職種による違いとは?鉄道業界の仕事について考える

倒産などの心配もなく、給与の安定や充実した福利厚生などから、とても人気の業界の鉄道業界です。

一般的には運転士や車掌、駅員などの仕事が知られていますが、あれだけ複雑なシステムを運行しているわけですから、とてもたくさんの人が関わりあって成り立ちます。

また一つの駅の中で働く人たちの役割を想像するとわかりますが、想像以上に職種が細かく分かれており、職務も多岐に渡るものです。

この記事では、だれもが日常的に利用している鉄道の業界で、どのような職種に分かれ、どんな仕事を担当しているのかについて、かんたんではありますが解説をします。

鉄道業界への就職を考えている人は、この記事で自分がやってみたい仕事について把握するのがおすすめです。

鉄道業界の仕事は大きく分けて3種類

鉄道業界での仕事は多岐に渡りますが、大きく分けるとつぎの3つの職種に絞られます。

  1. 現業職
  2. 技術職
  3. 総合職

それぞれの職種で、社内での役割がまったく異なるため、自分が目指す仕事がどの職種に当てはまるのかを把握しましょう。

鉄道業界の仕事①現業職

ひとつめがみんなが利用する駅で見かける駅員さんである「現業職」です。現業職は「プロフェッショナル採用」とも呼ばれ、運転士や車掌、駅員など、現場での仕事を担います。

憧れの運転士や車掌を目指すなら現業職

鉄道業界の仕事で、最も身近で憧れの対象となるのは運転士さんなのではないでしょうか。もしあなたが運転士の仕事を目指すのであれば、現業職での採用を目指しましょう。

ただし運転士の仕事は、現業職の中でも上位の仕事。駅員としての仕事をがんばり、およそ2年以上の実務経験を経たあとに各種試験に合格しなければなりません。この試験をクリアして、ようやく乗務員としての仕事に携われるようになります。その後は乗務員、車掌と経験を積みながら、最終的に運転士としての業務を担うことになるのです。

現業職に就くための進路

現業職に就くための進路としては、主に専門学校を卒業後となります。基本的に高卒でも入社は可能ですが、できることなら専門的な広い知識を学び、資格を取得しておくためにも専門学校へ進学しておきたいものです。

鉄道業界の仕事②技術職

鉄道会社の中でも、車輌や施設の維持を担うのが技術職の仕事です。華形である運転士ではなく、こうした裏方で鉄道会社を支える技術職も非常に人気だと言えます。車輌の保守・点検だけではなく、レールの保守管理などその職務範囲は多岐に渡り、時には深夜の勤務になることもあるでしょう。しかしそれだけやりがいのある職種であるとも言えます。

技術職に就くための進路

技術職に就くためには、専門知識が求められるため、電気や機械、土木などを専門に学んでおく必要がある場合が多いですが
専門学校から技術職に採用され、入社後研修で基礎的な知識を身につけるという場合もあります。

目指した鉄道会社の募集要項を、できるだけ早く調べておく必要があるかもしれません。

鉄道業界の仕事③総合職

鉄道会社の中でも、現場ではなく本社での勤務を目指すのであれば、総合職での採用を目指します。

もちろん業務を理解するために、現場でのさまざまな実務を経験しますが、最終的には本社で勤務をするケースが多く、会社の経営、運営に携わることが多いです。

採用枠もとても狭いことから、かなりの競争を勝ち抜き内定を掴み取らなければなりません。

総合職に就くための進路

総合職に就くためには、大卒や大学院卒 でなければならず、有名大学ほど有利になる傾向があるそうです。

そのため総合職を目指すのであれば、大学受験の段階から対策をしておかなければ間に合わないでしょう。

鉄道業界でどんな仕事をしたいかで進路は変わる

ここまででご紹介した通り、鉄道業界の仕事は多岐に渡ります。進路を選択するにあたり、自分自身だ鉄道会社でどのような仕事をしたいか、将来はどうなりたいか、という見通しを立てておくことが重要です。

最も人気の現業職で活躍を目指すのであれば、短期間で専門知識を身につけられ、数多くの資格の取得ができる専門学校がオススメ。

たとえば京観校であれば、国内随一の旅行地である、京都の街でたくさんのことを学べるはずです。

「鉄道会社で仕事をしたい」という気持ちを叶えるためにも、あなたも京観校で学んでみませんか?


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