ブライダルの専門学校では、何が学べるの?

ブライダルの専門学校では一体どんなことが学べるのか?専門学校の内情や、学校で学べる内容を詳しくご紹介します。

更に専門学校を出ると、どんなことができるのかも、併せてご紹介していきます。

 

ブライダルの専門学校、どんな学科・コースがあるの?

ブライダルの専門学校では、ウエディングに関することだけを学べる場所もあります。

京都ホテル観光ブライダル専門学校では、ウエディングだけではなく、ブライダルに関連する様々なことが学べるよう、カリキュラムが設定されています。

京都ホテル観光ブライダル専門学校のカリキュラムはこちら

学科は大きく3つ

京都ホテル観光ブライダル専門学校ではブライダルの他にも学科があり、3つに分かれています。

京都ホテル観光ブライダル専門学校で学べるのは

  • ホテル学科
  • 旅行学科
  • ブライダル学科

の3つです。

京都で唯一の「ホテル・旅行・ブライダル」が学べる専門学校です。

3つの学科があるから、京都ホテル観光ブライダル専門学校ではさまざまなことが学べるようになっています。

しかも、ウエディングに興味があるからとブライダル学科に入学をしても、1年の後期にホテル学科へ転科することもできます。

1年生の前期では幅広くその業界に関する基礎知識やマナーを学び、後期からはコースに分かれて、より自分が学びたい勉強を専門的に学習していきます。

 

3学科5コースに分かれている

3つに分かれた学科の中から、ホテル学科・ブライダル学科はさらに2つのコースに分かれています。全部で3学科5コースから、自分にあったものを選べるようになっています。コースは、将来なりたい職業や取得したい資格などから考え、その職業や資格に特化した授業内容を学べるようになっています。

ホテルで働きたい人が選ぶ「ホテル学科」で選べるコースは

  • 宿泊・料飲コース
  • 上級ホテルコース[語学専攻]

の2つです。

旅行・観光の業界で働きたい人が入学する「旅行学科」はコースがなく、旅行・観光業界を幅広く学べる学科です。

そしてブライダルで働きたい人が選ぶ「ブライダル学科」では

  • プランナー・スタイリストコース
  • 上級ブライダルコース

の2つです。

それぞれのコースでどのようなことが学べるのかをご説明します。

プランナー・スタイリストコース」では、結婚式を挙げたいカップルに寄り添い、結婚式の打ち合わせを重ね、結婚式を新郎新婦とともに作り上げたい人や、ファッションやコーディネートが好きな人に向いているコースです。

結婚式の流れを、新郎新婦と一緒に作りあげていけるので、コンサルタントのような仕事をしたい人におすすめです。また、直接花嫁さんの衣装をコーディネートしたり、ヘアメイクなどのアドバイスをしてみたい!そんな人たちが学んでいます。

上級ブライダルコース」では、実際にブライダルの会社にインターンシップに行ったり、ブライダルコーディネート技能検定2級の取得を目指します。

ブライダルコーディネート技能検定は3級から1級の試験があり、
2級を受験するためには
・3年以上の実務経験を有する
・3級の技能検定に合格する
といった条件がああります。

通常、専門学校生は3級の取得を目指す場合が多いですが、京都ホテル観光ブライダル専門学校の上級ブライダルコースでは1年次に3級を受験し、2年次に2級の取得を目指すというカリキュラムになっています。

結婚式全般を幅広く学びたい、上位級を取得したいという方にオススメです。

京都ホテル観光ブライダル専門学校ではこのように、将来就きたい職業に合わせて、細かくコースが分かれています。だからこそ、その道に特化したことが学べ、就職に繋がりやすいのです。

またコースごとに資格の対策授業があるので、在学中に仕事に活かせる資格が取得できます。

 

ブライダルの専門学校、なにを学べるの?

ブライダルの専門学校では、ブライダルに関する知識が学べることはもちろん、実習形式で行う授業がたくさんあるので、実際のウエディングの仕事を体感することができます。

それぞれどのようなことが学べるのか、詳しく書いています。

 

ウエディングに関するさまざまな知識

まずは何事も基礎知識がなければ始まりません。ブライダル業界について学んだり、ホテルでも挙式を挙げることが多いことから、ホテル業界についても学びます。ウエディングドレスなどの衣裳や、それに合わせたヘアメイク、ジュエリーなどの選び方に関する知識を学びます。

それぞれにどのような意味があるのか、どのようにコーディネートすれば良いのか、一般の人には分かりませんよね。そういった細かい基礎知識を学べるのが、ブライダルの専門学校なのです。

他にもウエディングの流れから、結婚式当日までに必要な準備についても学べます。

だからこそ、今まで未知の世界だったウエディングのすべてがわかります。最初に基礎が学べるからこそ、自分がどこの分野で役立てるのか?自分のやりたいことや、好きなことに合わせた仕事を見つけられるようになります。

 

結婚式当日までのさまざまなお仕事内容

ブライダルの仕事は当日だけではなく、「結婚式を挙げたい」とカップルが相談に来るところから、すでに仕事は始まっています。式を挙げるまでには決めることや、準備をすることがたくさんあるからです。

ウエディングの流れと、それに関わる職業を挙げてみます(カッコ内は職業)。

会場予約の相談にくる(婚礼予約スタッフ)

どのような結婚式にしたいのか相談する(ウエディングプランナー・ブライダルコーディネーター)

衣裳を選ぶ(ドレススタイリスト・ブライダルスタイリスト・コスチュームコーディネーター)

当日の演出・料理・ケーキ・席次などを相談する(ウエディングプランナー・ブライダルコーディネーター)

会場コーディネートのイメージを相談する(ウエディングプランナー・フラワーコーディネーター)

ドレスに合う小物を相談する(ブライダルスタイリスト・ドレススタイリスト・コスチュームコーディネーター)

実際にジュエリーを選ぶ(ジュエリーコーディネーター)

ブーケの作成をお願いする(フラワーコーディネーター)

当日までの結婚式の準備を行う(ウエディングプランナー・ブライダルコーディネーター)

というように、結婚式当日までに必要な業務はたくさんあり、さまざまな職業の人が、それぞれの役割を担当します。

自分は何を担当したいのかが選べるように、それぞれの仕事内容を学び、自分の進みたい道を検討することができるのです。

 

結婚式当日のプロのサービス

準備段階でも様々なことがありますが、ウエディング当日もたくさんの人が動いています。

花嫁さんは結婚式当日「嬉しい気持ちと、不安な気持ち」がせめぎ合っています。

そんな気持ちを和らげ、リラックスした状態で結婚式に望んでもらうために「ブライダルアテンダー」が付き添います。

新郎新婦を不安にさせないための配慮や、緊張を和らげるためにコミュニケーションをとったりと気配りが大切です。また当日のトラブル対応や、新郎新婦に式中の作法や振る舞い方をレクチャーしたりします。「ブライダルアテンダー」は結婚式を執り行ううえで、とても重要な役目です。

当日披露宴を行う際は、そこがホテルであっても結婚式場であっても、料理が提供されます。

その時のドリンクや食事を出すのが「バンケットスタッフ」です。バンケットスタッフはお客様と打ち合わせした進行に則って、食事を出すタイミングや飲み物を注ぐタイミングなどをはかる、大変重要な仕事です。

一緒に働く仲間とのチームワークが必要になります。

たくさんいるお客様一人ひとりに最高のサービスを提供するために、テーブルサービスについての知識を学び、インターンシップでは実際に披露宴に参加して実務を経験したりと、現場のサービス提供について学ぶことができます。

フラワーコーディネーター」は、結婚式の当日、新郎新婦が望む形に会場をコーディネートしていきます。このようにウエディング当日も様々な人たちが関わっており、二人にとって最高の日とするために、それぞれプロのサービスを学びます。

 

ウェディングパーティにおける実践的なスキル

ウェディングの知識は教科書から得られますが、実際に活用できるかどうかは別問題です。

京都ホテル観光ブライダル専門学校では、「ウェディングパーティ演習」を行っています。
この授業では、学生が新郎新婦やゲスト、サービススタッフなど実際の披露宴で関わる人すべてを演じ、
結婚披露宴を忠実に再現することで、実践的なスキルの習得を目指します。

ブライダルアテンダーやドレスのコーディネートなど細かいところまで全て学生が用意しますし、
グループ校のお料理教室の先生が”本物”の料理を作って、本物の料理をサービスするというカリキュラムにもなっています。
そのほか、MCや両親への手紙を渡すシーンまで完全再現して、ウェディングパーティにおける実践的なスキルの習得を目指します。

ブライダルの専門学校を出ると、何が得られるの?

先の項でお話ししたように、ブライダルの専門学校ではウエディングに関する知識を学ぶことができ、たくさんの職種に結び付けることができます。また、実践的に学べる実習形式を通して、業界で仕事をするために必要される多くのことを身につけることができます。

 

ウエディング業界で働くためのさまざまなスキル

では実際に「働く」となった時に必要とされるのは、具体的にどのようなスキルなのでしょうか。

この業界にはたくさんの職種があり、多くの人が働いています。“ひと組のカップルの結婚式や披露宴を成功させる、夢の実現のためのお手伝いすること” に向かって、ウエディングプランナーなどは、半年から1年という長い期間に渡って、お客様と関わり続けるのです。

そこに欠かせないのがブライダルの総合的な知識や、特有の専門的な知識です。お客さまである新郎新婦が求めているのは、友人のアドバイスではなく、ブライダルのプロの提案やアドバイスなのです。その道のプロとしての力量を発揮するためにも、まずは基本的な知識をしっかり身につけておくこと、そしてそれを活かした提案やアドバイスを相手に伝えるための、コミュニケーションスキルやプレゼンテーションスキルも必要となるでしょう。

また、ウエディングはフォーマルの場ですから、シーンごとにふさわしいマナーやエチケット、ルールを熟知し、身だしなみや立ち居振る舞いについても身につけておくことが大切です。付け焼き刃ではない、あなた自身がもつ雰囲気や醸し出されるものとして、自分のものにしておきたいものです。

 

ウエディング業界に就職に役立つさまざまな資格

ブライダルの仕事に就くために必要なスキルを身につけるには、そのために勉強したり講習を受けたり、時にはインターンなどを利用するなどして、ブライダル業界・ウエディング業界の「今」を、実体験するのが良いと思います。身についた知識やスキルの証明として、就職活動時に役に立つのが資格です。

ブライダルコーディネート技能検定【国家検定】

多様化する婚礼儀式や文化など、ブライダル全般について幅広い実務知識を身につけ、お客さまのニーズに的確なアドバイスができる人材を目指している検定です。

ジュエリーコーディネーター

エンゲージリング、マリッジリングをはじめ、ウエディングに欠かせないのがジュエリーです。単なる装飾品としてではなく、大きな意味を持つジュエリーについて、専門的な知識を基にしたアドバイスやコーディネートをし、信頼と満足をお客さまに提供することを目指す検定です。

色彩検定(カラーコーディネーター)

ファッションやインテリアをコーディネートする上で、色彩の与える印象や組み合わせによるセンスによって大きく違ってくるものです。ウエディングでも、多くのシーンでそのセンスが問われます。色彩に関する幅広い知識や技能を取得したい人のための検定です。

 

ブライダル専門学校では資格の対策講座を開講していたり、資格認定が授業としてカリキュラム修了することが前提となっていたりするものもあります。また資格取得だけが目的の勉強ではなく、そこに辿り着くまでの学びによって身につけたことは就職にきっと役に立つに違いありません。

 

ブライダルの専門学校を出ると、何ができるの?

ブライダルの専門学校を出ると、ブライダル業界で活躍できる仕事につくことができます。

ブライダル業界の仕事は結婚式以外にも活躍できる場所がたくさんあります。

 

さまざまな働き方

ウエディングの仕事には様々な働き方があります。京都ホテル観光ブライダル専門学校でも2つのコースに

分かれているように、大きく2つの分野に分類することができます。

「プランナー・スタイリストコース」についてです。このコースを出ると、

  • ウエディングプランナー
  • ブライダルコーディネーター
  • フラワーコーディネーター
  • ブライダルスタイリスト
  • ドレススタイリスト
  • ジュエリーコーディネーター

などとして働くことができます。

ウエディングプランナーは、結婚式を行う上でとても大切な仕事です。

お客様が挙げたい式を打ち合わせしながら形にしていき、当日までのスケジュール管理を

すべて行います。挙式準備が始まってから、結婚式当日まで一番新郎新婦と蜜に関わるのがこの仕事です。

ブライダルーコーディネーターは、お客様の予算や希望に合わせて挙式や披露宴をコーディネートする仕事です。

フラワーコーディネーターは、花嫁が持つブーケや、会場を飾る花をコーディネートするのが仕事です。お客様の求める会場を演出できるように、ニーズに合わせたコーディネートをすることが大切です。ブーケも衣裳の雰囲気に合ったものを作ることが大切です。

として働くことができます。

ブライダルスタイリストは、新郎新婦が着る衣装やジュエリー、ブーケやヘアメイクなどをアドバイスするのが仕事です。

当日の新婦の身のこなしや立ち居振る舞いのアドバイスも行います。

ドレススタイリストは、ウエディングドレスを中心に衣装を提案・スタイリングします。

お客様の希望を聞き出し、お客様に最適なドレスをスタイリングするのが仕事です。ドレスが中心ですが、それに合うヘアスタイルやブーケなどを提案できる技術が必要です。

ジュエリーコーディネーターは、お客様のご要望に応えながら、結婚指輪や婚約指輪のコーディネートをする仕事です。ジュエリーについての豊富な知識が必要になります。

テーブルコーディネーターフラワーコーディネーター

上級ブライダルコース」を出ると、

  • ウエディングプロデューサー
  • バンケットスタッフ
  • ドレスコーディネーター

として働くことができます。

ウエディングプロデューサーは、挙式や披露宴の運営や進行を行います。披露宴会場のセッティングをしたり、各分野のスタッフへの指示出しをします。

バンケットキャプテンは、披露宴やパーティー会場などの現場を取り仕切るリーダーです。ドリンクや料理のサービスを行い、他のバンケットスタッフと連携・協力してプログラム通りに結婚式が進行するよう指示を出します。

ブライダルMC

ドレスコーディネーターは、新郎新婦様お2人に合った衣裳をコーディネートする仕事です。

 

このように京都ホテル観光ブライダル専門学校のブライダル学科を卒業すれば、さまざまな働き方をすることができます。

ウエディングの仕事といっても全く系統の違う仕事もあります。だからこそ自分にあった働き方を見つけることができます。

 

さまざまな働く場所

ブライダルの専門学校を出ると、活躍できる場所はさまざまあります。

働き場所としては例えば

  • 結婚式場
  • ホテル
  • ゲストハウス
  • レストラン
  • ブライダルプロデュース会社
  • 衣裳店
  • ドレスショップ
  • ブライダルサロン
  • フラワーショップ
  • ジュエリーショップ
  • 演出関係

というように、仕事内容によって働く場所がたくさんあります。

最近ではウエディングを行う場所も多様化しており、結婚式場だけではなくホテルやレストラン、ゲストハウスでもあげるようになっています。

そのため、これらの場所でもウエディングに関わる仕事を行うことができます。

 

ウエディングは活躍できる場所がたくさんあります。ブライダルの専門学校を出ることで、自分が活躍できる場所を広げることができます。ブライダルの専門学校で学べば、色んな選択肢があり、自分の興味を広げて専門性を深めることができます。

 


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