ホテルの専門学校では、何が学べるの?

ホテルの専門学校で学べることは何でしょうか。

コースの内容や、実際に専門学校で学べる内容について詳しくご紹介していきます。

京都ホテル観光ブライダル専門学校のホテル学科には2つのコースがあり、自分の夢に向かってさまざまなことが学べるのがいいところです。

ホテルの専門学校を出ると一体どのように活躍できるのか?卒業後についてもご紹介していきます。

ホテル専門学校 どんなコースがあるの?

ホテルの専門学校では、基本的にはホテルの業務について学べるところが多いようです。

しかし京都ホテル観光ブライダル専門学校では、ホテルだけではなく他にも学科があります。

どんなことが学べるのか、コースと共にご説明します。

 

学科は大きく3つ

京都ホテル観光ブライダル専門学校では、大きく分けて3つの学科があります。

  • ホテル学科
  • ブライダル学科
  • 旅行学科

の3つです。

 

ホテルだけではなく、ブライダルも同じ学校で学べるのは、京都で「京都ホテル観光ブライダル専門学校」だけです。

京都ホテル観光ブライダル専門学校の良いところは、ホテル学科で学んでいても「ホテル以外の違うことにも興味が出てきた」と思った時に、別の学科に移ることができます。

京都ホテル観光ブライダル専門学校では、1年生の前期に ホテル業務の基礎知識や働く際に必要となるマナーや立ち居振る舞いを学びます。後期に 興味のある方向に進むためのコース選択があります。

その際にコースだけではなく、ホテル学科であればブライダル学科に転科することもできます。

 

通常であれば、ウエディングで働きたい!と思ったら、ホテルの専門学校を辞めてブライダルの専門学校への入学も考えなければなりません。

しかし京都ホテル観光ブライダル専門学校では、同じ学校に通ったまま転科することができます。

だからこそ、「自分の好き」や「やりたい」を、しっかりと学ぶことができるのです。

 

それぞれでもコースが分かれている

さらに京都ホテル観光ブライダル専門学校では、2つの学科それぞれにコースがあります。

ホテル学科は、

  • 宿泊・料飲コース
  • 上級ホテルコース【語学専攻】

の2つのコースに分かれています。

 

宿泊・料飲コースは、「フロントクラーク」や「ドアパーソン」「ベルパーソン」「バーテンダー」「ソムリエ」「レストランマネージャー」などを目指している人が学ぶコースです。

そのため、このコースでは、ホテルの知識全般はもちろんのこと、接客の仕方やフロント業務につくための仕事内容などを、実習を通じて学ぶことができます。さらにホテルの中でもレストランやバーに特化した内容まで学べます。

 

上級ホテルコース【語学専攻】は、「コンシェルジュ」や「エグゼクティブフロアアテンダント」、「ゲストリレーションズ」などの仕事を目指している人が学ぶコースです。

語学を活かせる仕事内容となっており、実際このコースでは語学の授業もあります。海外でも活躍したい!ワンランク上のサービスをお客さんに届けたい!ホテルのプロフェッショナルとして働きたい!という人におすすめのコースです。

 

ブライダル学科では、

  • プランナー・スタイリストコース
  • 上級ブライダルコース

に分かれています。

 

また、旅行学科では、ポストコロナ・ウィズコロナを見据えたカリキュラム構成になっており、幅広く旅行・観光について学ぶことが可能です。

 

ホテルの専門学校、なにを学べるの?

ホテルの専門学校では、ホテルで働くために必要な基礎的な知識から学びをスタートします。

その上で、上質なサービスを提供するための接客・接遇を学んだりと、ホテルで働く上で必要なことを学べるようになっています。

それでは詳しくご紹介していきます。

 

仕事に必要な知識

ホテルの仕事に就くための基礎知識から、ホテルに関するそれぞれの仕事に必要な専門知識が学べます。

特に1年前期ではホテルで働く際に知っておくべきことや、ホテル業界についてのことなど基礎を学びます。

「サービスマナー」のようにホテルの仕事をする上では欠かせないことや、ブライダルについても勉強します。

ホテルでウエディングを挙げる人も多いので、ホテルの業務に携わっていてもウエディングに携わることがあるからです。

そのためブライダルの総合的な考え方を学んでおくことで、ホテルの仕事についてからもウエディングの対応ができるようになります。

また、ホテル学科で分かれている3つのコースを選ぶきっかけとなる、

  • 宿泊実務
  • レストランサービス演習
  • 接客英会話

についても学ぶことができます。

コースを選んでからは、自分の目指す仕事に必要な専門知識を、集中的に学ぶことができます。

 

例えば「宿泊・料飲コース」であれば、フロントでの会計に関する知識や、実際のフロントの仕事の流れを学ぶことができます。他にも客室業務についても理解を深めたりと、実際のホテルの研修で行うような内容が学べます。

また、レストランサービスやバーテンダーに必要なお酒の知識から所作についても学ぶことができます。ソムリエになりたい人のためには、ワインの知識から、実際にソムリエが行っている仕事の内容について、実習形式で学びます。

上級ホテルコース」では、コンシェルジュとして働くための知識をで学ぶことができます。このコースでは海外留学もしくは首都圏でのインターンシップが必須科目となっていて、和作法やプロトコール(国際儀礼)についても学ぶことができます。

 

京都ホテル観光ブライダル専門学校の特徴

また、京都ホテル観光ブライダル専門学校では、学生がサービスを提供する「キャリエールレストラン」を営業しています。

提供する料理は、ラ・キャリエール クッキングスクールの講師が手がける西洋料理と本格的です。

レストランで実際にサービスを提供することで、豊富な知識と実践的な技術を身に着けることが可能です。

また、知識や技術だけではなく、お客様に対する「おもてなし」の表現方法や意識の持ち方も学べます。

 

お客様をお迎えする接客マナー

ホテル業務をする上で欠かせないのが「接客マナー」です。

どれだけ業務を円滑に行うことができても、接客マナーができていなかったらサービスを提供することはできません。

京都ホテル観光ブライダル専門学校には「マナー・プロトコール検定」をとるための対策授業があり、ホテルサービスを行う上での接客マナーを習得することができます。

京都ホテル観光ブライダル専門学校では、1年生で全員参加のインターンシップを実施し、実際にホテルの業務を経験することができるので、ホテルで働くプロスタッフたちの「働く姿」を実際に目で見て学ぶことができます。

さらにプロの方々に教えてもらいながら業務を行うので、接客マナーや振る舞い方を身につけることができます。

知識だけでは「接客マナー」はなかなか身につけられませんが、京都ホテル観光ブライダル専門学校では実習形式で行い、インターンシップも活用できるので、自分のスキルとして習得しやすくなります。

 

常にプロであるための心構え

ホテルの仕事は接客業の中でも、「質の高いサービス」が求められます。

実際にホテルで働き始めたら、どこの仕事を担当しても一つひとつの行動がホテルのイメージそのものを作っているという意識が大切です。

質の高いサービスを提供するプロとして、お客様を「おもてなし」する心が大切です。

京都ホテル観光ブライダル専門学校のホテル学科では、1年生の段階で「サービス接遇検定」をとるための対策授業を行っています。(2019年度時点)

「サービス接遇検定」とは接客業には欠かせないサービス精神を身につけるための試験です。

この資格試験に合格することができれば、接客のプロとして恥ずかしくない状態でホテル業務へと歩みだすことができます。

この資格試験の勉強をすることで、サービスを提供する上で必要な基本的な考え方や、サービスの意味、相手に与える印象など理解することができます。

そして接遇マナーを身につけるために実際の場面でどのような振る舞い、対応をすればいいのか、さまざまな場面から学ぶことになるので、イメージがつきやすくなります。

顧客心理を学んだり、ホテルで求められるコミュニケーション力に対応するために「高度な話し方」を学んだりと、この試験の対策をするだけでプロとしての心構えや、サービス、接遇マナーを、ある程度は身につけることができます。

またこの試験は実技形式で行われるため、知識など頭の中で理解するだけではなく、実践力も問われることなります。

この試験に合格することができれば、言葉遣いや適切な応対方法、サービス精神、ホスピタリティーの精神が身についていると判断されます。

プロとして大切な心構えが身についていることの証明にもなります。

ホテルの接客のプロとして大切なのは、お客様の要望に応えることです。

決して「無理」と言わずに、いかに「YES」に変えられるか、常にどうすれば応えられるかを考えることもホテルスタッフとしては大切な心構えです。

普段の振る舞いやマナーなどの応対の仕方はもちろんのこと、対応力も求められるのがプロとしての仕事です。

 

ホテルの専門学校を出ると、何ができるの?

ホテルの専門学校を出ると、ホテルスタッフとして働くことができます。

ただホテルのスタッフといっても色んな仕事があります。それぞれどんな仕事があり、どのように活躍できるのかを見ていきましょう。

 

さまざまな働き方

ホテルの仕事といっても色んな仕事があります。それにより働き方は大きく変わってきます。

京都ホテル観光ブライダル専門学校でもコースが分かれているように、そのコースごとに働く内容も変わってきます。

そして同じコースの中でも色んな仕事があり、「ホテルに就職して働く」と一言でいっても、働き方はさまざまです。

 

「宿泊・料飲コース」を出ると、

  • フロントクラーク
  • ドアパーソン
  • ベルパーソン
  • リザベーションクラーク
  • ハウスキーパー
  • クローク
  • バーテンダー
  • レストランサービススタッフ
  • バンケットスタッフ
  • ラウンジサービス
  • ソムリエ

として活躍する力が身につきます。

 

フロントクラークは、ホテルの顔となり、フロントでお客様を迎える仕事です。

チェックイン・チェックアウトを行い、会計の業務を行います。接客として一番大切な役目です。ホテルの仕事といえば一番フロント業務がイメージがつきやすいのではないでしょうか?

ドアパーソンは、ホテルに来たお客様をお出迎えする仕事です。

フロントもそうですが、ドアパーソンの対応がホテルのイメージを決めます。それくらい大切な役です。

働き方としては車に乗ってくるお客様のドアを開けてお出迎えし、そのままホテルのドアを開けてフロントまでご案内します。仕事内容だけ聞くと簡単なようにも思えますが、一番の顔であるからこそ見られている意識が必要になります。

ベルパーソンは、フロントでチェックインしたお客様の荷物を運びながら、お部屋までお客様を案内するのが仕事です。お客様をスムーズに誘導できるようにするために、常に周りに気を配ることが大切です。

ただ案内をするだけではなく、部屋に入るまでにお客さんとコミュニケーションをとることも大切です。

リザベーションクラークは、宿泊の予約を受付けるのが仕事です。

ホテルでは予約が一気に来ることもあり、受けた予約をしっかりと管理することが重要です。

ダブルブッキングとならないように、しっかりと管理しフロントへと伝えるのが仕事です。

ハウスキーパーは、お客様にお部屋を快適に使ってもらうために準備をする仕事です。

どんなに忙しい時でも、念入りに確認をして綺麗に保つことがホテルの印象に繋がります。いつでも綺麗な状態で使いたいのがお客様の望むことです。

そこを叶える大役がハウスキーパーが担うものです。

クロークは、お客様の荷物を預る仕事です。

宿泊するお客様から、ホテルのレストランを楽しみに来た人など、さまざまなお客様への対応をします。

手荷物を預かり管理するのはとても重要な仕事です。お客様に鍵をお渡し、厳重に管理しておかなければホテルの信用に関わります。

バーテンダーとしてホテルの中にあるバーカウンターの中で働くことができます。

カクテルなどのお酒を作ることはもちろん、お客様と会話をしたり、お客様の心を癒やすのもバーテンダーの仕事です。ホテルだけではなく、街中にあるバーでも働くことができます。

ソムリエはワインのプロです。

お料理にあわせたワインをお客様の好みをふまえて提案するのが、ソムリエの仕事です。ソムリエになればホテルやレストランなど、ワインを取り扱うお店で働くことができます。

レストランサービスは、レストランでお客様にドリンクや料理をご提供する仕事です。

ホテル内のレストランや、街の中にあるレストランで活躍することができます。

料理やドリンクごとのサービス内容ができるようになるので、接客やサービス提供のスキルも身につきます。

バンケットスタッフは、ホテルやレストランで披露宴や二次会などのパーティーを行う際に、お客様にドリンクや料理を運ぶスタッフです。

基本的に大人数を相手にし、そして披露宴などではお客様の邪魔にならないよう、配慮が必要です。

また料理の順番や時間など、提供に際しチームワークが必要になる仕事です。

ラウンジサービスは、ホテルのラウンジでくつろぐお客様におもてなしをするのが仕事です。

お客様がくつろげるよう配慮をしたり、ラウンジにコーヒー提供などがあればサービス提供を行います。

 

「上級ホテルコース」を出ると、最高級のホテルサービスが提供できるポジションとして活躍する力が身につきます。

働き方としては、

  • コンシェルジュ
  • エグゼクティブフロアアテンダント
  • ゲストリレーションズ
  • バトラー

があります。

コンシェルジュはホテル内の相談役です。

観光案内や、チケットの予約、レンタカーや車の手配もお客様の代わりに行います。

コンシェルジュはお客様から「サプライズパーティーをしたい」などと突然の要望にも応えるのが仕事です。

エグゼクティブフロアアテンダントは、通常よりも高級な客室に泊まっているお客様のお世話をします。

専属のアテンダントとして、何かあればすぐに対応する役目があります。

高級な客室に泊まっているからこそ、サービスも高品質なものを届けられるように配慮をすることが大切です。

ゲストリレーションズは、宿泊しているお客様の秘書のように動きます。

働く内容はコンシェルジュと似ているところもあり、お客様の代わりに手配を行うなど、さまざまなサポートを行います。

ゲストリレーションズはフロントやロビーで働くため、フロント業務を手伝ったり幅広く活躍します。

バトラーは、ホテルの執事のような役回りです。お迎えから滞在中の身の回りのお世話を担当します。

お客様のためになんでもこなすのがバトラーの仕事です。

このように京都ホテル観光ブライダル専門学校のホテル学科を卒業すれば、色んな職種で活躍することができます。

 

さまざまな働く場所

ホテルの専門学校を出た後、活躍できる場所は

  • ホテル
  • 旅館
  • レストラン
  • バー

と大きくこの4つに分かれます。

 

ホテルや旅館では、フロントや施設の中にあるレストランで働けたり、宴会場で働く人などさまざまです。

ハウスキーパーのように客室を担当する人やラウンジなどで働く人もいます。

ホテル以外のレストランで働くこともできます。

バンケットスタッフのように大人数のパーティーのときのみ、働く人もいれば、レストランに就職して働くこともできます。

レストランのスタッフとしての接客能力が身についていれば、色々なところで自分のスキルを試すことができます。

特にホテルのレストランでの接客を学んでいれば、一番接客力が高いといわれている場所なので、より質の高いサービス力が身についています。

バーはホテルの中にあるバーカウンターから、街中にあるバーで働くことができます。

バーテンダーはお酒の知識だけではなく、高いコミュニケーション力も持っています。

 

ホテルの専門学校を出たからといって、ホテルしか活躍できる場所がないことはありません。

高いサービス力・接客力が身につくからこそ、そこを活用して旅館やレストラン、バーでも活躍することができるのです。

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