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通訳ガイドの仕事について紹介します! DATE:2019年2月15日 旅行

「通訳ガイド」というお仕事について、聞いたことはありますか?これは、一言でいえば「通訳をしながら観光ガイドをする」というお仕事です。外国人観光客の増加する日本、特に2020年のオリンピック開催に向けて、需要が高まっているお仕事です。

通訳ガイドとはどのような仕事?

外国語力を活かした仕事をしたい!通訳の仕事をしたい!という思いから、通訳ガイド、ツアーコンダクターの仕事に興味をいだき始める方も、多いのではないでしょうか。通訳ガイドと聞くと、外国人のために「通訳をして案内をする」仕事というイメージがありますよね。

しかし、実際通訳ガイドがどのような仕事をしているのか、案内以外にはどのような仕事をするのかなど、通訳ガイドの実際のお仕事についてご紹介します。

 

外国人観光客を案内する仕事

通訳ガイドの仕事は、基本的には「日本を訪れた外国人観光客を案内する仕事」です。ツアー自体が全員英語を話す人であれば、ツアーコンダクターはとしては英語で案内をすることになるでしょう。日本で働くツアーコンダクの中には、日本語での案内のみ担当出来る方もいるため、海外からのお客様への対応として、通訳ガイドが活躍することが多いです。

他にも、特にお客様の国籍を限定しないツアーもたくさんあるため、日本人のツアー客に混じって、外国人の旅行客が入っていることもあります。こうした場合でも、通訳ガイドが活躍します。日本語での案内を担当する日本人ツアーコンダクターとともに行動し、日本人向けには日本語で案内をし、通訳ガイドがその内容を外国人旅行客に伝える、というパターンもあります。日本人ツアー客の中でも不安を抱くことなく、外国人旅行客が楽しむことができるパターンです。

しかし、通訳ガイドが担当するツアーは基本的に、外国人観光客向けのツアーです。そこでは、ただ目に見えるものについて説明するだけではなく、日本の文化や伝統、日本人の心などを、外国人観光客に伝えていきます。海外には、日本の文化が好きだからという理由で、日本に訪れる人がたくさんいます。京都に外国人観光客が多いのが、その代表的な例です。神社やお寺巡り、日本の歴史や文化を感じさせる場所だからこそ、外国人観光客に人気が高い観光スポットなのです。

日本が好きな外国人観光客から、最近興味を向け始めた人にまで、日本の良さを伝えて「また来たい」と思って頂くこと、これが通訳ガイドに求められることです。

ただ通訳をするだけではなく、どのような言葉で伝えれば日本の良さを分かって頂けるだろうか?どのように話せば相手の心に響くだろうか?と、考えながら通訳していくことが大切です。そのため、通訳ガイドはただ語学に長けていれば、ただ言葉が話せればいいわけではありません。

 

ホテルのチェックインなど手配をする仕事

通訳ガイドの仕事としてもう一つ大切なことは、日本語がわからない外国人旅行客に変わって、様々な手続きを代行する、というものがあります。例えばホテルのチェックインやチェックアウトなどの手続きを代行したり、免税店や一般的な商店、ショッピングセンターなどでの買い物に同行したりすることもあります。日本でも場所によっては英語で伝わるところもありますが、まだまだ日本語しか伝わらない、英語での接客には慣れていないところの方が多いです。

お店の人との会話が成り立たずに買い物できずに終わる、ホテルの人との会話が成り立たずにチェックインが上手くできないという問題をなくすために、通訳ガイドがこれらを代行するのです。

京都ではよく、英語を話す集団の観光客の中で、日本人の方が一人混じって店員さんへの注文を行っている姿を見かけたりします。通訳ガイドの大切な役目は、訪れた外国人旅行客に不便を感じさせないことです。

ただ、通訳ガイドが同行するツアーの規模は様々です。4~5人の人たちであれば手厚くサポートをすることができますが、10人以上を超えると、できる範囲も限られてきます。

一度に対応する人数によって、仕事の幅は大きく変動します。

例えば、少人数のツアーであれば、旅行中の生活面もお世話することがあります。日本は他の国に比べて安全とはいえ、はじめて日本に訪れる人は、それぞれに不安を抱いているかもしれません。国によっては文化やしきたりも日本とは違うため、食事のスタイル、買い物のスタイルなども異なります。そのような価値観の違いなどからストレスを抱くこともあります。通訳ガイドはそういった面も説明をしながら、サポートしていきます。

実際に付き添ってお世話をするためには、ツアー客の出身国の文化やしきたり、価値観などを理解しておく必要があります。この国の人はどのような文化とともに生きているのか、どのような価値観を持っている生活しているのかなどをあらかじめ知っておけば、日本との違いもおのずと見えてくるでしょう。食事のマナー、トイレのマナーなど、観光とは直接関わりのなさそうな部分でも、分化の違いは見えてきます。その上で、外国人旅行客が「不安」や「困った」と感じる前に、サポートすることができます。日本では当たり前に行っていることでも、国によっては理解できないこともあります。そこのギャップでストレスを与えないように配慮をすることが大切です。

細やかな気遣いをすることによって、「日本は良いところだ」と、外国人観光客に伝えることができれば、そのツアーは成功といえるのではないでしょうか。

ただ語学に長けていれば、通訳ガイドとして活躍できるわけではありません。実際に業務に就く上では、気配りや気遣いの気持ちが大切です。何よりも一番大切なのは、説明をする、案内をするというよりも、コミュニケーションをとって楽しんでもらおうと思う気持ちなのではないでしょうか。

 

通訳ガイドになるには様々な勉強が必要!

通訳ガイドになるためには、様々な勉強が必要です。どのような勉強をすれば、通訳ガイドになることができるのか見ていきましょう。

 

観光英語の勉強が必要

通訳ガイドをする上で欠かせないのは、なんといっても語学力です。英語が使えなければ、英語圏の方との通訳をすることはできません。その中でも観光英語は必須です。観光英語とは観光業務をする上での業界用語や、観光の場面でよく使う英語のことです。

観光英語検定という検定もあり、観光のシチュエーションで使われる英語について問われます。

観光英語検定には、そのレベルによって3級から1級までの等級があります。観光英語検定に合格しなければ通訳ガイドになれないわけではありませんが、通訳ガイドとして活躍するためには、1級合格レベルの語学力は身に付けておいて方が良いでしょう。

 

添乗するための資格が必要

通訳ガイドをするだけではなく、ツアーコンダクターのような添乗業務を行う場合は「添乗するための資格」が必要であり、一人で添乗業務を行うためには、自分自身が「旅程管理主任者」の資格を取得していることが必要になります。

通訳ガイドとして活躍する人の中には、フリーランスとして活躍する人もいます。ツアーの規模によっては、添乗するのは一人だけというのも、よくあることです。フリーランスとして仕事をし、外国人観光客相手のツアーに添乗するには、「旅程管理主任者」の資格を取得しておくことが必要です。

「旅程管理主任者」について、資格取得の向けた詳しい工程などについては、「旅程管理主任者」の記事でもご紹介していますが、この資格を取得するためには、必要な研修を受け、試験に合格し、さらに一定の実務経験を積まなければなりません。

実際には、以下のような事柄を学ぶことになります。

  • ◆旅行業務に関する約款
  • ◆旅程管理業務
  • ◆旅行業法

旅行業というのは、何でも勝手に進めて良いのではなく、「旅行業法」という法律で定められている部分もあります。さらに、他の資格とは違い、実務経験が必要になります。試験に合格すればすぐに取れるわけではないところが、少し難点ではあります。

 

通訳案内士の資格が必要

通訳ガイドの仕事をするためには、「通訳案内士」の資格も必要です。これ、実は「通訳案内士法」という法律で定められている、国家資格なのです!

通訳案内士の資格を取得するためには、次のようなことを学び、国家試験に合格する必要があります。

  • ◆外国語
  • ◆日本地理
  • ◆日本歴史
  • ◆一般常識

ただし、この中での「外国語」は英語だけではありません。次のような言語でも受験することができます。

  • ◆英語
  • ◆フランス語
  • ◆スペイン語
  • ◆ドイツ語
  • ◆中国語
  • ◆イタリア語
  • ◆ポルトガル語
  • ◆ロシア語
  • ◆韓国語
  • ◆タイ語

英語が得意、スペイン語なら得意など、自分の得意な言語があれば挑戦することができます。観光英語検定で英語力を身に着けて、英語を専攻として通訳案内士の試験に挑むのもいいですね。外国語の試験内容としては、読解、和訳、和文からの外国語訳、何かのテーマや用語を外国語で説明する、などの問題が出ます。特に語学力に関しては英語検定1級レベルの語学力が求められるので、かなりの勉強が必要になります。

また、日本の地理や歴史については、基礎的な知識が問われます。

一般常識の試験内容は、日本の産業や経済、政治や文化に関する内容が問われます。日本自体がどのようなもので、外国とどのような関わりを持っているのか、基礎的な知識が必要です。

筆記試験に合格した後には面接試験も行われます。ただ知識として知っているだけでは、外国人を案内することはできないからです。そのため、通訳ガイドの仕事として必要なコミュニケーション能力について、面接の中で問われるようです。通訳ガイドは語学力だけではなく、日本の良さを伝えるために様々な知識が必要になります。

 

通訳ガイドになるなら!

通訳ガイドになるためには、どこで何を勉強すれば良いでしょうか。様々な資格が必要になることがわかったからこそ、独学で挑戦するには、難関であることがお分かり頂けたでしょうか。

 

語学関係の大学に進む

通訳ガイドを目指す人の多くは、語学力を活かしたいと考えている人ですから、語学関係の大学に進む人が多いです。英語と第二言語を勉強することができるので、自分の得意な語学で試験合格を狙えるからです。

まずは語学力を鍛えたいという方は、外国語の大学を選択するのも、一つの道といえるでしょう。一般常識や日本の歴史や地理は、独学でも勉強することはできます。

ただし、添乗業務を一人でする場合を考えると、「旅程管理主任者」の資格も必要です。ツアーコンダクターなどの添乗業務をする人の多くは、就職してから資格を取る人も多いですから、大学在学中は語学に専念し、通訳案内士の資格を先にとってしまうのも良いかもしれません。

 

観光系の専門学校に進む

もう一つの方法は、観光系の専門学校に通うことです。専門学校では語学だけではなく、現場でのコミュニケーション力も身につけることができます。

通訳ガイドになるためには、勿論資格は必須になるため、語学力が一番大切です。キャリエールのツアーコンダクターコースでは、英語検定、観光英語検定、TOEICなどの語学力を高めるための授業と試験を受ける機会があります。

しかし、語学力が優れていて、必要な資格があっても、上手くコミュニケーションが取れなければ、外国人観光客に「日本の観光地」を理解してもらうことは難しいでしょう。

観光の専門学校のいいところは、現場で必要なコミュニケーション力や、日本人の「御もてなしの心」も、同時に身につけられるところです。

それだけではなく、添乗業務を実際に目の前で見て学べる授業もあります。

 

キャリエールには、「ツアーコンダクター演習」の授業があり、ここでは実際に京都の有名観光地に行き、観光客役と添乗員役に分かれて、生徒同時で実際の添乗業務をシュミレーションすることができます。添乗業務を専門学生のうちから体験することができるのです。

他には「インバウンドツアー研究」の授業があり、ここでは実際に、外国人旅行者のツアーバスに乗ります。実際の外国人旅行者のツアーがどのように行われているのかを見ながら、通訳ガイド講師が指導をしてくれます。実際に通訳ガイドの仕事を見ることができるので、仕事のイメージがつきやすいです。

実際の仕事を見て、練習することができるからこそ、どこに気を配ればいいのか、どのようなコミュニケーションのとり方をしているのかなど、現場の先輩方の「細かな気遣い」に気づけるようになります。教科書だけの学びではなく、実際に体感できるのがキャリエールのいいところです。

キャリエールでは旅程管理主任者の資格対策の授業もあり、1年次から試験合格を目指せるので、添乗に必要な資格を取り、語学力を高めながら、通訳ガイドの仕事を実際に身につけることができます。

 

参考記事

https://www.kyoto-carriere.ac.jp/dpt_travel/tour_conductor/

https://shingakunet.com/bunnya/w0006/x0089/

http://careergarden.jp/tourconductor/exam/

http://careergarden.jp/tsuuyakuannaishi/naruniha/

https://www.jnto.go.jp/jpn/projects/visitor_support/interpreter_guide_exams/question_archive.html

https://www.cel-eigo.com/exam/ge_comparison2.html

http://careergarden.jp/tsuuyakuannaishi/work/

https://manabi.benesse.ne.jp/shokugaku/job/list/035/content/index.html

http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kokusai/tsuyaku.html