ツアーコンダクターの仕事は、旅行好きだったら「やってみたい」と考える仕事ではないでしょうか?仕事で色んなところへ旅行に行けるツアーコンダクター。
でも、実際どんな仕事をする人なのか?
ツアーコンダクターになるためにはどうすればいいのか?
などをまとめてみました。
ツアーコンダクターになりたい!そんな夢をかなえるため、京都ホテル観光ブライダル専門学校の旅行学科で勉強している、1年生のカナコ(仮名)です。
私は子どもの頃から旅行が大好きで、家族旅行や修学旅行など、とにかく旅行の前の夜は眠れない子でした。兄や姉からは、「遠足前の子どもみたい」といわれていました。
高校受験で夜遅くまで起きていた時に、夜中に放送されていた「世界中を旅する番組」を見て、世界中を旅することを仕事にしてみたい、と思うようになりました。
だからまずは、国内でツアーコンダクターとしての経験を積んで、いずれは国内外の世界遺産を巡るツアーの添乗ができたらいいなと思っています。これは、私の壮大な夢です(笑)
京都ホテル観光ブライダル専門学校ではの旅行学科では、ツアーコンダクターとしての勉強をするために、実際にバスで日帰りツアーにでかけたり、JRを使ったツアーの研修をするなど、ツアーコンダクターとして必要なスキルを実践的に学べます。このような研修に行ける日を楽しみにしながら、旅行についての基礎的なことを勉強しています。
ツアーコンダクターを分かりやすくいうと、添乗員さんです。修学旅行や社員旅行、ツアーでの旅行や団体での旅行をする時に、その団体に同行する人です。ただ一緒に乗っているだけではなく、旅行の間、お客様のサポートやお世話をします。例えば
という仕事があります。現地のガイドをする時は、教科書のような説明をされても面白くありませんので、ちょっとした豆知識や、ツアーに参加しているお客様に関係するような話を盛り込むこともあります。
さらに、旅行時に起きるトラブルに対応するのも、ツアーコンダクターの仕事です。まずはお客様の安全を守るため、トラブルをいかに的確に対処できるか、これによってお客様がその旅行を楽しめるかどうかが決まります。ツアーコンダクターは旅行の進行役でありながらサポートをし、お客様が安全に、旅行を心から楽しめるよう色々な配慮をします。
ツアーコンダクターでその旅行が楽しくなるかどうかが決まる、といっても過言ではないくらい、旅行の結果を左右する仕事です。常にお客様が楽しめるよう、今この瞬間はどんな対応をするのがいいのか?今何が喜ばれるかを考えて実現する、おもてなしの心が大切になる仕事です。
ツアーコンダクターの中でも、海外旅行を担当するときには英語力が必要とされるケースがあります。どの国に行っても、英語なら最低限のコミュニケーションは取れるもの。そのため、海外旅行の担当を希望される方は、日常英会話程度はできるといいですね。
逆に、国内旅行担当であれば、それほど英語力が必要とされることは少ないですね。
また英語に加えて、比較的身近な旅行先である隣国への旅行のために、韓国語や中国語ができると、活躍できる場は広がります。
京観校では、英語以外にも、韓国語や中国が学べるから安心。希望者は別途語学プログラムも受講できるんですよ。
ツアーコンダクターの仕事に就く一番の魅力は、世界中のさまざまな場所が仕事場となること。
それにお客様との出会いだでなく、海外でたくさんの人と出会えることも大きな魅力です。
何度も同じ場所を訪れて、現地に知り合いができるなんてことは、ツアーコンダクターならではの醍醐味なのではないでしょうか。
それにたとえ仕事とはいえ、世界中の知らない景色を見られるのは、旅行好きな人なら本当に心が躍るような体験だと思います。
そして旅行を通してお客様の喜ぶ顔が見られたり、楽しい旅行に対してありがとうの言葉を聞ける時にやりがいも感じられるはず。
決して楽な仕事ではありませんが、お客様が心から楽しんでいる姿を見られれば、ツアーコンダクター冥利に尽きます。
ツアーコンダクターの仕事はきつい仕事の部類に入ると思います。
なぜなら長距離を移動し続けたり、お客様の補助をしたりと体力的なきつさもありながら、旅行中のトラブル対応なども必要だからです。
素直で注意事項などを聞いてくれるお客様ばかりならよいのですが、中にはとても気難しい方やわがままなお客様も必ずいます。
無碍にするわけにもいきませんし、かといって言うことばかりを聞いていると、旅行がスケジュール通りに進まなくなることも
そうしたお客様を相手にしながら最大限に気を遣いながらも、旅行中で発生したトラブルなどで、現地の方とコミュニケーションを取る必要があるなど大変なことばかり。
もちろんその分やりがいはあるとはいえ、体力勝負の仕事だともいえます。
ツアーコンダクターになる進路としては、一般的には専門学校・短大・大学を経由して就職します。
中には高卒から直接ツアーコンダクターになる方もいますが、ごく稀な例なので、できるなら一度進学して勉強したあとに就職した方がいいと思います。
とくに旅行学科のある専門学校がおすすめで、ツアーコンダクターを専攻すると、働きはじめて必要になる知識を学校で時間をかけてしっかりと学べるのが魅力です。
ほかにもツアーコンダクターに求められる技術だけでなく、資格を最短で取得することもできます。
これから「自分の夢のためにツアーコンダクターを目指したい!」という方は、ぜひ専門学校への進学を検討してみてくださいね。
たとえば京都ホテル観光ブライダル専門学校の旅行学科なら、ツアーコンダクターの学習や資格取得ができるので、最短でプロを目指せますよ。
ツアーコンダクターになるには「旅程管理主任者」という資格が必要になります。この資格を持っていることで添乗員として旅行に同行することができます。
国内での添乗には「国内旅程管理主任者」、海外でも活躍したい人は「総合旅程管理主任者」の資格が必要です。この2つの資格はどちらも実務経験が必要です。勉強したら取れるという資格ではないんですよね。
一般的に資格をとるには「国内旅程管理研修」を2日間受講した後に、さらに添乗実務経験を積むことで、晴れて資格を得ることができます。
添乗実務経験は就職してから実際に積むこともできますが、京観校では資格を取るためのカリキュラムが組まれているので、学校内での授業や基礎研修、指定企業での実務研修を受け、資格を取得することができます。
資格を持っておけば、就職する時も有利なんですよ。
私もこの資格をとってツアーコンダクターになりたいから、京観校の旅行学科を選びました。京観校では、カリキュラムの中に組み込まれているので、安心ですよ。
資格を持って旅行会社や、ツアーコンダクター専門の派遣会社や、旅行代理店に就職することで、晴れてツアーコンダクターになることができます。
旅程管理主任者とは、添乗するにあたり、必要不可欠な資格と言えます。ツアーに同行する添乗員は、必ず1人は、この資格を持っていなければなりません。
一般的な国家検定などとは違って、研修などを受けたうえで、実務経験がなければ取得ができません。
ツアーコンダクターを目指すなら、まずは旅程管理主任者の資格を取得することをおすすめします。
添乗員能力資格認定試験は、添乗員として身に付けた知識や技能を客観的に評価する試験のことです。
2級以上になると、実務経験が必要ですから、基本的には旅程管理主任者を取得し、現場での実務経験を積んだあとで取得する試験だと考えてください。