旅行の専門学校では一体どのようなことが学べるのか?実際に、専門学校へ通ってみないと、分かりにくいかもしれません。今回は、私が実際に専門学校で学べることや、授業の特徴についてご紹介していきます。
旅行の専門学校では、旅行に携わる仕事をするうえでの必要な知識を学ぶことができます。1年次では『国内旅行業務取扱管理者』と『総合旅行業務取扱管理者』の国家資格を取るための対策授業を重点的に行います。この2つの資格は旅行業界で仕事をするうえで必ず持っておきたい資格です。
『国内旅行業務取扱管理者』は旅行業務に関する法令や、旅行の実務に関わる内容としてJRの運賃の計算方法や観光地理など、旅行の仕事をする際に必要なことが、身についていることの証となります。旅行の全般的な知識をつけるためには、この資格の勉強をするのが一番です。
『総合旅行業務取扱管理者』は、海外旅行を取り扱うに当たって必要なことが学べます。例えば出入国に関することや、航空運賃、観光英語から海外の観光地理までと、海外旅行に関るために必要な知識やスキルを身につけることができます。
京観校ではこれらの資格を1年次で取得することを目指して勉強します。1年次で取得できれば就職活動で、アピール材料として大いに利用することができます。更にインターンシップで、実際に1週間旅行会社で働くというカリキュラムもあります。実際の業務を経験することで、知識として知っているだけでなく、より理解が深まります。
京都ホテル観光ブライダル専門学校では幅広く旅行・観光業界について学ぶことができる学科になっています。
例えば目指す職種は…
・旅行会社のカウンターセールスや、空港のチェックインを担当する仕事、団体旅行の企画から販売までを行う仕事など、提案や販売業務が主な仕事
・ツアー旅行の企画を一から立てる仕事や、ツアーのパンフレット作成からマーケット調査をしてツアープランを組み立てる仕事や、メディアでツアーを販売する仕事やなど、企画や販促をする業務をメインとする仕事
・ツアーに添乗してお客さまをサポートする仕事や、海外からの旅行客に対して通訳をする仕事など、実際に旅のお供をする仕事
みなさんが目指す職種すべてに対応したカリキュラム構成になっています。
京観校は資格に強く、卒業する時には平均7個(2020年度実績)の資格を取得しています。その理由は資格対策の授業がたくさんあるからです。そのため自分の興味ある資格に必要、有利な資格をたくさん取ることができます。
旅行学科で取れる主な資格は、以下の通りです。
いかがでしょうか。
京観校では、在学中にこんなにもたくさんの資格を目指すことができるのです。なかには資格がなければできない仕事もあるので、在学中に資格を取っておけば、すぐに自分の就きたい仕事に就くことができます。即戦力として働くこともできるかもしれません。
この記事を監修したのは
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京都ホテル観光ブライダル専門学校 旅行学科 学科長
経歴:東急観光(現東武トップツアーズ)で7年、日本旅行で5年、アウトセールス・添乗員として勤務。
資格:総合旅行業務取扱管理者、行政書士、JHMA認定ホスピタリティ・コーディネータ
担当授業:カウンターセールス実務、アウトセールス実務、国内ツアープランニング など