日本国内でも、日常的に食べられているチーズですが、あなたはどれくらいの種類を知っていますか?スーパーで見かけるだけでも、多くの種類があり、しかもそれぞれに個性と特徴があります。
チーズの専門店では、見たことのないチーズが無数に置いてあり、何をどう選んだらよいのかきっとわからなくなるはず。それほど奥の深いチーズの世界には、専門的な知識を持つ人がいるほど。そしてよりチーズを楽しみたい人のために「C.P.A.チーズ検定」と呼ばれる資格があることはご存知でしょうか。
この記事ではC.P.A.チーズ検定について、できるだけわかりやすく解説します。
目次
C.P.A.チーズ検定とは、チーズに興味を持っていて、たくさんの知識がすでにある、またはこれから知りたいという方のための検定です。
取得すると「コムラード・オブ・チーズ(チーズの仲間)」を名乗ることができ、自分自身がチーズを楽しむことができるほか、同じチーズ好きにアドバイスできるほどの知識を持っている証明にもなります。
チーズは素朴ながらも味わい深く、追求するとどこまでも深みにハマるほどの魅力がある食べ物です。そんなチーズを楽しむためにも、ぜひC.P.A.チーズ検定を受けてみたいものですね。
世界には無数のチーズがあり、日本で日常的に食べられているのは、ごく一部の種類だけです。
食の文化遺産ともいわれ、世界中で愛されているチーズですが、まだまだ日本では文化が根づいていません。
C.P.A.チーズ検定を受けて、自称チーズ好き・チーズ通から卒業し、日本国内で魅力を広める活動に貢献してみるのもおもしろそうですよね。
チーズプロフェッショナル協会は、日本の食卓や生活シーンに、チーズを定着させるための活動を行っている非営利団体です。純粋にチーズの魅力を広げたいという理念で運営されています。
C.P.A.チーズ検定やチーズプロフェッショナルの認定試験を運営しているだけではなく、チーズに関するイベントや生産者の応援活動なども行っているそうです。
C.P.A.チーズ検定を取得すると、つぎのようなメリットがあります。
仕事に活かすというよりも、どちらかというと、純粋にチーズを愛する人のための資格といえるでしょう。レストランやホテルなど、チーズに関わる職場で働いている人には、役立つケースもあるかもしれませんね。
では、C.P.Aチーズ検定の概要を見てみましょう。
項目 | 内容 |
検定内容 | 第一部:講習会 第二部:検定試験 |
受験料 | 10,000円 ※学習用テキスト代を含む |
合格ライン | 75%以上の正答 |
受験会場 | 北海道 東京都 愛知県 大阪府 福岡県 オンライン |
このように検定試験については、非常にシンプルな内容です。金額に関しては、10,000円ほど必要ですが、そこまで高くはないので、興味があれば気軽に受けられる程度。
また、受験会場が、やや限定されているのですが、本校が会場となり、大和学園の教員が講習会の講師を担当することもあります。
C.P.A.チーズ検定の難易度は「やさしい」部類に入ります。
受験費用を支払うと、公式のテキストが送られてくるため、その教材を何度か読み込めばじゅうぶん合格できるレベルです。もちろん出題範囲もテキストの中からですから、だれにでも取得できる資格だといえます。
また、C.P.Aチーズ検定には、ランク付けは特にありませんので、しっかりと講習を受け、公式テキストを読み込む姿勢があれば、合格を狙えるのではないでしょうか。
この記事を監修したのは
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京都ホテル観光ブライダル専門学校 ホテル学科
経歴:ホテルニューオータニ 料飲部門を中心に14年間勤務。都内ホテル専門学校教員として8年勤務。
資格:日本ホテル・レストランサービス技能協会1級技能士、日本ホテルバーメンズ協会シニアバーテンダー、FBO利酒師、 JFAAフードアナリスト3級、FCAJフードコーディネーター3級、BIAアシスタント・ブライダル・コーディネーター
その他:日本ホテル・レストランサービス技能協会 西日本エリア検定委員
担当授業:F&Bサービス演習、レストランサービス演習、レストランオペレーションなど