営を行う授業まであります。

もちろん就職に必要な各種資格も受験でき、卒業と同時にブライダルの世界で活躍できるのです。

お客さまに選ばれる、魅力あるウエディングプランナーになるには!

ウエディングプランナーは、式の進行や演出、使用するアイテムなどの提案やアドバイスをしますが、まずはふたりの要望やイメージを優先することが大切です。そこから、お二人の提案をより良く仕上げるためにプロの立場から提案をしてサポートします。より的確なアドバイスをするためには、やはりブライダル全般に関する専門的な知識や、高いセンスが必要です。

先にお伝えしたように、ウエディングプランナーとは、結婚式をトータル的にコーディネートするため、ドレスやブライダルフラワー、会場の装飾やカラーコーディネート、料理などについても詳しく知っていることが求められます。

キャリエールのブライダル学科では、ブライダル業界での就職に役に立つようなたくさんの資格を目指すことができます。ブライダルに関して多くの知識を持っている、ということは、お客さまに満足して頂くような「提案」ができるということです。

より良い提案をしたり、適確なアドバイスをすることで、最高の結婚式を作り上げることができたとき、魅力あるウエディングプランナーとして、お客さまに認められるのではないかと思います。

ウエディングプランナーになるための資格は?

ウエディングプランナーに関わる資格としては、ブライダルコーディネート技能検定(1級・2級・3級)とウエディングプランナー(1級・2級)があります。

とくにブライダルコーディネート検定については、国家検定であることからも、ウエディングプランナーとして働くのなら優先して取得したい資格です。独学での取得も可能ですが、できることならブライダル学科で、専門的な知識と技術を身に付けながらの受験するのが理想でしょう。

キャリエールの場合は、生徒の合格率は92%以上と、全国平均を大幅に上回ります。

キャリエールの学生たちは、ブライダル関連の資格取得のために勉強に励んでいますが、将来はウエディングプランナーとして経験を積み、いずれはフリーで活躍する夢を持っています。そのためにも、勉強はもちろん、コミュニケーション能力や、おもてなしの心も、しっかりと養っていってくれることを願っています。

ウエディングプランナー どうすれば仕事に就ける?

ウエディングプランナーの仕事に就くための道をご紹介します。ウエディングプランナーの仕事に就く道として、大きく2つの方法に分かれます。

高卒でウエディングプランナーの仕事に就けるの?

ウエディングプランナーの仕事に就くために、専門学校や大学を卒業しなければならないという決まりはありません。高卒でもなることができます。ただ、ウエディングプランナーには知識だけではなくマナーや振る舞い方など、接客するにおいて必要なことがたくさんあります。そのため、いきなりウエディングプランナーとして働くことはできません。

まずはホテルなどのブライダルに携われる場所に就職してみましょう。そこで色々な仕事を経験していきながら、ブライダルで必要な知識やマナーを身につけていきます。そうした中でどんどんスキルアップをしていき、晴れてウエディングプランナーの仕事に就くこともできます。

しかし、ウエディングプランナーとしてデビューするまでの道のりが長くなってしまったり、希望していた職種に就けない場合もあります。

専門学校で学ぶのが、一番の近道!

ウエディングプランナーの仕事に就く一番の近道は、ブライダルの専門学校で学ぶことです。専門学校で学べばウエディングプランナーとして就職することができます。

キャリエールでは、ブライダル学科の中に「ウエディングプランナーコース」があり、そこではウエディングプランナーに必要な知識やスキルを、幅広く学ぶことができます。

実際に「ウエディングプランナー演習」では婚礼打ち合わせをする上で必要になる業務を、スケジュールに沿って学んでいきます。新郎新婦に提案ができるようになるために、ウエディング商品の知識もこの授業で学ぶことができます。

知識として知るだけではなく、学んだことを実技として実習演習を通してスキルを身につけます。実習も一度だけではなく、繰り返しやることで自分の身になっていきます。だからこそウエディングプランナーの仕事をする上で必要なことが身につきます。

他にも「セレモニープロデュース」という授業では、挙式や披露宴のコーディネートを行う上で必要になる知識が勉強できます。結婚式をつくるためにたくさんの専門スタッフと連携をとるため、それぞれにどのような対応をすればいいのか?コミュニケーションのとり方も勉強することができます。

このようにキャリエールでは、ブライダルの仕事をする上で必要な知識や、コミュニケーション力、提案力などを、授業で学ぶことができます。だからこそ、自分のスキルとして習得でき、就職へとつながっていきます。

これが就職して覚えるのと、専門学校で学ぶことの大きな違いです。

また学生時代にブライダル業界に関わるスキルを習得していれば、就職活動で有利に働くこともあります。そのような技術や認定も専門学校に入れば、取得することができ、対策授業や、集中講義などのサポートも受けられ、スキルアップの近道にもなります。

専門学校を卒業すればブライダル業界の専門スキルが身につき、選択肢も広がるので、早く自分の夢が叶えられます。


観光に関する仕事をするにはどうすればいいの? DATE:2021年4月26日 旅行

旅行が好き、お客さまをご案内する仕事に憧れる、旅行代理店で働くことに憧れる、観光の仕事を目指す理由は様々ですね。今回は観光に関わる仕事を目指す方に、どのようにすれば観光に関する仕事ができるのか、ご紹介していきます。

観光の仕事には色々な働き方がある!

観光の仕事と一言でいっても働き方は様々です。働き方別、仕事の内容について、それぞれ見ていきましょう。

現地で観光ガイドをする仕事

観光の仕事には、現地で実際に観光客をガイドする仕事があります。お客さまの旅を直接サポートして、お客さまを楽しませたい人に向いています。ガイドの仕事は様々な観光地にお客さまと一緒に行くことができるので、旅行が好きな人は、仕事で下見をして、気に入ったところに旅行に行くということができそうですね。

観光をガイドする仕事には

  • ツアーコンダクター
  • バスガイド
  • 通訳ガイド

などがあります。

ツアーコンダクター

ツアーコンダクターとはお客さまが旅を楽しめるように、実際の行程を共にし、観光地を案内をします。ツアー旅行となれば団体での行動になります。お客さまが途中で迷子になってしまったり、旅先でトラブルがあったりすることもあります。その際に代わりに対応をしてお客さまに楽しい旅を提供するのがツアーコンダクターの仕事です。

バスガイド

バスガイドとはイメージがつきやすいかと思います。バス移動をする際にバスから見える景色を解説したり、これから向かう場所の説明をしたりします。バスガイドに大切なのは、ただ解説をするだけではなく乗客を楽しませることです。バスに乗っている人の中には酔いやすい人や、バス移動が得意でない人もいます。そういった人たちに「あっという間に到着した」と感じさせるように楽しませる工夫をするのがバスガイドの仕事です。

通訳ガイド

通訳ガイドとは、日本語がわからないお客さまに対してガイドをする仕事です。ツアーコンダクターが説明をしていても、日本人観光客ばかりの中に海外の人がいれば、その人たちだけ旅行を楽しめなくなってしまいます。そうならないために、ツアーコンダクターによるガイドを通訳するのが仕事です。

観光ツアーを作る仕事

企画が好きな人や、アイデアを出すことに楽しみを見出す人は、観光ツアーを作る仕事がおすすめです。自分が考えたツアーでお客さまに喜んでもらえることほど、嬉しいことはありませんよね。自分で旅行を組み立てるのが好きな人や、クリエイティブなことが好きな人におすすめです。

 

観光ツアーを作る仕事には

  • ツアープランナー
  • ツアークリエイター

があります。

ツアープランナー

ツアープランナーとは、ツアー旅行を企画し、実際にそのツアーを実現するために手配をして一つのツアーを完成させるのが仕事です。お客さまのニーズを把握し、「行きたくなる旅行」を企画します。そのためにそれぞれの観光地や、観光地の歴史に詳しくなることが求められます。実際に企をする際、面白そうなものであっても、実現できないと意味がありません。そのため実現できるように考えることと、そこに必要な宿泊施設や施設と連携ができるように交渉を行うのも仕事です。そこまで考えて一つのツアーを作るからこそ、お客さまに喜んでもらえることが大きなやりがいに繋がります。

ツアークリエイター

ツアークリエイターとはお客さまのご要望をいただいてから、そのお客さまのニーズにあった旅行を企画・実現するのが仕事です。他にはない世界に一つだけのツアーを作るのがツアークリエイターの仕事です。既存のものではなく、新しい旅行先を開拓したり、しっかりとマーケット調査をしたりしながら最近の流行なども調べていきます。企画力やクリエイティブさが問われる仕事です。考えるのが好きな人にはもってこいの仕事です。パンフレットを作ることもあるので、デザインするのが好きな人にもおすすめです。

 

観光ツアーを販売する仕事

ツアープランナーが作った観光ツアーを実際に販売する仕事もあります。接客が好き、直接お客さまに提案やご案内をしたい人はこの仕事がおすすめです。

 

観光ツアーを販売する仕事には

  • 旅行カウンタースタッフ
  • アウトセールス

があります。

旅行カウンタースタッフ

旅行カウンタースタッフとは、旅行代理店でお客さまに実際に旅行を販売する仕事です。すでに行きたいところが決まっているお客さまに対して、宿泊の期間を伺いながら移動手段の手配や宿泊施設の手配をしていきます。お客さまが宿泊先に迷われている時など、場合によってはアドバイスをしたりこちら側から提案をしたりすることもあります。観光の仕事の中では人気の仕事です。

アウトセールス

アウトセールスとは、団体旅行を企画から販売までする仕事です。扱うのは修学旅行や社員旅行などです。修学旅行の場合は生徒が旅行を通じて学びが得られることが大切です。そのためには、その地方でどこを巡るのがいいのかを知っておかなければなりません。アウトセールスは旅行カウンタースタッフと違い、自ら営業を行うこともします。顧客を増やし、いい企画を作りあげることでお客さまをどんどん増やすことができます。

 

観光の仕事は勉強することが満載!

観光の仕事はお客さまをガイドするにしても、ツアーを作るにしても、お客さまに旅行を販売するにしても、勉強することがたくさんあります。何が必要なのか見ていきましょう。

観光案内するための語学

実際現地で観光を案内するためには語学力が必要になります。日本で仕事をしていても、時には海外から訪れた外国人観光客ばかりをガイドすることもあるでしょう。その時にツアーコンダクターが語学に長けていなければ、お客さまを安全に楽しくガイドすることはできません。観光の仕事をするのであれば、『観光英語検定』合格を目指すのが良いでしょう。

この検定合格を目指すことで、旅先で使う業界用語や独特な言い回しの英語を覚えることができます。京都ホテル観光ブライダル専門学校では『総合旅行業務取扱管理者』の資格対策の授業の中で、『観光英語』を身につけることができます。総合旅行業務取扱管理者の資格を取ることができれば、海外で仕事をする際に役に立ちます。観光英語を身につけられば、海外を飛び回る仕事をすることも夢ではありません。

ガイドするための地理や観光地

現地でお客さまをガイドするためには、その周辺の地理や観光地について詳しくなければなりません。お客さまは勿論、ガイドをする人はプロとして、何でも聞けば答えてくれると思っています。例えばツアー旅行の自由時間の際に、お土産を買いたいお客さまに、おすすめのお土産やそれを買えるお店を伝えることができれば、とても喜ばれます。最初は勿論、観光地や移動手段などの地理を覚えるだけでも良いのです。しかし、経験を積んでいく中では、いつまでもマニュアル通りのことだけでは面白くありません。観光地の歴史を語れるようになったり、移動先でも近道を知っていたりと、その土地に詳しくなればなるほど、お客さまにもより喜んでもらえるようになります。

 

観光地理は観光の仕事をする上ではとても大切です。『国内旅行取扱管理者』という観光の仕事をする人にとっては、取得しておきたい資格の中に「観光地理」の項目があります。なんと観光地理は、『国内旅行取扱管理者』の試験の中で半分以上の点数を占めています。どれだけ重要かがわかりますね。実際、観光地や地理の知識は、ガイドをする以外にもツアーを作る仕事にも、販売をする仕事にも必要になるものです。

京観校では『国内旅行取扱管理者』の資格対策の中で観光地理について詳しく学ぶことができます。他にも『京都・観光文化検定』があったり、『旅行地理検定』があったりと、場所に合わせた検定試験があります。それくらい観光の仕事は観光地を勉強することが大切だということです。

観光の仕事に関る専門スキル

なんといっても観光の仕事をする上では、その仕事に特化した専門的なスキルを勉強することが必要です。現地で観光をガイドする仕事をするにしても、観光ツアーを作る仕事をするにしても、観光ツアーを販売する仕事にしても、その仕事に必要なスキルを身に着けておく必要があります。

 

京観校では1年次に『国内旅行取扱管理者』と『総合旅行業務取扱管理者』の試験に合格するための対策を中心に勉強します。そのため観光英語や観光地理など、観光の仕事全般で必要な知識を学ぶことができます。他にはカウンターセールスの実務知識や、グランドスタッフの実務知識など知識として仕事別に学ぶことができます。

1年次に基礎的な知識を身につけることで、観光の仕事の中でもどの仕事をしたいかがわかりやすくなります。その上で1年次の後期からは、様々な仕事に必要となる知識やスキルを学ぶ演習や学外実習が増えていきます。

例えば、カウンタースタッフやアウトセールスなど、販売に関する仕事に必要なことを学んだり、あるいは、ツアープランナーやツアーコンダクターなど、クリエイティブな仕事に関することを学んだりもします。

実際にツアーを自分で作り、ツアーとはどのように組まれているのかを研究するところから始まり、組み立て方を学んでいきます。その際には勿論、観光地に関する情報も覚えていく必要があります。ツアーコンダクターやバスガイドなど、ガイドをする仕事に関することを学べます。実際にバスに乗って旅行をガイドする授業などもあり、実践的に学ぶことができます。ガイドをするには様々な知識や気配りが必要ですが、それらは知識だけで分かるものではありません。実際に自分で体験するからこそ、分かることがたくさんあります。就職をする前に研修を受けられるようなものなので、スキルが身につけられます。

 

観光に関する仕事に就くには?

観光に関する仕事に就くためには、どのような方法があるのでしょうか。それぞれご紹介していきます。

まずは、何にでも挑戦しよう

観光の仕事に就くためには大卒や専門学校卒業は必須ではありません。そのため高校を卒業してすぐの方でも、就職することができます。ただし、高校卒業すぐに旅行会社で働く場合は、職種を選べないことが多いようです。中には職種を絞られている場合もありますが、未経験でスキルがない状態では中々自分のやりたい仕事にすぐに就くことはできません。そのため下積み経験が長くなると、自分のやりたいことから離れていくこともあるので少し大変です。

観光の専門学校で学ぼう!

専門学校で学ぶことが、結果的には近道になるでしょう。なぜなら、自分の興味のある仕事に関した知識やスキルを、得ることができるからです。例えばツアープランナーになりたいと思った場合、高卒であれば旅行カウンタースタッフで販売をしながら、知識や経験を深めるところから始まります。未経験では、ツアー自体がどういうものか理解ができていないからです。

しかし、京観校を卒業してからツアープランナーになるために就職をした場合であれば、すぐにツアープランナーとして働ける可能性が高くなります。なぜなら、実際に授業の中でツアーを作れるようになるための勉強を重ねるからです。スキルがある状態で働き始められれば、即戦力として評価されるかもしれません。

他にも『国内旅行業務取扱管理者』の資格を持っていれば、旅行に関する業務を理解していることの証明になります。この資格を持っているだけで企業側から認めてもらえます。だからこそ専門学校で学んだ方が、自分のやりたいことの実現が早くなります。

観光に関する資格をとろう!

京観校では在学中に、観光に関する資格をたくさん取ることができます。平均的に卒業するまでに6個の資格を取ることができます。旅行に関する資格を6個も持っていれば、それだけで就職が有利になるでしょう。

高校卒業してから2年間勉強するのは、一見すると回り道に思えます。しかし専門学校に通う中で資格を取得しながらスキルを身につけることで、即戦力として活躍することができます。『国内旅行取扱管理者』、『総合旅行業務取扱』は一番に、そして『観光英語』や『観光地理』など旅行のどの仕事に就くにも活用できるものを取得しておくだけで、選ばれる人になることができます。

 

これらの資格を、独学で取得するのは、とても難しいでしょう。時間もかかり、労力もかかり、分からないことを誰かに質問することもできません。その点、京観校では、仲間と一緒にプロの先生の元で学ぶことができます。だからこそ資格をたくさん取ることができるのです。観光の仕事に就きたいと考えている方は、たくさんの資格取得を目指すためにも、わたしたちと一緒に、学んでみませんか?

京都ホテル観光ブライダル専門学校 旅行学科の紹介アニメ動画もご覧ください。

 

 

参考記事

https://www.kyoto-carriere.ac.jp/dpt_travel/job/tour_planner.php

https://www.kyoto-carriere.ac.jp/dpt_travel/job/tour_creator.php

https://www.kyoto-carriere.ac.jp/dpt_travel/job/sales.php