世界中に知られ、国内で最も誇れる観光スポット、京都。国内外から、毎年とてもたくさんの観光客が訪れる場所で、近年で外国人観光客の急増で賑わいを見せています。
そんな京都の街には、だれもが知っているメジャーな観光スポットだけではなく、あまり知られてはいませんが、とても興味深いスポットも無数にあることが知られていますよね。また観光スポットだけではなく、文化なども知れば知るほど奥が深く、長く京都に住んでいる人でも知らないことがたくさんあるのだとか。
そこまで奥の深い京都の文化に精通していることを認定する資格、それが「京都・観光文化検定試験」です。一般的な検定とは違って、京都・観光文化検定試験は、かなり高い知識レベルがいる本格的な検定なんですよ。
この記事では、京都・観光文化検定試験について、詳しくご紹介します。
目次
京都・観光文化検定試験とは、京都商工会議所が主催している検定です。通称として、「京都検定」とも呼ばれるこの検定は、歴史・文化・産業など、いろいろな視点から京都についての知識を認定するもの。京都出身の方だけではなく、全国の京都を愛するたくさん人が受験しています。
3級から1級まであり、1級まで取れれば相当な京都通だと言え、職種によっては仕事にも十分活かせるレベルだと言えそうです。
京都・観光文化検定試験を取得するメリットは、やはり京都の長く深い歴史を知り、より楽しめることが一番でしょう。観光に関わる仕事に従事していたり、京都で働いている人に限られてはしまいますが、1級クラスともなれば人に解説できるほどのため、ガイドや案内などお仕事にも活かせます。2級や3級の知識でも、京都についてかなり深い知識があることになるため、人に自慢もできそうですね。
京都好きにとっては、持っているだけで満足できるものでもあります。
京都・観光文化検定試験の資格に関しては、先ほども説明したとおり、観光に関わる仕事に役立つことでしょう。ほかにも京都で働いている人で、観光客を相手にする仕事なら、さまざまな知識や案内を提供できることから活かせるでしょう。
ですが京都外で、かつ観光に関係のない仕事をしている人にとっては、仕事に役立てるという資格ではないかもしれません。
それでも受験する人の多い、とても人気の検定なところがおもしろいですね。それだけ京都の街を愛する人が多いのです。
京都・観光文化検定の難易度については、以下のとおりです。
【2020年度 第17回】
合格率から見てもわかるように、3級までは少し頑張れば取得できそうです。2級も、3級取得後にもうひと頑張りすれば、取得できる可能性はありそうです。
しかし、さすがに1級ともなると、なかなか片手間での勉強では、難しいのかもしれません。とはいえ、京都が好きな人なら、学ぶことも苦にならないはずですから、本気で勉強に打ち込めば短期間での合格も目指せるでしょう。
2級までは合格できても、1級の合格率は8.7%と、一部の国家試験よりも合格率が低いことから、難しい部類に入ることに違いありません。
ですがその合格率の低さから、取得できれば人に自慢できるほど、難関の検定だといえるでしょう。
ここからは、京都観光文化検定試験を受験するために必要な要項を説明します。
※1級試験70%以上80%未満の正解をもって準1級に認定
受験費用(団体は10名以上で申込の場合)
いかがでしょうか。
京都を愛する人なら、ぜひ取得しておきたい、京都・観光文化検定試験の合格証。
京都ホテル観光ブライダル専門学校では、京都ならではの授業があり、京都の観光地や文化、習慣などを学ぶことができます。そこで京都に興味を持って、この資格にチャレンジする学生もいます。
京都についてもっと知りたい、観光や文化を深く学びたいという方は、ぜひ、一度、京都・観光文化検定試験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?