ブライダルコーディネーターの仕事について紹介

ブライダルコーディネーターの仕事内容

ブライダルコーディネーターは、新郎新婦を幸せに演出するためのプロデューサー的な役割です。ブライダルに関わる人達と一緒に一つのウエディングを作り上げていくのが、この仕事の楽しいところです。

新郎新婦の要望に応えて式をコーディネートするため、まずブライダルコーディネーターは新郎新婦のカウンセリングを行います。そこで聞いたご要望に対してウエディングスタイルの提案から式の内容・会場を案内していきます。新郎新婦がどんなことを求めているのか、しっかりとご要望に沿ったものにするためにどうすればよいか、ウエディング会場スタッフだけではなく、たくさんの人達とコミュニケーションをとることが大切です。

ブライダルコーディネーターは、ウエディングに携わるたくさんのスタッフと多くのコミュニケーションを取ることが大切です。話すのが好きな人にはピッタリなお仕事です。お客様である新郎新婦から聞いたことを、各スタッフへ正確に伝えて、求めるものを統括して演出していく、ウエディング全体の「まとめ役」でもあります。

ブライダルコーディネーターの勤務時間

ブライダルコーディネーターの職場には、式場ホテルやブライダルプロデュース会社などがあります。どんな企業へ就職するかでも変わりますが、ホテルなどの場合はシフト制であることが多いです。休日は月に8日ほどありますが、結婚式をプロデュースする仕事なので平日にお休みをもらうことになります。

ブライダルコーディネーターの魅力・やりがい

ブライダルコーディネーターの魅力とやりがいは、やはり新郎新婦さんに喜んでもらえることです。人生で忘れられないイベントとなる結婚式を、新郎新婦さんやたくさんのスタッフと企画して成功させることが、ブライダルコーディネーターならではの魅力とやりがいです。人生の中でもとても大事なイベントである、結婚式のお手伝いをできるブライダルコーディネーターは、すごく素敵な仕事ですよね。

ブライダルコーディネーターの苦労や大変なこと

ブライダルコーディネーターが苦労を感じるところや、大変なところは、結婚式が集中しやすい春と秋の繁忙期の忙しさが挙げられます。短期間でたくさんのカップルが結婚式を挙げるため、同時にたくさんのお客様のコーディネートを担当するため大変に感じることもあります。もちろん忙しいからといって、お客様の一生に一度のイベントで手を抜くことはできないので全ての式に全身全力です。式の数だけ、感動の数も増えるということでもありますね。

ブライダルコーディネーターの将来性

以前の結婚式は、一律で進行や内容も決まっていたようですが、現在の式はお客様の要望や希望を取り入れたオーダーメイド式です。そのためブライダルコーディネーターの活躍の場は増えていて、もっともっと多様化する結婚式のあり方に対応するため、将来性はとても高いのではないでしょうか。少子高齢化から、式を挙げるカップルの数が減っているからとはいえ、コーディネートの需要は以前よりも高まっています。

ブライダルコーディネーターは男性でもなれる?

「ブライダルコーディネーター」と聞くと、一般的にはどうしても女性が担当するイメージがありますが、男性のブライダルコーディネーターは増えていて、結婚式の場で活躍する方はたくさんいらっしゃいます。もちろん花嫁さんが中心となりやすい結婚式ですから、女性の方が接しやすいという面はありますが、男性ならではの提案力などは強い武器となるはずです。ブライダルの場では、じつは物を運んだりと力仕事も一定数あるので、そこでも男性が活躍しやすい場があります。

ブライダルコーディネータになるための勉強

ブライダルコーディネーターになるためには、幅広いブライダルの知識が必要になります。それぞれのスタッフと連携を取るため各部門への理解も必要です。

専門学校での授業

京都ホテル観光ブライダル専門学校では、ブライダルの準備の流れや、お客様と初めて会ったときの対応の仕方など、実際にコーディネーターが行うことを学びます。これを勉強して検定試験に受験し合格を目指します。

  • ・ウエディングプランナー演習
  • ・セレモニープロデュース
  • ・披露宴プロデュース

例えばウエディングプランナー演習では、ウエディング当日に向けた、打ち合わせのスケジュールの立て方を学び、実演形式でやっていきます。実演形式のため覚えやすく実技試験もあります。最初はやることいっぱいで大変かも知れませんが、学校で学ぶうちにだんだんとできるようになります。

セレモニープロデュースでは、実際にクラスメイトとグループを作って、「式次第を作る」ことを学びます。それをプレゼンテーションしたりディスカッションしたりするから、本番もこんな風に新郎新婦さんは考えるのかな?とか、どう対応してあげるのがいいのかな?なんてその時のことを想像しながらできるので、真剣だけど楽しく取り組めちゃいます。専門の先生に教えてもらうから、本当の「練習の場」になります。

ブライダルコーディネーターになるために、特にコミュニケーションとプロデュースするための内容を勉強しています。みんなと一緒に学べるってすごく楽しいです。「あなたでよかった、ありがとう」って言われる日を夢見て、新郎新婦さんの気持ちも学びながら、日々勉強しています。