みなさんはジュエリーコーディネーター検定という資格についてご存知ですか?
日常的なファッションだけではなく、ブライダルの場には花嫁を彩るアイテムとして、ジュエリーは欠かせません。ジュエリーは、多くの種類に意味や相性などがあるため、専門的な知識が求められます。
今回はそんなジュエリーに関わり、さまざまなシチュエーションで活躍できる、ジュエリーコーディネーターとその資格についてご紹介します。
ジュエリーコーディネーター検定が、いったいどのような職業に活かせる検定で、どのような内容の検定なのかなどについて、くわしいところまで理解できるはずです。
ジュエリーコーディネーター検定に合格するためには、ジュエリーの歴史やジュエリーの種類、ジュエリーについての基礎的な知識が求められます。
また、ジュエリー市場などの産業についても問われるので、ジュエリーに関するさまざまな詳しい知識が必要になります。
この検定に合格することができれば、ジュエリーのプロとしての証明になります。ジュエリーコーディネーターとして働きたいと思うのであれば、検定合格の証明書を取得しておくことをおすすめします。
ジュエリーを直接扱う仕事でなくても、ブライダル業界での仕事をするのであれば、役立つ場面は多くあります。例えばウエディングプランナーの場合、お客様と打ち合わせをする際にジュエリーに関してのアドバイスができれば、本当に新郎新婦が選びたいものを一緒に考えることができます。
ジュエリーのプロとして「ジュエリーコーディネーター」という仕事があります。
ジュエリーについて豊富な知識を持ち、お客様のご要望に応えながらエンゲージリングやマリッジリングなどブライダルジュエリーのコーディネートをする仕事です。
そもそも、ジュエリーと一言で言っても多くの種類があります。
ジュエリーを大きく分類すると
これらのものがあります。
そして、カラーストーンにはたくさんの種類の石があります。ルビーやサファイヤなどの色の付いた石、とすると分かりやすいでしょうか。宝石には、どのような種類があるのか、またそれぞれの扱い方についても知っておく必要があります。
また、宝石にも分類があり、それぞれの性質も違います。天然石の処理や合成の方法、カッティングスタイルなど、宝石の持つ特性と取り扱い方を勉強することで、宝石に対する知識を深め、それを使ったジュエリーについてもたくさんのことを学ぶ必要があります。
例えば、日本人女性の冠婚葬祭には欠かせない「真珠」。これについても真珠がどのようにできるのか、真珠の養殖工程や採取工程、手入れの方法などについても学んでいきます。
ジュエリーコーディネーター検定に合格すれば、ジュエリーの扱い方や種類について説明できるようになります。
さらには、ジュエリーについてお客様に適切なアドバイスができるようになり、ジュエリーを販売するために必要な知識も習得できます。
京観校では『ジュエリーコーディネーター検定特講』の授業で、実際の宝石を見て手で触りながら学んでいくことができます。種類がたくさんあってわからないことでも、実物を見ながら勉強をすることで一つひとつの知識を深めることができます。
女性の美しさを引き立てるために欠かせない、美しいジュエリー。
先ほども解説したように、ジュエリーには多くの種類があり、それぞれに長い歴史や意味があります。カッティング一つとっても与える印象はガラリと変わりますよね。
そのためジュエリーを販売する専門家、ブライダルの場で新婦さんにコーディネートする専門家には、豊富な商品知識と専門知識をもとにしたアドバイスが求められます。そしてそれを証明する資格がジュエリーコーディネーターです。
ジュエリーの販売、コーディネートだけではなく、製造の現場から卸売りまで、あらゆる職種で役立つ資格だといえます。
3級に求められるのは、ジュエリーに関する歴史から素材など、全般的な基礎知識を持っていること、そして販売できるスキルです。ジュエリーコーディネーターとしてのスタートは、まず3級を取得することから始まります。
3級の試験は年に2回あり、受験資格は不問です。
2級に求められるのは、ジュエリーの歴史から市場の状況だけでなく、宝石全般のあらゆる知識、そして販売に関する技術が求められます。またジュエリーに付随するファッションやコーディネートの基礎知識を持ち、お客様に提案できるスキルも必要。
さらに在庫などの生産管理に関わる点など、店舗運営のサポート能力についても問われます。
2級の試験は年に一度で、受験資格は3級を取得済みの方です。
1級に求められるのは、ジュエリー全般に関わる高度な専門知識や接客技術などです。自分自身がジュエリーを販売・コーディネートするだけではなく、人材の育成から店舗の運営ができるスキル。つまりジュエリーのプロの中のプロとしての技能を問われます。
1級の試験は年に一度で、受験資格は2級を取得済みの方です。
ジュエリーコーディネーターの資格は、登録後にずっと保持できる資格ではなく、3年に一度の更新が必要な資格です。
期限が来る前に郵送にて通知され、所定の手続きを行い登録料が必要なので、うっかり更新を忘れないようにしたいですよね。
ジュエリーに関わるプロとしての証明となりますから、企業によっては登録料が企業負担の場合もあります。
資格を持っているかいないかで、お客様からの信頼も変わるはずです。
ジュエリーはブライダルに関るうえで、欠かすことができません。婚約時に身につけるエンゲージリングや、結婚式の指輪の交換でマリッジリングは、結婚する二人にとって本当に大切なものです。このようなブライダルジュエリーを扱い、新郎新婦のご要望にマッチしたジュエリーをご提案していくのも、ジュエリーコーディネーターです。
そうしたなかで、ジュエリーコーディネーター検定に合格していれば、ジュエリーコーディネーターとして、あるいはジュエリーのプロとして活躍することができます。それだけではなく、ジュエリーを直接扱わずともブライダルスタイリストとして衣裳をアドバイスする時にも、ジュエリーと合わせたものをアドバイスすることができます。
ブライダル業界で働くうえでは、直接、ジュエリーをコーディネートする仕事でなくても、ジュエリーのアドバイスができるかどうか、プロとしての資質が問われます。
もちろん、一番大事なのは新郎新婦に喜んでもらうことです。ブライダルスタイリストやジュエリー業界で活躍したいのであれば、この検定に合格しておくことをお勧めします。京都ホテル観光ブライダル専門学校では、ジュエリーコーディネーター検定3級合格のための対策授業があるので、クラスで一丸となって合格を目指せます。
この記事を監修したのは
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京都ホテル観光ブライダル専門学校 ブライダル学科
経歴:京都ロイヤルホテル&スパにて、ウエディングプランナーとして4年半勤務。キャリエールホテル旅行専門学校(現・京都ホテル観光ブライダル専門学校)卒業生。
資格:JHMA認定ホスピタリティ・コーディネータ
担当授業:ブライダル総論、ブライダル職種研究、ブライダルプロジェクト など