ホテルの仕事に活かせる資格を紹介します!

ホテルで働きたい!と考えた時、どのような仕事があるの?どうすれば就職できるの?という疑問を抱くことはありませんか?

実は、ホテルで働くために、持っておけば活かせる資格があります。

今回は、ホテルにはどのような資格が活かせるのか、またその資格を取るためにはどのような勉強をすれば良いのか、資格をどのように活かすことができるのかなどについて、説明していきます。

ホテルにはどのような資格が活かせるの?

ホテルに活かせる資格はたくさんあります。実際にはどのような資格なのか、どうすれば資格を活かせるのか、それぞれご紹介していきます。

接客に関する資格

ホテルで働く上で一番求められるのは『接客力』です。接客力があるかないかで、ホテルの中でどのような仕事が任せられるかが決まってきます。そのための証明として、接客スキルが一定レベル以上であることを証明できる資格を取得しておけば、重要なお客さまの接客も任せてもらえるようになります。

接客に関する資格は

  • ・マナー・プロトコール検定
  • ・サービス接遇検定
  • ・秘書検定

などがあります。

マナー・プロトコール検定

マナー・プロトコール検定とは、基本的なビジネスマナーや礼儀が問われる検定です。一見すると接客に関係なさそうに思えますが、人は、より良いマナーを身に着けることで、実際の振る舞い方や言葉遣いが変わってきます。

この検定は3級や2級の合格では、マナーが身についているかに着目していますが、準1級や1級になるとマナーや接遇に関して「人を育てる側になれる能力があるかどうか」が見られます。つまり、1級まで合格することができれば、後に指導者や管理責任者を任せられる人にもなれます。接遇マナーについてただわかるだけではなく、教えられるレベルまで身に着けられるということです。

サービス接遇検定

サービス接遇検定とは、サービス業に関わる人すべてが、取得しておきたい検定です。この検定はサービスについての専門的な知識や資質、実務技能が適正かを問われます。接客をする上での心構えや、サービスに対する考え方が身に付いているかも問われます。実務では、話し方や振る舞い方、お客さまへの応対の仕方も見られます。考え方や知識だけではなく、実務能力を身につけることで、なぜこのような振る舞い方が必要なのか、またお客さまはどのようなことを求めているのかも、考えられるようになります。

秘書検定

秘書検定とは、接客とは関係のないように思えますね。しかし上司や社長のスケジュール管理をする秘書は、常に上司が働きやすいように動かなければなりません。そのため気遣いの仕方、気の利かせ方や振る舞い方、そして誰と話しても恥ずかしくない正しい言葉遣いや、表情なども問われます。秘書となれる資質があるということは、人と応対する時に失礼のない感じの良い人になれるということです。この能力は、接客にも活かすことができます。

 

語学に関する資格

ホテルには様々なお客さまが来られます。特に外資系で働きたい人や、外国人観光客が訪れる場所で働きたい人は、語学に長けていることは必須になります。そのための資格を見ていきましょう。

語学に関する資格は

  • ・実用英語技能検定
  • ・観光英語検定
  • ・TOEIC

などがあります。

実用英語技能検定

実用英語技能検定とは、日常で使うような英語をどれだけ理解しているかを問われる検定です。試験は筆記テストと面接があります。例えば面接は、英語で話す、英語で答えるようになっています。面接といっても就職のような面接ではなく、口頭で出される問題に答えていきます。

観光英語検定

観光英語検定とは、実用英語検定と形式は同じようなものです。それを観光で使う業界用語に特化した能力を問うものです。そのため試験ではホテルで使う業務的な用語や、観光だからこそ使う独特な言い回しを中心に問われます。

TOEIC

TOEICとは、英語によるコミュニケーション能力が問われるものです。点数でレベルがわかるようになっているので、ただテストを受ければいいというものではなく高得点を目指しましょう。TOEICではビジネス英語が問われます。TOEICにはライティングとリスニングが問われる試験と、スピーティングとライティングが問われる試験があります。ホテルで活かすためにはスピーティングのテストを受けるのが良いかもしれません。

 

ホテルの仕事に関する資格

ホテルの専門的な仕事の資格もあります。この資格を持っていれば、ホテルの仕事を始める前からホテルの仕事内容に詳しいことの証明になります。ホテルの仕事には様々な内容があり、ホテル業界はとても広いです。これを理解しているかいないかでも仕事の仕方は変わってきます。

ホテルの仕事に関する資格は

  • ・ホテルビジネス実務検定
  • ・レストランサービス技能検定

があります。

ホテルビジネス実務検定

ホテルビジネス実務検定とは、ホテルに関するあらゆる実務知識が問われる検定です。実務的な知識をそれぞれ理解できていれば、自分自身がどの業務についても活躍することができます。またホテル全般の仕事内容について理解をしておけば、自分の関わらない仕事の役割部分についても理解することができるので、効率的に仕事をすることができます。この検定では経営知識も問われるので、検定合格を目指すことでホテル業についての理解が深まります。

レストランサービス技能検定

レストランサービス技能検定とは、サービスに関する唯一の国家資格です。ホテルの中での料飲サービスに関する知識と能力が問われます。接客面でのサービス知識から、料理の知識についても問われます。料理によって食器やサービスの方法などが変わってきます。そういった細かい点も理解することで、レストランサービスのプロになれます。ホテルの料飲サービスは勿論のこと、飲食店でも活用できますね。

ホテルの仕事に活かせる資格を取るには、何を勉強すればいいの?

実際、ここまでに上げたホテルに活かせる資格を取るためには、一体どういうことを勉強すれば良いのでしょうか。それぞれ勉強すべき内容をご紹介します。

振る舞い方や話し方などの接遇マナー

接客に関する資格をとるために必要なのは、お客さまに失礼にならない話し方や、綺麗に見える振る舞い方、そして接遇マナーです。これらを身につけることで、接客に関する資格を取得することができます。ただ接遇マナーというのは知識として勉強するのは簡単ですが、実際に行うための勉強は難しいです。一人ではどれが正しくて、どれが正しくないかの判定が難しいためです。身につけるのであれば第三者に正しいやり方を教わりながら確認してもらうのが効果的です。

京都ホテル観光ブライダル専門学校では『サービスマナー演習』などの授業があり、サービスマナーを身につけながら、サービス接遇検定の合格を目指すための学習ができます。だからこそサービスに必要なマインドから、おもてなしの心と考え方の面も学ぶことができます。その上で過去の事例を通して実際に対応の仕方を実技形式で学ぶことができます。実際に自分が接客をしながら学んでいけるので、正しい正しくないことがわかるようになります。何よりも実際にあった事例を使うためにイメージを掴みやすいです。

さらに『ロビーアテンドオペレーション』という授業では、フロントやドアスタッフ、ベルスタッフとして働くための業務が学べます。業務内容を学ぶのが主ではありますが、フロントの仕事では姿勢や身のこなし方が問われます。言葉遣いや、お客さまをエスコートできているのか、笑顔で接することができているのかも見られるので、接遇マナーを業務の演習を通じて身につけることができます。

ただ知識として学ぶだけではなく、実際に行うからこそ体で覚えることができます。人は頭で覚えることよりも体で覚える事の方が覚えやすいです。

観光英語

観光英語はホテルの仕事をする上で身につけておかなければなりません。英語は自分でも学ぶことはできますが、中々身に着くまでに時間がかかります。京都ホテル観光ブライダル専門学校では『接客英会話』を学べる授業があります。接客英会話の授業を通じて、実際にホテルで使う英語を身につけることができます。

京都ホテル観光ブライダル専門学校ではTOEICや英語検定の対策授業もあるので、様々な形で英語を学ぶことができます。接客英会話の授業を学ぶことで英語を楽しく学ぶことができます。英語と聞くと身構えてしまう人も、楽しく学ぶことで自分のものにすることができます。

専門分野の仕事について

ホテルの仕事は様々な仕事がありますが、接客の仕事を大きく分けると2種類に分けることができます。

ホテルの仕事は

  • ・フロント・ロビースタッフ
  • ・料飲サービススタッフ

に分かれます。

フロント・ロビースタッフ

フロント・ロビーのスタッフは『フロントスタッフ』、『ベルスタッフ』、『ドアスタッフ』が主な仕事内容となります。そのため必要な資格は接客に関する資格がメインになります。この倍あは、サービス接遇実務検定と、マナー・プロトコール検定合格を目指した勉強をするのが、良いかもしれません。資格以外には、フロントスタッフであれば、チェックインやチェックアウトの対応をするので、会計に関する資格を持っておくのも良いでしょう。またフロントスタッフはお客様と必ずコミュニケーションを取る仕事です。外国人観光客ともコミュニケーションを取るので観光英語など英語に関する勉強も必要です。

料飲サービススタッフ

料飲サービスは『レストランスタッフ』、『バンケットスタッフ』、『ソムリエ』、『バーテンダー』が主な仕事内容となります。レストランスタッフとバンケットスタッフは『レストランサービス技能検定』の合格を目指した勉強をするのが良いでしょう。

ホテルに関する資格はどう活かせるの?

ホテルに関する資格をたくさんご紹介してきました。それらの資格をとった先には一体どのような良いことがあるのか、資格がどのように活かせるのかご紹介していきます。

就職に活かせる

資格を取っておけば、就職をする際に自分がどれだけの知識と能力を持っているかを証明することができます。就職は筆記試験があったとしても、ほとんどは面接で決まります。面接だけでは自分に能力があっても中々アピールすることは難しいです。しかし検定合格の証明や資格を取っていれば、ひと目であなたのできることを企業にアピールすることができます。

即戦力として働ける

資格があるということはすでに、基礎的な能力が備わっているということです。そのため、本来であれば研修を重ねて、その間に適正を見て企業側があなたに合った仕事を選ぶという形で、配属が決まりますから、自分の希望が通らないこともあります。しかし資格を持っていれば、すでに能力が備わっていると見なされ、あなたの希望の仕事をすぐに始めることができるかもしれません。

企業は即戦力となる人材を求めているものです。これは新卒もそうですが、仮にあなたが他の企業に転職を考えた時にも、一定以上の資格を取得していれば、あなたがホテルの中でも違う職種に就きたい時にも、きっと役立つのではないでしょうか。

自分の「好き」を仕事にできる

資格を持っていれば即戦力となるとお伝えしたように、職業を選んで就職先を探すことができます。一般的な就職は、企業へ就職することが多いので、職種を選んでの就職ができない場合があります。そのため希望の仕事に就くまで、遠回りをすることもあります。

やはり自分のやりたい仕事、「好き」と思える仕事に、一日でも早く就きたいですよね。就職してすぐ、自分がやりたい仕事を任されるようになれば、モチベーションも上がり、楽しく仕事をすることができるのではないでしょうか。

京都ホテル観光ブライダル専門学校でホテルに関する知識と実力が、驚くほど身に着きます。夢の実現が早いかもしません。京都ホテル観光ブライダル専門学校で、あなたの夢を叶えましょう。

参考記事

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